5月22日 JAPW @ラーウェイ・レックセンター ニュージャージー州ラーウェイ
セミでネクロ・ブッチャーが大暴れしたあとのメインイベントは、TNA所属でJAPWのエース的存在でもあるホミサイドと獣神サンダーライガーが対戦。ライガーの入場曲『怒りの獣神』が流れると場内は割れんばかりの手拍子。個人的に気になっていたアメリカでのライガー人気はもの想像以上だった。しかも、「燃やせ燃やせー!」と曲に合わせて大声で歌うファンまでいたのにはびっくりした。昭和にワープしたかのようだ。対するホミサイドだが、ここ最近はカリスマ性も薄れてきたのか、一部の熱狂的なファン以外からは反応が薄くなってきた、ような…。
試合の方は終始ライガーのペースで進んでいった。まずは軽く握手してからガッチリとロックアップ。そしてグラウンドの攻防へと持ち込みライガー早くも有利。観客からは「レッツゴー・ライガー!」チャントが発生。場外へと逃れたホミサイドにライガーがトペと見せかけフェイント。怯んだところにスライディングキック。すると場外のホミサイドめがけてライガーがエプロンから助走をつけてプランチャ。ライガーの全体重がもろに乗っかってしまったホミサイドはその場でもんどり打つ。正攻法では無理と判断したのかホミサイドがパイプ椅子をリングに投げ入れる。するとライガーはそのパイプ椅子をあっさりと場外に投げ返す。正々堂々と勝負しろという仕草でアピールするライガー。観客から拍手が起きる。
じゃあしょうがねえみたいな顔でリングインするホミサイド。するとライガーはストレッチ系の技でホミサイドを一方的に攻めこんでいく。ホミサイドが起き上がり小法師式ブレーンバスターを決めカバーに入るがツーでキックアウト。そしてロックアップからライガーが脇固め。ホミサイドがたまらずロープにエスケープ。すぐにホミサイドがSFTで切り返すと今度はライガーがロープエスケープ。ホミサイドが必殺のコップキラーを狙いにいくがライガーがうまくかわして逆にライガーボム炸裂。しかしカウントはツー。たたみこむようにライガーは急角度のブレーンバスターを決めるがまたしてもカウントツー。ライガーがトップロープからダイブするが膝を出して防御。逆にホミサイドがトップロープからダイブするが同じく今度はライガーが膝剣山でブロック。そして最後はライガーがトップロープに登ろうとしたとことをホミサイドがエースカッター(RKOみたいな技)でしとめてスリーカウント。ホイサイドの勝利に終わった。
両者の力の差は一目瞭然。終始試合をコントロールしていたのはライガーの方だった。だから勝敗がついたときにあーまたかという思いでいっぱいになったのだが、試合内容としてはウオッ!となる場面もありつつやはりライガーの上手さが印象に残った。試合巧者というべきか貫禄ありすぎ。それに何といってもアメリカでの獣神サンダーライガーの人気は異常。もう今回はこれに尽きると思った。試合後、ホミサイドがマイクでバックステージの選手全員をリングサイドに呼びこんで、ライガーに賞賛の拍手をした場面は、同じ日本人として誇らしく思えた。もしまた次があるとしたら、負けてもいいからライガーにはイキのいい若手をぶつけて欲しい。団体として次につながるようなマッチメイクに期待したい。














