ファンが作ってくれたというケニーのフィギュアを見せてくれた。目が点だし首の接合部分がすこし不気味。ショートタイツも本物そっくりにペイントされているらしく、心のこもったプレゼントを大事にスーツケースへしまう後ろ姿が、また子供っぽくてグッときた。
【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】
先日もお伝えしました、チカラプロ主催によるキング・オブ・トリオス(6人タッグマッチトーナメント)に、飯伏幸太・KUDO・中澤マイケルからなる『TEAM DDT』の参戦が決定した模様です。開催日は3月27~29日の3日間。場所はいずれもフィラデルフィア(旧ECWアリーナ)。
ということで全ての出場トリオが決定しました。統一感のない人選がかえって妄想の入った想像力をかき立てられてしまいまう。もしかしたら、今年の日本人枠として選ばれた『TEAM DDT』が、デスマッチやさぐれ三人組ことネクロ・ブッチャー、トビー・クライン、ブレイン・ダメージの『THE DEATH MATCH KINGS』と対戦してしまうかもしれない。飯伏とネクロが同じリングに立ってしまうというこの不条理な空間。 時空が歪んでしまう可能性大です。
他にもジョニー・セイント、アル・スノー、デリリアス、オシリアン・ポータルズ、エル・ジェネリコ、オースティン・エリーズ、ブロディ・リー、といったキーとなるレスラーが数多く出場するこのトーナメント、目が離せません。マンハッタン・ドロップではこのキング・オブ・トリオスの模様を、現地からリポートする予定です。どうかお楽しみに。
– CHIKARA “King of Trios 2009″
March 27, 28 & 29, 2009 ~ The Arena, Philadelphia, PA
FEATURING:
1. The Masters of a Thousand Holds (Mike Quackenbush, Jorge “Skayde” Rivera & Johnny Saint)
2. The Osirian Portal (Ophidian, Amasis & Escorpion Egipcio)
3. Incoherence (Hallowicked, Delirious & Frightmare)
4. Team PWG (El Generico, Matt Jackson & Nick Jackson)
5. The Future Is Now (Lince Dorado, Helios & Jimmy “Equinox” Olsen)
6. The Death Match Kings (Necro Butcher, Toby Klein & Brain Damage)
7. The F1RST Family (Arik Cannon, Darin Corbin & Ryan Cruz)
8. Da Soul Touchaz (Willie Richardson, Trauma & Marshe Rockett)
9. Team CZW (Beef Wellington, Pinkie Sanchez & Greg Excellent)
10. The Cold Front (Al Snow, Iceberg & Glacier)
11. F.I.S.T. (Gran Akuma, Chuck Taylor & Icarus)
12. The Roughnecks (Brodie Lee, Eddie Kingston & Grizzly Redwood)
13. Team Uppercut (Claudio Castagnoli, Dave Taylor & X)
14. Team EPIC WAR (Austin Aries, Tony Kozina & Ryan Drago)
15. The UnStable (Vin Gerard, STIGMA & Colin Delaney)
16. Team DDT (Kota Ibushi, KUDO & Michael Nakazawa)
【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】
3月1日 ROH@フィラデルフィア大会 TVテーピング2回目
クロウディオ・キャスタニョーリ VS ブレント・オーブライト
TVテーピングということで客の盛り上がりが普段の二倍強。酔っぱらい客多め。クロウディオへのブーイングが鳴りやまないまま試合開始のゴング。クロウディオが得意のヨーロピアンエルボーで仕掛けるとオーブライトが強烈な逆水平チョップで反撃。力と力の接戦は見応えあり。最後はロープを掴んだまま押さえ込んでクロウディオの勝利。
ケニー・オメガ VS オースティン・エリーズ
垂直落下式ブレーンバスターでオースティン・エリーズの勝利。この試合は後日また詳しくレビューします。
アーニー・オサイラス VS デリリアス
