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潮崎豪
ナイジェル・マッギネスvs潮崎豪 (ROHヘビー級王座戦)
- 2008-06-09 (月)
- Pro Wrestling | Review
2008年6月7日 ROHフィラデルフィア大会
入場してくる潮崎豪のカラダが大きく見えるのは気のせいなのか。もちっとした感じで日本人特有のゴツさ。もちゴツ。ヒールチャンピオンのナイジェル・マッギネスに観客からの容赦ないブーイングが飛ぶ。あそこまでブーイングされるとヒール冥利に尽きるなと思った。とても柄の良いとはいえないフィラデルフィアの観客を見事にコントロールしているナイジェルはさすがだなと。
しかし、ナイジェルを応援するファンもいるので、両方のファンから「レッツゴー・ナイジェル!」と「レッツゴー・ゴー!」コールが交互に大合唱される。ここで注目して欲しいのは、「レッツゴー」と「ゴー(豪)!」がかぶっていること。かぶっているというか偶然か。にしても「豪」という名前は英語圏では呼びやすくていいなと思った。
序盤から飛ばしぎみの潮崎にたいして、冷静にヒール的なムーブをくりかえすナイジェルは、ファンからのブーイングを浴びてさらに煽る。徐々にヒートアップしていく。起き上がり小坊師式の逆水平チョップの音が「ビシッ!ビシッ!」と場内にひびく。ナイジェルの胸板が真っ赤。一度あの逆水平チョップをマジパワーで受けてみたいのだけれども、あの内出血した真っ赤な胸板を見ると萎える。痛みがわかりやすいという点において逆水平チョップは最強な技だと思った。
中盤、ナイジェルが場外へのタワーオブロンドンを仕掛けるがタイミングが合わずに失敗。その後は潮崎の左腕を執拗に攻めまくる。ガクッと膝をついて左腕をかばう潮崎。すかさず流れるようなナイジェルのキャッチレスリングで休む暇を与えない。緩急がついた動きが見ていて飽きないし、こういったヨーロピアンレスリングもハイフライヤー主体のアメリカインディー団体にも必要なスタイルなんだなと思った。
相変わらずブーイングを浴びまくるナイジェルはヨーロピアンエルボーで潮崎をさらに追い込む。それに対し逆水平チョップで反撃する潮崎。エルボー対逆水平チョップの乱打戦がはじまる。乱打戦を制したナイジェルが潮崎をコーナーポストに乗せ雪崩式のブレーンバスターを決める。しかし「ブワァー!」と叫びながら立ち上がる潮崎はトラースキックを放ちナイジェルをコーナーポストにバックドロップ。逆にナイジェルをコーナーから雪崩式ブレーンバスターで投げつけラッシュをかける。
終盤、潮崎の豪腕ラリアットが決まるがツーでキックアウト。続けて逆水平チョップでフォールするがツーでキックアウト。さらにムーンサルトプレスを放つがまたしてもツーでキックアウト。場内は「ゴー!ゴー!ゴー!」コール一色。休むことなくノーザンライトボムを決めるがツーでかえすナイジェル。張り手合戦で盛り上がる会場内。最後は、潮崎のトラースキックを食らったナイジェルがジョー・ブレーカー・ラリアットを決め、ナイジェルのロンドンダンジョン(キャメルクラッチの体勢でうつ伏せになっている相手の片腕を後方ににそり曲げて固める固め技)で潮崎がタップアウト。
どうしてもナイジェルの巧さが印象に残ってしまうけれども、潮崎の持ち味も十分発揮できたし、痛みが伝わってくるいい試合だった。試合後にナイジェル緊急インタビューしましたので後日掲載します。お楽しみに。
【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】
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ロドリック・ストロング(王者)vsエリック・スティーブンスvs潮崎豪
- 2008-05-15 (木)
- Pro Wrestling | Review
2008年5月10日 ROHニューヨーク大会
記念すべきハマースタイン公演の第一試合。昨年末からこのFIP王座を巡って激しい攻防を続けるロドリック・ストロングとエリック・スティーブンスの二人に、潮崎がどう絡んでいくのかが見物…というか、チョップの得意な3人が試合をするとなったら、激しいチョップ合戦を期待するしかないでしょう!ご存知の方もいるかもしれませんが、ロドリックのチョップはとにかく音が凄いんです。よくもまあ、ここまでの音が出せるな、と感心するほどバチーンッ!!との強烈な音と共に相手の胸にチョップが炸裂します。またロドリックはパワーも凄いんです。なんとあのアビスをも軽々と担ぎ上げるパワーの持ち主。そしてエリック・スティーブンスですが彼はロドリックにプロレスを師事していたこともあって、師匠直伝の”必殺”チョップはスティーブンスの得意技の一つでもあります。そしてこの二人に日本のファンにもおなじみの潮崎選手が加わっての3ウェイ。厳密にはまったく違うタイプの3人ですが、チョップを得意とするという部分は似ています。
王者のロドリックは一番最後にベルトを肩に掛けて登場したものの、リング下で待ちかまえていたスティーブンスからいきなり襲撃。それを見守るリング上の潮崎。リング下でかなりの乱闘になるかと思いきや、すぐにロドリックをリング上にあげるスティーブンス。この3人のレスリングスタイルから考えると、あまり早い展開になるとは考えられなかったものの、予想に反して息をもつかせぬめまぐるしい展開に。チョップ合戦はまだかと待つこと約5分、ロドリック→スティーブンス→潮崎→ロドリックと待ちに待ったチョップ合戦が開始!お互いの胸にチョップを叩きこんでいく最中、誰の胸が一番赤くなるかと観察していたのですが、スティーブンスの胸が一番赤くなっていました。ということはロドリックのチョップが一番威力があるのかと一瞬考えたのですが、まあ肌質とかもあるしねー、赤くなったから一番威力があるってわけじゃないでしょう?と冷静に考える私。
その後コーナーポストから潮崎がムーンソルトをしたものの、スティーブンスがすかさず避けてスモールパッケージで丸め込み、3カウントを狙います。が、ここで横からロドリックが入り、スティーブンスを丸め込んで3カウント奪取。ロドリックがFIP王座を防衛し、ベルトを手にとって早々とバックステージへと戻っていきました。試合終了後、潮崎に握手を求めたスティーブンス。観客は握手しろー!と騒いでいましたが、期待通りがっちりと握手をしてお互いの健闘を称えていました。もしかしたら今後、二人で組んで打倒ロドリック路線でいくのかな? 【文・Shiori】
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