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ブルータス・ビーフケーキ
プロレスリング・シンジケート(PWS)という団体
- 2008 年 5 月 20 日 5:21 PM
- Koneta | Pro Wrestling
今回はプロレスリング・シンジケート(以下PWS)をご紹介したいのですが、うちの顧問ネクロ・ブッチャーがコミッショナーということ以外、基本的なデータというものが少ないので正直言って説明をする自信がない。ただ言えることは、「ど」が付くほどのインディー団体だということ。それとインディーのわりに出場するレスラーが無駄に豪華という、ボロボロの定食屋に入ったら料理人が道場六三郎だったみたいなアンバランスなゆるさという。
会場はクイーンズにある高校の体育館。入場料は当日券で20ドル。このクラスだと平均的な値段かすこし高いくらい。リングサイドはもう少し高めだが自由席の雛段で十分だ。土曜日というのもあるが親子連れで来ているお客さんが多い。してまたこの子供達が血の気が多いのばっかりで、そこらじゅう走り回ったり、プロレスごっこしたり、それがエスカレートしてケンカしたり、売店で買ったシコデリコのマスクを被るコアな子供がいたり、もうあっちもこっちも子供だらけ。プロレス会場に子供が多いていうのは基本的に良いことだとは思う。思うんだけれども、多すぎっていうのもプロレスを見る環境としてはあまり好ましくない、気もする。
でまた、そんな子供達が知るはずもないような、大御所のグレッグ・バレンタイン対ブルータス・ビーフケーキなんていう試合があること自体が的外れすぎて笑える。需要と供給のバランス完全無視。あと念のためにもう一度書きますけれども、あのネクロ・ブッチャーがコミッショナーですからね、この団体。その時点で軽くボケかましているわけです。誰かつっこむべき。
かと思うと、元ECWのザ・ゾンビがパイプ椅子を持ち、「ウガーッ!」と叫びながらリングを一周して帰って行く。それだけ‥。ほとんどレッスルせずに終わり。そんな扱いをされてザ・ゾンビはいいのか、と余計な心配をしてしまう。ま、いいんだろうな。で、TNAのアビスがネクロさんと対戦するからというので来てみたら、急遽カードが変更になっていた。ネクロに代わって元ECWのボールズ・マホーニーがアビスと戦うことに。PWSの特徴としてはホームページに対戦予定カードを大々的に載せたあと、なんの説明も無しに当日になってカード変更をするパターンが多い。いや、本当はそんなことはしっかりと説明してもらわないといけないわけだが、とにかく投げっぱなしが多すぎる。
旗揚げ戦のときはスポーツセンターの食堂から借りてきた鍋をゴング代わりにしていたり、リングサイドのフェンスが薄っぺらのベニヤで作られていたり、トホホなことだらけ。もうこの際だからはっきりと言いますと、怪しい(もちろん良い意味で)団体であることは間違いない。まあ、いわゆる、つっこみどころ満載なのです。そんなPWSをこれからも取材していきますのでお楽しみ。
【文・ジュードーチョップ】
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