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2009年9月のアーカイブ

ジ・アメリカンウルヴス vs ケビン・スティーン&エル・ジェネリコ


9月26日 ROH@グラウンドボールルーム ニューヨーク州マンハッタン

Ladder War 2

“Ladder War”とは、2007年9月にシカゴで行われたROHでは初のラダーマッチ(ケビン・スティーン&エル・ジェネリコvsブリスコブラザーズ)で、今回が2回目。試合形式はいたってシンプル。天井から吊されたROHタッグチャンピオンベルトを先に取った方が勝ちというものだが、テーブルやパイプ椅子も使用可とあってかなりブルータルでハードコアな試合形式となっている。

ジ・アメリカンウルヴスのエディ・エドワーズが、前日のボストン戦で右肘を骨折というアクシデントに見舞われしまい出場が危ぶまれていたが、なんとコルセットで肘を固定したまま試合に出場するという男っぷり。この一戦にかける決意の程がうかがえる。

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序盤でいきなり場外乱闘。両者揉みくちゃになりつつも、リング上にラダーと2つのテーブルがセッティングされている。ジ・アメリカンウルヴスをテーブルに寝かせると、スティーンとジェネリコがラダーに上りテーブルめがけてダイブを試みるが失敗。そのままスティーンとエドワーズは場外へ。そのすきにジェネリコがベルトめがけてラダーを上ると、慌ててデイヴィーがカットに入る。

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ラダーの頂上で揉み合いになる2人だったが、顔面にパンチが入ってデイヴィーがフラフラ状態に。するとすかさずラダーの頂上を飛び越えて、ジェネリコが下のテーブルめがけてサンセットフリップ式のパワーボムを決行。食らったデイヴィーは白目をむいてノックアウト状態。テーブルは真っ二つに。会場のファンからは割れんばかりの「Holy Shit !!」チャント。

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チャンスとばかりにジェネリコがラダーを駆け上るが、場外にいたエドワーズがカットに入る。反対側の段から駆け上ったエドワーズは、ジェネリコを捕まえてもう一つのテーブルへ投げつける。腰を強打したジェネリコはぴくぴくとジャンボの痙攣状態。今度はスティーンが一番大きいラダーをリング中央にセッティングして上り始める。あともう少しというところでエドワーズがラダーごと倒して阻止。

倒れた勢いでスティーンがエプロンとリングサイドフェンスに架けられたテーブルに墜落。ここでまたファンから「Holy Shit !!」チャント発生。粉々になったテーブルの上でスティーンはぴくりとも動かない。倒れたラダーをリング中央にセットしなおしたエドワーズが、痛めた手をかばいながら一段ずつ駆け上る。しかしジェネリコがゾンビのように起き上がり、同じラダーの逆の段からエドワーズを追う。

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一度はベルトに手がかかったジェネリコだったが、下にいたデイヴィーがカットに入る。パイプ椅子で背中を強打されたジェネリコは、だらーんと逆さ吊り状態に。手負いのエドワーズに代わってデイヴィーがラダーに上り、天井から吊されたタッグベルトを奪取する。ジ・アメリカンウルブスの勝利。

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まるでテーブル葬の見本市みたいな試合だった。ここ最近では控えめだったハードコアな試合で、恐らくテレビテーピングでは観ることの出来ない内容ではあったものの、あまりレア感のないラダーマッチだったという印象。ただし肘を骨折してまでもラダーマッチに出場したエディ・エドワーズのプロ根性はすごいと思った。逆にエドワーズが万全の状態だったらもっと違った展開になっていたのかなと。今週中にプレートを入れる手術を受けるというエドワーズ。今後のジ・アメリカンウルヴスの動向が気になるところ。一体タッグベルトはどうなるのだろうか。


【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ブライアン・ダニエルソン vs ナイジェル・マッギネス


