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2008年11月のアーカイブ

ジェリー・リンvsクラウディオ・キャスタニョーリ/Jerry Lynn vs Claudio Castagnoli

 

2008年10月24日 ROHコネチカット大会

来月、ベロシティ・プロレスリングでジェリー・リンとケニー・オメガという楽しみなカードが組まれたということで、今回はジェリー・リン絡みの試合をレビューしてみたいと思います。とその前に、ジェリー・リンといえばアメプロファンには馴染み深いレスラーですけれどもここで簡単に経歴を紹介します。

88年、地元インディー団体でプロデビューしたジェリー・リンは、95年にWCW(World Championship Wrestling)と契約。ディーン・マレンコや故クリス・ベノワと共にクルーザー級戦線で活躍。同年7月、みちのくプロレスの第1回ふく面ワールドリーグ戦にゴルゴダ・クロスとして参戦。愚乱・浪花に敗れて素顔をさらす。97年からECW(Extreme Championship Wrestling)に参戦。ロブ・ヴァン・ダムを相手に名勝負を量産。2000年にはジャスティン・クレディブルを破り、第30代のECW世界ヘビー級王者に就く。2001年にはWWF(現WWE)へ移籍。同年、クラッシュ・ホーリーを破り、WWFライトヘビー級王者に就く。2002年からTNA(Total Nonstop Action Wrestling)と契約。同年にはAJスタイルズを破りXディヴィジョン王者に就く。TNAのロードマエージェントを兼任。2007年からはフリーとして各インディー団体へ参戦。現在はROHにレギュラー参戦中。45歳現役。

で、ここからレビューです。
長身のクラウディオと並ぶと一段と小さく見えてしまうジェリー・リン。しかし、グッドシェイプされた肉体は全く歳を感じさせない。両者ロックアップから静かに試合が始まる。会場からは「ジェリー!ジェリー!」の大コール。クラウディオがヘッドロックから寝技に持ち込みねちっこい攻めを見せる。両者立ち上がりジェリー・リンがロープに振られると、フライング・ヘッドシザースからウラカンラナと繋げクロウディオを場外へと投げ飛ばす。技の一つ一つが確実でキレイ。客からはヒールのクラウディオに対してものすごい罵声が浴びせられる。

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リングへと戻ったクラウディオはロックアップしようとするが、すんなりジェリーにかわせれる。エルボーで反撃するも、客からは以前としてブーイングの嵐。コーナーに叩きつけられたジェリー・リンはエプロンにエスケープ。立ち上がりざまにクラウディオがヘッドバットを出す。それをまたすんなりかわしたジェリーは、その場ジャンプで足をクラウディオの頭に絡ませ、そのまま場外へと雪崩式に投げ捨てる。

エプロンから助走をつけながら場外のクラウディオめがけて飛びつきウラカンラナ。捨て身の技でも一切躊躇ない動きを見せるジェリー。完璧に試合をコントロールしている。両者リングに戻り、ヨーロピアンエルボーとストンピングで反撃するクラウディオだったが客からまた大ブーイング。明らかにやりにくそう。めげずにヨーロピアンエルボーを連発する。客からのブーイングで攻撃のリズムが取れないのか、技が単調になるクラウディオ。

場外へ降りたクラウディオは、コーナーの鉄柱めがけてジェリーの足を何度も叩きつける。痛めつけたジェリーの左足にストンピングの嵐。続けざまにスピニングトーホールドから足四の字固めへと移行。ファンを煽るようにマットを叩きながら足四の字固めを裏返すジェリー。たまらずクラウディオがロープエスケープ。立ち上がってからクラウディオの得意技ジャイアントスイングでもツーでキックアウト。

コーナーに上ったジェリーめがけてクラウディオが突進していくも寸前でかわされる。最後は一瞬の隙をついてジェリーがスモールパッケージホールドでまるめこんでピン。ぎんぎらぎんにいぶし銀な終わり方だった。ここしかないというタイミングでのスモールパッケージ。一瞬の逆転劇だった。

 

まず、どう見たって45歳の動きではないです。いつも何を食べているのか、グッドシェイプの秘訣、どんな練習をしているのかと、改めて興味がわいてきました。そして、この圧倒的なファンからの人気もうなずける説得力ある技の数々。これからもずーっとROHでレギュラー参戦して欲しいなと心から思った次第。ということで後日、ジェリー・リンのインタビューを掲載する予定です。お楽しみに。

