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2008年12月のアーカイブ

月刊 ネクロ・ブッチャー vol.2

 

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ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞した映画” The Wrestler “で、あのミッキー・ロークとも共演している国際的ムービースターこと我がマンハッタンドロップ顧問(本人ぼんやりと承認済み)のネクロさん。ROHニューヨーク大会終了後、会場前でファンからのサイン攻めに会い、プロレス会場へ行くときはしっかりとした服装を着るのがオレのポリシーという言葉通り、全体に鳥居のデザインをあしらったへんてこな和風柄のアロハに赤いバンダナという出で立ちで快くサインに応じる姿は、ムービースターそのもの。泣けてくる。いろんな意味で。

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ROH @ハマースタイン・ボールルーム ニューヨーク大会試合結果

 

12月27日 ROH@ニューヨーク大会

ケニー・オメガ vs クロウディオ・キャスタニョーリ
入場時に波動拳を発射するケニー・オメガ。ヒールのクロウディオに客からブーイングが飛ぶ。ストップ延髄斬り、コタロークラッシャーとケニーの大技が連続して決まる。最後はクロウディオのリコラボムを空中で切り返してスモールパッケージホールドに丸め込んだケニー・オメガの勝利。客席からは大オメガコール。

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ジェリー・リン vs クリス・ヒーロー vs レット・タイタス vs ネクロ・ブッチャー
ネクロさんが入場すると会場全体が大ネクロコールに包まれる。ほとんどネクロさんのワンマンショーのような展開。ジェリー・リンとカウント2を取り合うこと4~5回。客席からは「Holy Shit! Holy Shit!」チャント。その後もエプロンから場外へフランケンシュタイナーを決めたりと、こんなに小刻みに動くネクロさんは見たこと無い。最後はクリス・ヒーローをゴッチ式パイルドライバーで仕留め、ジェリー・リンの勝利。

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ケビン・スティーン & エル・ジェネリコ vs ジミー・ジェイコブス & デリリアス
スティーンのパッケージドライバーとジェネリコのブレーンバスターが連続で決まり、ケビン・スティーン&エル・ジェネリコの勝利。

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ブレント・オーブライト & ロドリック・ストロング & エリック・スティーブンス vs デイヴィー・リチャーズ & エディ・エドワーズ & 潮崎豪
NYCストリートファイトマッチ。ロドリック・ストロングがデイヴィー・リチャーズを場外のテーブルにボディースラム。最後はオーブライトが脇固めで潮崎からタップアウトを奪って勝利。

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ジェイ & マーク・ブリスコ vs 佐々木健介 & 中嶋勝彦
ジェイ・ブリスコの必殺技ジェイドリラーが中嶋に決まり、ブリスコズの勝利。客席からは「ナ・カ・ジ・マー!」チャント。

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-休憩(客席にいた北斗晶はファンからのサイン攻めにあっていた)-

オースティン・エリーズ vs タイラー・ブラック
ブレーンバスターからの450°スプラッシュでオースティン・エリーズの勝利。試合後にオースティンがヒールターン。

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ナイジェル・マッギネス vs 丸藤正道
ジョーブレーカーからの体固めでナイジェル・マッギネスの勝利。

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ブライアン・ダニエルソン vs 森嶋猛
チェーンを腕に巻いて森嶋の顔面にエルボーを連打した後、キャトルミューティレーションを決めてブライアン・ダニエルソンの勝利。今大会で一番の盛り上がり。

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【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ROH @旧ECWアリーナ フィラデルフィア大会結果

 

12月26日 ROH@フィラデルフィア大会

ケニー・オメガ vs レット・タイタス
キャリアが浅いためか技の一つ一つの正確性が欠くレット・タイタス。ケニー・オメガがクロイツ・ラスを決めて勝利。

クリス・ヒーロー vs エリック・スティーブンス
エリック・スティーブンスの顔面に蹴りが入りそのままピン。クリス・ヒーローの勝利。

佐々木健介 & 中嶋勝彦 vs ロドリック・ストロング & ブレント・オーブライト
この大会で一番の盛り上がり。オーブライトと佐々木健介とのパワー対決は佐々木に軍配。中嶋勝彦の蹴り技にROHのファンも「This is Awesome !!」チャント。最後は佐々木健介のノーザンライトボムでオーブライトを仕留め、佐々木健介&中嶋勝彦の勝利。退場の際に「Please come back !」チャント発生。

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森嶋猛 vs 潮崎豪
バックドロップからの体固めで森嶋猛の勝利。

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ジェイ & マーク・ブリスコ vs デイヴィー・リチャーズ & エディー・エドワーズ vs ナイジェル・マッギネス & クロウディオ・キャスタニョーリ
タッグ3チームによるイリミーネーションマッチ。エドワーズがスクールボーイでクロウディオをピン。ナイジェル&クロウディオ退場。残ったジェイ・ブリスコがエドワーズをジェイドリラーを決めてブリスコズの勝利。