9月26日 ROH@グラウンドボールルーム ニューヨーク州マンハッタン

The Final Countdown

先ずはナイジェル・マッギネスがいつものタレサンをかけてゆっくりと入場。ファンからは「Thank You Nigel !!」チャントが鳴りやまない。著作権の問題でオリジナルの「ファイナルカウントダウン」ではないエントランス曲が流れると、えんじ色のガウンを羽織ったブライアン・ダニエルソンが続いて入場。どこか寂しげな表情でリングの周りを一周してからリングイン。両者の名前がコールされると無数の紙テープがリングに投げ込まれる。

両者がっちりと握手をしたあとROHでは最後となるゴングが鳴らされる。するとファンから「Let’s Go Dragon !!」と「Let’s Go Nigel !!」チャントが交互に何度も何度も合唱される。こんな地響きするほどのチャント合戦はROHでも珍しい。しかし、ファンの思いとは裏腹に序盤はゆっくりとしたペースで試合は進んでいく。ねちっこい腕の取り合いから関節技の攻防へ。技の一つ一つにこれまでの思いが凝縮されているかのようだ。

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関節を極められたナイジェルがロープに逃げてもカウント4までその手を離さないダニエルソン。するとファンからいつもの「I have Till Five !!」チャントが飛ぶ。これが最後だから思う存分チャントしてくれと言わんばかりに何度もカウント4まで手を離さないダニエルソン。二人だけではなくファンと一緒にプロレスをしているかのようだ。

ナイジェルが場外へのタワー・オブ・ロンドンを決めた辺りから一気にラフファイトモードへと突入。ナイジェルを客席へ投げ込むと、ニューヨーク恒例トップロープからの客席へのダイブをダニエルソンが決行。ようやく立ち上がったナイジェルはダニエルソンを鉄柱へと叩きつけ流血させる。気が付くとヒールチャンプだった頃のナイジェルの表情が戻ってきていた。さよなら試合にこんな死闘されてもみたいな雰囲気が一瞬だけ会場を包み込む。

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リングに戻ると、いままで二人がROHのリング上で繰り広げてきた名場面を再現するかのように、持っている技を全て出し尽くしていく両者。一進一退の攻防が続く。ナイジェルがロンドン・ダンジョン(キャメルクラッチの退勢で腕を決める技)を仕掛けると、ダニエルソンがそれをキャトルミューティレーションで返し、それを抜け出したナイジェルが掟破りのエルボーパッドでダニエルソンを攻め込む。まるで技で会話をしているような二人だけの世界が繰り広げられていく。

キラーとなったダニエルソンは鬼気迫る形相でナイジェルに頭突きをぶち込む。ふらふらになりながらも自らロープに振ってぶつかり合う両者。再度キャトルミューティレーションでナイジェルを弱らせて、すかさず三角締めに移行するダニエルソン。ギブアップしないとみるや三角締めのままナイジェルの頭部めがけてエルボーバッドを何度も何度も打ち込んでくと、見かねたレフェリーのトッド・シンクレアがここでレフェリーストップ。ROHファイナルマッチはブライアン・ダニエルソンの勝利。

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試合後、スタッフはじめ選手全員がリングサイドに集結。はじめにナイジェルがマイクを取り「ROHそしてブライアン・ダニエルソンに感謝したい、これからもファンのみんなにはROHを応援していって欲しい!」と別れの言葉の言う。次にダニエルソンがマイクを取ると、「ジョン・シナの耳にナックルパンチをぶち込んでくれ!」というファンからの野次に、「よーし!あのサノバ●ッチに食らわせてやるぞー!」と拳をつくりながら応えるダニエルソン。すると会場は大爆笑。

続いてダニエルソンは、「いま現在ROHで最高の選手をあげるとするなら、ジ・アメリカンウルヴス、ロドリック・ストロング、それにオースティン・エリーズだ」と言うと会場からは大きな拍手がわき起こり、「いままで日本をはじめ世界各地をプロレスで渡り歩いてきたけど、世界で最高のレフェリーはトッド・シンクレアだ」とリングサイドにいるシンクレア本人に向けて言うと、いつもは入場しただけで大ブーイングのシンクレアに対して、ファンから大きな拍手が送られる。涙をぬぐいながら何度も「サンキュー」と応えるシンクレア。