アーニー・オサイラスはROHレスリングスクールの出身でコスチュームがボロボロの乞食キャラ。客からは「臭せー!」というそのまんまの罵声が飛ぶ。以前よりカラダを絞ったデリリアス。TVテーピング用か。最後はシャドウズ・オーバー・ヘル(トップロープからのフライングボディーアタック)でデリリアスの勝利。
サラ・デル・レイ & ニヴェア VS デイジー・ヘイズ & サッシー・シュテフィ
サラのセコンドについたスウィーニーが目立ちすぎ(もちろん良い意味で)。最後はマインド・トリップでデイジー・ヘイズの勝利。
ジェリー・リン VS ブロディ・リー
ジェリー・リンと比べるとブロディ・リーの大きさがやけに目立つ。白のランニングにボロボロになったジーンズの後ろポケットからは紺のバンダナが見え隠れする。小粋なおしゃれ心か。序盤のスローな展開から徐々にペースアップ。試合巧者のジェリー・リンがスピード・技のキレ・髪の毛のサラサラ具合、全てにおいて圧倒していた。最後はスモール・パッケージでジェリー・リンの勝利。
レット・タイタス & ケニー・キング VS チーチ & クラウディ
ROHレスリングスクール出身のレット・タイタスが良い動きを見せる。最後はブロックバスターとパワーボムの合体技でレット・タイタス&ケニー・キングの勝利。
エディ・キングストン VS サミ・カラハン
土地柄なのかエディ・キングストンの人気は異常。にしてもあのだらしないカラダはネクロさんとかなり良い勝負。最後はスピニング・バックフィストでエディ・キングストンの勝利。
ボビー・デンプシー VS オレンジ・キャシディ
団体に一人はいるデブキャラ。ボビー・デンプシーの勝利。
ネクロ・ブッチャー VS ジミー・ジェイコブス
だらしないカラダに拍車がかかってTシャツの上からでもビール腹が目立つようになったネクロさん。意地でも練習はしない主義の成果が見て取れる。最後はジミー・ジェイコブスの反則によりネクロ・ブッチャーの勝利。この試合は後日また詳しくレビューします。
ザ・ダークシティ・ファイトクラブ VS グリズリー・レッドウッド & アンディ・リッジ
パワーボムとネックブリーカーの合体技でザ・ダークシティ・ファイトクラブの勝利。
ナイジェル・マッギネス VS アレックス・ペイン
アレックス・ペインは中澤マイケルとも対戦したことのあるROHレスリングスクール出身の新人レスラー。受けて立つナイジェルは試合前にマイクを取って「オレのこの努力もかえりみず、お前らはまだ俺に対するリスペクトがないのか?」と客を煽り始める。ファンからは大ブーイング。続けて「だがなあ、お前らのリスペクトなんていらねえよ!」と更に煽る。またファンから大ブーイング発生。がむしゃらに向かっていくペインだったがとても歯が立つ相手ではなかった。最後はタワー・オブ・ロンドンでナイジェル・マッギネスの勝利。
ケビン・スティーン & ジェイ・ブリスコ VS クリス・ヒーロー & エディ・エドワーズ
ROHタッグタイトルマッチ。ヒーローのショートタイツ姿が意外と似合う。ラリー・スウィーニーの介入によりバックステージからマーク・ブリスコが乱入。スウィートンサワーを蹴散らす。二日前のコネチカット大会よりも気迫が伝わってくる素晴らしい内容。最後はスティーンがエディをパッケージ・ドライバーでしとめてスティーン&ジェイの勝利。
ブライアン・ダニエルソン VS タイラー・ブラック
はじめに書いてしまうと新体制になって一番の試合だった。文句なし。かつてはこれほどの内容の試合を毎回のように連発していたかと思うと感慨深い。そしてついにブライアン・ダニエルソンの入場曲が「ファイナル・カウントダウン」ではなくなったことに驚いた。もちろんTVテーピングということで著作権が発生するための配慮だろうけれども、これはどうも味気なさすぎる。「エンター・サンドマン」で入場できなかったサンドマンのように肩すかしを食らった感じ。序盤は静かなスタート。五分五分だったが徐々にダニエルソンのペースに。ヨーロピアンエルボーがタイラー・ブラックのアゴ付近に炸裂。えげつない角度の吊り天井。ドラゴンスリーパーで締め上げる。タイラーも蹴りや飛び技で活路を見いだそうとするがなかなかダニエルソンのペースは崩れない。ダニエルソンが場外へのトペを決めて更に勢いづく。タイラーの足を取りトライアングルチョークを決めるがそこでゴング。20分時間切れ引き分け。客席からは「5分延長!」の大合唱が鳴りやまない。そこにマイクを持ったオースティン・エリーズが現れリング上の二人を罵る。するとブロディ・リーとジミー・ジェイコブスが乱入してきてダニエルソンとタイラーに襲いかかる。しかしなんとそこにネクロ・ブッチャーが駆けつけて3人を蹴散らす。場内は大ネクロコール。息を吹き返したダニエルソンとタイラーが場外にいたエイジ・オブ・フォールめがけてダブルトペ。場外にテーブルをセットしてブロディの寝かせると、ネクロが勢いよくセントーンを決める。また大ネクロコール。リング上でネクロとダニエルソン、タイラーが一緒に手を挙げて終了。
【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】