-休憩-
丸藤正道 vs オースティン・エリーズ
前方回転式不知火からの体固めで丸藤正道の勝利。

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-突然プリンス・ナナが現れるもセキュリティーに止められ外へ出される-

ジミー・ジェイコブス & タイラー・ブラック & デリリアス vs ケビン・スティーン & エル・ジェネリコ & ネクロ・ブッチャー
ジミー・ジェイコブスがギロチンチョークでケビン・スティーンからタップアウトを奪い、ジミー・ジェイコブス&タイラー・ブラックの勝利。ネクロさんがコーナーポストから場外へ前転ボディープレスを決めたところが一番の盛り上がり。

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ブライアン・ダニエルソン vs ジェリー・リン
今大会屈指の好カード。流れるような無駄のない動きと、気迫のこもったレスリングにファンからは「ROH! ROH! ROH!」チャント。最後はスモールパッケージホールドの掛け合いでブライアン・ダニエルソンの勝利。

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【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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『The Wrestler』

 

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今日は趣向を変えて映画の話。とは言っても、ずばり”The Wrestler”というタイトルのプロレスラーを題材にした映画。監督はダレン・アノロフスキー(代表作・π)。出演はミッキー・ローク、マリサ・トメイ、イヴァン・レイチェル・ウッド。そして多くのインディレスラーの方々。どのレスラーが出ているかは映画を観てのお楽しみだけど、マンハッタン・ドロップの顧問、ネクロ・ブッチャーもそれなりに重要な役柄で出演しているので、この映画を取り上げないわけにはいかないでしょう!実はネクロは映画の予告にも登場しているので、隠す必要はないのです。

この映画は、今年の初めにニュージャージー州近辺のプロレス会場で頻繁に撮影が行われていました。協力団体はJAPW、CZW、WXW(ワイルドサモアンズのアファが主催する団体)そしてROH。これらの団体のレスラーが映画に結構出ているし、実際の会場で収録されているだけあって観客の中にも知った顔をチラホラ映っていたりして、私にとっては通常の映画とは違った楽しみ方ができました。

さて映画の内容はと言うと、ミッキー・ローク扮するかつては大人気のレスラー、ランディの20年後の話。当時はあんなに華々しかったのに、今ではローカルインディ団体で…という設定で話が進められるのですが、ドキュメンタリーっぽく作られています。プロレス映画なだけに、裏事情の部分も少々取り上げられてはいるのですが、おかしく感じた部分は特になく、大げさな脚色もなかったのでちょっと一安心。逆にちょっとリアル過ぎる部分もあったりして、よくそこまで調べたなと感心する箇所もチラホラ。というかね、配役が素晴らしいのですよ。当初、主役はニコラス・ケイジで進められていたらしいのですが、監督がどうしてもミッキー・ロークで撮りたかったらしく、ミッキー・ロークに決定。ミッキー・ロークと言えば、80年代はナイン・ハーフやイヤー・オブ・ザ・ドラゴンといった映画で大人気の、セクシー俳優の名を欲しいがままにしていた超人気俳優ですよ。それが今では見る影もない姿に変身していまい、かつてのファンを失望させているわけなのですが、ミッキー・ロークの実生活の落ちぶれ具合と映画の役柄が見事にシンクロしていて、もう泣ける…。かつてはミッキー・ロークの大ファンだった私だけなのかもしれないけれども、非常に泣ける。マット・デイモンがミッキー・ロークの大ファンで、俳優になって初めてロークに会った時に「俺のようにはなるな」と言われたという話を聞いた時にも泣けたけど、それ以上にこの映画のロークは役にハマりまくっていて、こう胸にガツン!と来るわけです。このランディのモデルはもしかしてジェイク・ロバーツ?と思わせる内容なだけに、泣けるのも理解できるでしょ?

今年のベネツィア映画祭ではグランプリに当たる金獅子賞を受賞し、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、至る所で高評価の”The Wrestler”、日本では2009年夏に公開予定のようなので、公開されたらぜひ観て下さい。プロレス好きなら観て損はないはず。逆にプロレスに興味がなくても、真面目にプロレスを取り上げている作品になっているので、観てもらいたいとも思います。そしてかつてのミッキー・ロークファンの皆様。観てくださいね。なんだかんだ言っても、やっぱりミッキー・ロークが好きだと実感するハズなので。


【文・Shiori

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ウルトラマンティス・ブラック インタビュー/UltraMantis Black Interview

 

――はじめまして。今回はウルトラマンティス・ブラックさんのことをまだ知らない方のために、プライベートのことも含め、いろいろとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
ウルトラマンティス・ブラック(以下UMB): オーイエス!こちらこそよろしく!