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ベロシティ・プロレスリング情報

 

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ベロシティ・プロレスリング(VPW)とは、フィラデルフィアを拠点としたインディー団体で、先日ROHを退団したゲーブ・サポルスキーらと共にRFビデオ(プロレス専門のビデオ配給会社)を設立して2004年までROHのプロモーターを務めたことでも有名な、あのロブ・ファインスタインがブッカーなのです。そのベロシティ・プロレスリングが、12月20日にフィラデルフィアの旧ECWアリーナで興行をうつとのこと。今のところジェリー・リン対ケニー・オメガという楽しみなカードが発表になっている。そして、怪我でプロレスを半リタイア状態になっていたアメージング・レッドが、今後のVWPに参戦するのではという噂もあるという。ROHにも浅からぬ関係にあるロブ・ファインスタインの団体VWPと、新体制になったROHの行方を対比してみるというのも一つの見方ではあるが、実際の興行内容とは一体どういったものなのか、今後マンハッタンドロップでも注目してみたいと思います。

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ケニー・オメガ インタビュー Vol.2/Kenny Omega Interview Vol.2

 

11月15日のジャージーオールプロに出場するためカナダから渡米してきたケニー・オメガ。試合前に近況など聞いてみました。

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――お久しぶり。ちょっと痩せたみたいですけど。

(オメガ) そう。プロレスでヨーロッパへ行ったりアメリカ西海岸へ行ったりと忙しくしていたら痩せちゃったみたい。

――現在の膝の具合は?

(オメガ) 細かく言えば、HARASHIMA戦で負った怪我は治ってはいるんだけど、怪我をした部分の周りの筋肉や腱にはまだ疲労というか怪我の後遺症みたいなものは残っているんだ。これは完全に休養しないと取れない痛み。

――ということは、いままでどおりプロレスはできるということですね?

(オメガ) 全く問題ない。いつでも日本へ行けるよ。

――では、ROHに参戦してみての印象は?

(オメガ) 各団体にはトップレスラーと言われるレスラーがいるけど、ROHはそのトップレスラーが集まっている場所だと思う。しかも、どインディーとかではなくしっかりとした技術を持った団体のトップレスラー達なんだ。僕はその中でもトップに入れるように頑張っている。ROHはシリアスな団体だから僕自身もっとシリアスにならないといけないと思う。例えば、このまえ参戦したPWGはファンも面白いものを求めていて、僕のコミカルな部分を出すことができたんだ。それぞれの団体によってカラーもあるしファンの求めているものも違う。ただしROHはよりシリアスに、より真剣なものを求めている団体だと思うから、僕もそれに合わせていきたい。

――これまで、ROHのファンからは「プリーズ・カムバック!」コールをもらったり、かなりの高評価を受けているみたいですけど、その点についてはどう思う?

(オメガ) あまり特別視しないようにはしている。ただトップレスラーと試合をするという点では、緊張したり怪我の心配をしたりするけれども、なるべく特別なことだとは考えずに、いつもと同じように試合をすることを心掛けているよ。

――ヨーロッパやROHそれにPWGのBOLAにも参戦したりといま引っ張りだこですよね。そのなかでもやはり日本は特別なところですか?

(オメガ) イエス!もちろん日本は僕にとって特別な場所だよ。そう、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?

――ええ、なんでしょう。

(オメガ) DDTのゴージャス松野さんが倒れて一時心肺停止になったって本当?

――本当ですよ。 でも今は奇跡的に復活してライブイベントにも出演しているみたい。というか何でそんなこと知ってるんですか?

(オメガ)  インターネットで日本のプロレス事情はチェックしてるからね(笑)

――あーだから田中安全プロレスドラゴンソルジャーLAW(DSL)のような専門誌にも載らない話しをよくしてるんですね。

(オメガ)  イエス!あとDSLには是非とも伝えて欲しいことがあるんだ。僕は彼の大ファンなんだけれども、もし次回来日した時に都合が合えばDSLと試合がしたいんだ。駄目かな?

――いやいや駄目じゃないですけど、ついこのまえROHでブライアン・ダニエルソンとタイラー・ブラックとで素晴らしいスリーウェイマッチを戦った人から、DSLと戦いたいだなんて聞けるとは(笑)さ、さすがです。

(オメガ) それと、田中安全プロレスがカラオケボックスでプロレスしたって凄いよね(笑)いやー参戦したかったあ。マジで悔しい。

――凄いの意味がちょっと違う気がしますけど、ここで話しを戻しますね。今年DDTに初参戦してみてDDTという団体はあなたが想像していたようなところでしたか?