更に「社長のケアリー・シルキンがいなければ、いまのROHはなかっただろうと思う」と言うと、社長自ら手を振ってそれに応える。そして最後に、「ファンのみんなにはこれからもROHの応援して欲しい」と言うと場内にオリジナルバージョンのファイナルカウントダウンが流れ、ファンの「ファイナルカウントダーウン!」の大合唱と共に、ダニエルソンは天高く人差し指を突き上げた。

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ここまで殺伐とした試合になるとは正直想像していなかったが、最後の最後に両者のスタイルを出し切った試合内容だったので一ファンとして嬉しかった。らしいといえばらしい試合だった。もうROHでは観ることが出来ないと思うと実に寂しい。いままでROHを離脱していった数々のレスラー達も同様にさよなら興行をしてきたが、ここまでファン達の気持ちが一つになった興行は無かったように思う。それだけ両者はROHにとって特別だったと言えるだろう。適材適所という言葉があるが、二人が最も輝ける舞台はROHだと信じてきた自分にとって、WWE移籍は正直不安でしかない。もしかしたらアメドラさんがユージーンのようなギミックを与えられるかもしれない。ナイジェルがハリケーンのような全身タイツで試合をさせられるかもしれない。がしかし、たとえ彼らがどういう形になったとしても、広い気持ちでこれからも応援していきたい。それは彼らがインディーファンの夢だから。その夢に最後まで乗っかっていきたいと思う。


【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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ピーランダーZ 日本ツアー日程


ニューヨークを拠点に全米で活躍するジャパニーズスーパーエンターテインメントコミックパンクバンド、Peelander-Z(ピーランダー・ズィー)が日本ツアーを決行。9月12日からの北米ツアーを皮切りに、ヨーロッパツアーそして12月に日本上陸。ツアー日程は以下の通りです。

World Health Tour 2009 (Japan tour)

12/01(火)@さいたまHeaven’s Rock
12/02(水)@横浜B.B. Street 
12/03(木)@仙台Enn
12/04(金)@郡山#9
12/06(日)@秋葉原Goodman
12/08(火)@高崎Club Fleez
12/10(木)@横須賀カボチャ屋
12/11(金)@町田SDR
12/12(土)@長野J
12/13(日)@浜松Force
12/15(火)@名古屋OYS
12/16(水)@京都Muse
12/18(金)@難波Rock Rider
12/19(土)@神戸Back Beat
12/21(月)@下北沢Shelter

ピーランダーZといえば、某大学構内でのライブ中に突然始まった飯伏幸太対中澤マイケルの大学食堂プロレスや、これもライブ中にIGF澤田敦士と巨大イカが対戦したりと、何が起きるかわからない自由すぎるライブスタイルが特徴です。是非ともこの機会にライブ会場へ足を運んでみては如何でしょうか。パンクファンのみならずプロレスファンもきっと満足できるはずです!

飯伏幸太vs中澤原マイケル / Kota Ibushi vs Michael Nakazawa

Peelander-Z – What A Health/Sawata Vs. Kaiju Battle Part 1

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Campsite Pro-wrestling 2009 (DDT)


Main Event – Anywhere Fall 3 Way Tag Match (09/06/2009)
Sanshiro Takagi & HARASHIMA VS Kota Ibushi & Kenny Omega VS Michael Nakazawa & Gota Ihashi

This is the last “Golden Lovers” tag match in summer as Kenny is leaving Japan soon. Ibushi holds OPG-heavy weight belt on his shoulder and throw away KO-D Championship belt. Michael and Ihashi come in together. Meanwhile Takagi and HARASHIMA dancing along with Japanese drum beat.