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――えっと、いきなりですみません。マスクに触覚らしきものが生えているんですが、あなたは一体何者なんですか?
UMB: そーね。人間であり昆虫であり宇宙人でもあるから一言で言い表すのが難しいんだけど、強いて言うなら“Evil Priest(悪の僧侶)”になるね。

――そ、僧侶だったんですか。しかも悪の…。ではルードス(悪役)ということになりますか?
UMB: イエス。チカラプロではルードスになるね。でも完全なルードスではなくて、試合内容はコメディだったりもするから、コミカルルードスになるかなあ。

――コメディもこなす一方で、ハードコアマッチやデスマッチなどの試合にも出場していますよね?
UMB: イエス。去年、IWA-DSのデスマッチトーナメントに出場したときは、蛍光灯と有刺鉄線を使って頭と背中が血だらけになったしね。スタイルにとらわれずコミックからデスマッチまでなんでもやってるよ。基本的にチカラプロではルチャスタイルかな。

――では、誰にプロレスを教わったんですか?
UMB: オレはチカラプロ道場の1期生で、マイク・クワッケンブッシュとレックレス・ユース、それにクリス・ヒーローとメキシコ人のスカイダにレスリングを習ったんだ。同期にはハロウウィキッドとイカルスがいる。レスリング歴は6~7年。

――プロレスを始めたきっかけは?
UMB: 子供の頃からプロレスが好きで、WWF、NWA、AWAなんかをよく観てたんだ。

――日本のプロレスも?
UMB: もちろん観てたよ。80年代後半から90年代初期までの新日と全日。それからFMWやW★INGも。

――そしてまたプロレスにのめり込んでいくと。
UMB: そうだね。ルチャリブレも好きで、当時ルチャスタイルやPURORESUスタイルを教えてくれるスクールがなかったんだ。で、チカラプロが道場をオープンしたから、すぐに入門したってわけ。

――噂によるとマイナーリーグの野球選手だったそうですがー。
UMB: あっ…。あまりそのことについては詳しく触れないけど、まあ本当かな。

――ということはプロレス以外に野球も好き?
UMB: もちろん!フィリーズファンなんだ。日本の球団だと、阪神タイガースが好き。

――なんでも、音楽好きだということですが、どういったジャンルが好きなんですか?
UMB: 色々なジャンルを聴くんだけど、基本的にはメタル(きっぱりと)。デス、ブラック、スラッシュメタルとか。あと、80′sのイギリス(ザ・スミスとかジョイ・ディヴィジョン)も好き。ま、ヨーロピアンとメタルだね。

――日本の音楽などは?
UMB: G.I.S.M.が好き(キッパリと)。アメリカでは、日本に行ったらG.I.S.M.のことはやばいから一切話すなって言われるくらいデンジャラスな存在なんだ(笑)

――うわっ。いきなりG.I.S.M.ですか(笑)。他に好きなハードコアバンドとかあります?
UMB: そうだなあ。ま、G.I.S.M.とかGAUZEとかザ・スターリンあたり。それと殺害塩化ビニールのQP-CRAZYね。あれ本当にクレイジーだよね。他にはCORRUPTEDとかENVYも好き。あとメルトバナナも。そうそう、メルトバナナのメンバー達とはイタリアで一緒に遊んだ仲なんだ。

――おー!メルトバナナですか。アメリカやヨーロッパで評価が高いバンドですよね。にしてもずいぶんと濃いめのバンドがお好きなんですね…。
UMB: オーイエス!あと、フラワー・トラベリン・バンドが好きでねー。むかし『SATORI PART 1』ていう曲を入場曲に使ってたんだ。

――ジョー山中!してまた入場曲にSATORIを使うとはっ!参りました。
UMB: だから、もしまた日本に行くとしたら、そういった類のバンドTシャツが買いたいんだ。それとプロレス専門店でプロレスTシャツもね。W★INGとかIWA-JAPANとかー

――是非ウルトラマンティスさんにはW★INGのTシャツを手に入れていただきたいです。ところで、mixiもやられているということですが本当ですか?
UMB: オーイエス!マイミク募集中!

――mixiを始めるきっかけは?
UMB: もっとチカラプロを日本のプロレスファンにも知ってもらいたいからなんだ。日本語は難しいけどいま勉強中で、ときどき日本語に訳して日記を書いたりしてるよ。

――さきほどQP-CRAZYという名前がでましたが、QP-CRAZYのボーカルで「バカ社長」ことザ・クレイジーSKBが主催する666(トリプルシックス)という団体はご存じですか?
UMB: もちろん知ってるよ!いまのところ日本に行ったら666に出場することと、サバイバル飛田と対戦すること、この2つがオレの夢なんだ。

――ワーオ!いちいち回答が濃すぎますよ。でもその夢がいつか叶うと信じています。今回はお忙しいなか有り難うございました。
UMB: こちらこそー!(一段とデカイ声で)

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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