(オメガ) 想像以上だったよ!例えばイギリスに行く前は緊張したけれども、ファンがとても喜んでくれた。ドイツでもそう。日本の場合は、ファンがもっと熱狂的でまるで家族のように接してくれる。アメリカでは娯楽の一環としてプロレスを見に来る人が多いけど、日本の場合は僕個人を応援するために来てくれる人が沢山いたし、平日でも毎日来てくれた。それがとても嬉しかったよ。

――では、DDTでの思い出などあれば。

(オメガ) 思い出はたくさんあって難しいなあ。一つあげるならイブシとの激辛ソースチャレンジかな。名古屋でレストランへ行ったんだけど、その店にロシアンルーレットピザというのがあって、6ピースのピザのうち一つだけ激辛ソースが掛かっていたんだ。僕とイブシは辛いものが苦手で全く食べられないんだけど、面白いから挑戦することにした。僕たちと名古屋の新人とで食べたんだけど、まずは新人が食べても何ともなかった。で、次に僕たちが食べたけど何ともなかった。なんで?って思ってたら「実は僕のが当たりだった」って新人が白状して、このロシアンルーレットピザはおしまい。でもそれじゃ面白くないでしょ?だからナカザワがイブシに激辛ソースを渡して、イブシが僕のピザにそのソースをかけたんだ。お返しに僕がイブシのピザにソースをかけたんだけど、うっかりかけすぎちゃったんだよね(笑)でも、とりあえずそれをイブシに渡して、そのピザを早食いしようってことになって。そうしたらもう辛いの何のって!二人で水を何杯も飲んで、氷を口の中に入れて、それでもまだ水を飲むって感じだったんだけど、途中であまりの辛さにイブシが涙を流したんだ。で、イブシが手で涙をぬぐったらその手に実はホットソースがついていて、ますます涙が流れてきたんだよ。で、二人ともまだ舌がヒリヒリしていて、アイスクリームを頼んで食べたんだけどまだ舌がヒリヒリして、その後にもまだ水を飲み続けて、収まるまでにかなり時間が掛かったんだ。あれはいい思い出だったなあ。

――日本では飯伏選手と一緒にアーケード版サイレントヒルをクリアするまで遊び倒したそうですけど、いま一番やってみたいゲームなどありますか?

(オメガ) かなり古いゲームなんだけど、『メタルギア』シリーズが好きな僕としては小島秀夫の『スナッチャー』と『ポリスノーツ』かな。あと、今度DSで発売になる『クロノ・トリガー』も良くできたゲームだけど、僕は『クロノ・クロス』の方が断然に好きだね。あの世界観は本当に素晴らしいものがあるんだ。あークロノ・クロスがやりたくなってきた。

――セガサターンに初代プレイステーションのゲームですか。古いゲームが好きというところがまた飯伏選手と似てますね。

(オメガ) またイブシとゲーセンに行きたいよ。ゲーセン!ゲーセン!

――次回、日本へ行くことになったら何がやりたいですか?

(オメガ) もっとクレイジーマッチがやりたい(即答で)。誰もが忘れられないようなやつ。渋谷スクランブル交差点とか。でも前回は観光とかもあまりしていないし日本をよく見ていないから、正直なところ何があるのかよく分からないんだ。でも、なにかクレイジーな試合をしたいよ。

――では最後に日本のファンにメッセージを。

(オメガ) シニタイ…

―― はあ?!どこでそんな日本語を覚えたんですか?!

(オメガ) だはははは。ジョークだよジョーク。では真面目に。たとえ僕がどこにいようとも、DDTが一番大事。だから必ずまた戻るよ。

 

ゲームとインディープロレスの話しになると目の輝きが一段と増してくるケニー・オメガ。久しぶりに話してみて感じたのは、彼のプロレスに対するピュアハートな姿勢でした。しかしそのピュアハートの奥底にはまだ何をやらかすか分からない狂った影みたいものが見え隠れしているようにも見えるから、このレスラーは怖い。ROHのレギュラー参戦が現実味を帯びてきたいまでも、彼の中では日本でクレイジーな試合がしたいという考えがあるという。つかみ所がないレスラー。何をやらかすか分からないレスラー。これからが楽しみです。