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Ibushi’s elbow-slapping-low kick and sobut. Michael parries high kick. Kenny’s Kotaro Face Crusher onto Ihashi and Michael. They are laid together and got double-moonsault press from Golden Lovers (and synchronized perfectly). Takagi cut the fall and grabs Kenny and said “Go to Jusco!”. This is a start to wrestle all over the camping ground.

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Kenny and Takagi walked down the slope and kicked Kenny falls down the slope to the brook. They came to the field kitchen.

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Kenny holds Takagi and Ibushi kicks hard. Then Kenny’s brainbuster to half Boston crab. Ref.Matsui’s count is 2. Takagi injured his leg.

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Ibushi tries to push Ihashi from the bridge and they broke the bridge. Ibushi ran away from the bridge. Kenny arrived to bathroom area but he is apparently overwhelmed by this situation. Kenny got Michael and camel clutch.

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Kenny hold brush and rub Michael’s face. Then groin. Kenny hold Michael by head and drag to the river.

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Kenny arrives river. Then walks to the upstream. Ibushi follows. Others also follow. Michael’s mist to Kenny (did he sip from the river?)

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Kenny falls down to the small falls. He tries to stop but Michael kicks in. Ibushi worries Kenny and runs to him but Kenny seems his leg hurts. Then Ibushi says “Kenny, fireworks!” and Kenny follows Ibushi with limping his leg. Kenny waits for Ibushi as he’s way behind.

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Ibushi and Kenny are ready at the open space. Ibushi bought lots of fireworks on his own (and paid buy him!). Ihashi and Michael arrive so Golden Lovers start lit the fireworks. Ihashi and Michael use umbrella to block fireworks.

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Ibushi is attacked by fireworks. Ibushi, Kenny and HARASHIMA climb the hill. Then there are swings. Ibushi launches Frankensteiner from the swing!

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However Takagi gets up and drag him to the wooden stage. Meanwhile HARASHIMA’s Soumatou from log-swing smashes Kenny. Ihashi and Michael grab Ibushi and hit him to the stage. Then Ibushi’s overhead kick to both Ihashi and Michael, and then moonsault attack from the stage.

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HARASHIMA and Kenny get on the stage. HARASHIMA’s brainbuster to Kenny. Then Kenny’s full nelson but HARASHIMA’s return. Kenny’s sobut is parries by HARASHIMA and kick in the head. Then reverse Frankensteiner to Kenny. HARASHIMA covers but count 2. Kenny bangs his head.

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Ibushi and Takagi go back to the stage. Ibushi brings fireworks secretly and lit. Fireworks hit Takagi. Kenny’s Hadouken to Takagi and Ibushi’s German suplex to hold but Michael comes back and interferes the count.

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However, Takagi is already back to the space and wears Gandam suits, practice fire radiation with candle lighter and roach spray. He murmurs like “this is not pro-wrestling at all” but apparently what HE does is not wrestling!

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Ibushi prepares fireworks again. Ibushi and HARASHIMA get on a pickup truck. Kenny hold Michael. HARASHIMA hit Michael and Takagi.

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They walk to the pond. HARASHIMA wears Gandam suits now and Kenny dropkicks HARASHIMA. Ibushi and Kenny lit a big fireworks calling it as “real Hadouken” and aim to Michael. Ibushi’s backdrop to Ihashi. Kenny joined and double-power bomb to Ihashi. Now he’s really groggy.

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Kenny laid Michael next to Ihashi. Ibushi’s moonsault press from the bank. Kenny joined and hold together.

Winner – Ibuishi and Kenny (58’25”, Moonsault press) Michael and Ihashi.

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*Comment after the match

Kenny : I feel great to wrestle this year as I missed this last year.

Ibushi : In June,  I wrestled at New Japan. Then in July at NOAH. August was Ryogoku Sumo Hall. But I was really looking forward to wrestle today so I enjoyed today’s match very much. Now I don’t have any goal. Let me know your new ideas on wrestling. I’ll take it if I think it’s fascinating.


*This review is based on Extreme Party. Please visit this page to see more pictures.



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