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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Daisuke Sekimoto Interview/関本大介 インタビュー

 

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Name: Daisuke Sekimoto
Birthday : February 9, 1981
Birthplace : Osaka
Height/Weight : 5’9”, 240lbs
Signature moves : German Suplex Hold, Lariat, Spear, Argentine Back Breaker
Championships and Accomplishments : BJW World Heavyweight Championship, BJW World Tag Team Championship, NWA United National Heavyweight Championship

Sekimoto debuted on August 10, 1999 for BJW (opponent was Ryuji Ito) in his hometown Osaka. He also entered into death match world from 2005. He teamed up with Abdullah Kobayashi and retained BJW World Tag Team Championship over Jun Kasai & Jaki Numazawa by 250 fluorescent bulb death match. Later, he retained the title by team up with Mammoth Sasaki, Yoshihito Sasaki etc. He also wrestles for major promotions and received Technical Award from Tokyo Sports Pro-wrestling Award in 2007. He is considered to be one of the future of pro-wrestling in Japan.

 

Sekimoto came to US to wrestle for Chikara for 2 days in October. We had a quick interview with him as we would like you to know him better! He is the future of wrestling. Really.

– How many years are you in pro-wrestling?

(Sekimoto) 10 years in next year

–10 years?! Actually we’ve been watching you since your debut.

(Sekimoto) Really? Thank you very much.

–Please tell us how you got into pro-wrestling.

(Sekimoto) I went to see All Japan Pro Wrestling to Osaka Furitsu Gym when I was in junior high school as it was very close to my home, then I got hooked by wrestling at once. I wanted to be a wrestler since then, and I was introduced to Mr.Uwai (who was in NJPW then) from my father’s connection when I was in high school but he told me to train at Animal Hamaguchi Gym for 3 years as I was not tall enough to be a wrestler. I thought I couldn’t wait for that long as I really wanted to be a wrestler as soon as possible. Incidentally I was in a baseball team in high school but the manager was a friend of Great Kojika (who is a president of Big Japan Pro Wrestling). My manager told me “If you want to be a pro-wrestler, I will introduce Great Kojika” so I met him and talked about my passion to be a wrestler. Then he told me to come to BJW right after I graduated from high school. I said yes to him but I thought it was just a courtesy invitation as I was not tall enough to be a wrestler. Anyway I joined BJW after I graduated from high school and became a pro-wrestler.

–So you really wanted to be a wrestler in any way?

(Sekimoto) Yes. I couldn’t think of anything else but to be a pro-wrestler.

–But you were in a very strong baseball team (his high school team was considered to be one of the best in high school baseball). Have you ever thought about going to college for baseball?

(Sekimoto) Actually I didn’t practice baseball that much!!

–But you liked baseball so that you were in baseball team, correct?

(Sekimoto) I didn’t like it very much at that time! It was just a pain LOL

–We heard you did not practice for baseball but did weight training all the time. Is it true?

(Sekimoto) Yes, it’s true LOL. Current sumo wrestler champion, Asashoryu, was in my high school and we always got along together and trained together most of the time.

–You mentioned you are interested in American pro-wrestling. Why are you into it?

(Sekimoto) The first wrestlers I was impressed was American wrestlers so I have an image American wrestlers are very strong. I was a huge fan of Terry Gordy and Steve Williams Tag team. When I played prowrestling video game, I played Gordy & Williams and beat my friends so badly at that time!

–We heard you are also interested in ROH but please tell us how you felt you watched them for the first time.

(Sekimoto) First time I watched was early ROH like Low-Ki and Bryan Danielson. I was so impressed and just said “Wow! This is amazing!” I thought their style is very similar to Japanese style and that’s the reason why I was into their wrestling.

Then I wrestled for Wrestle Jam, Mochizuki (from DragonGate) told me that he respects ROH wrestlers so much as they wrestle for themselves, and not to get a deal for WWE. When I heard it,  I was also impressed very much of their attitude as well. So I think ROH is the place to wrestle and it is one of my goal to wrestle at ROH.

–We hope to see you here in the State more often.

(Sekimoto) Thank you. I hope it will come true.

 

We think Sekimoto is one of the power wrestlers who can compete in the States. Many wrestling fans expect high-flying, quick moves from Japanese wrestlers but he is different. His style is very orthodox Japanese style with power. We believe he can impress American fans with his wrestling so we really would like to see him more often in the States!

【writer: Shiori】

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