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  • 田中将斗 vs ホミサイド


    1月23日 JAPW @ラーウェイ・レックセンター ニュージャージー州ラーウェイ

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    JAPW(ジャージーオールプロ)の12周年記念興行として行われたセミファイナルは田中将斗とホミサイドのシングルマッチ。現在はTNAで活躍中のホミサイドが団体の記念興行なのにセミファイナルというのが意外だった。思うにメインイベントにネクロさんがブロディ・リーと組んでニック・ゲイジらとエニウェアーフォールマッチを行うからだろう(客席になだれ込んで会場全体をぐちゃぐちゃにするから)。

    まず驚いたのが田中の人気だった。名前をコールされると同時に大歓声と紙テープが投げ入れられる。そしてECWチャントが自然発生。アメリカインディーファンの間ではいまだに元ECWチャンピオンMASATO TANAKAなのだ。その田中はゼロワンのウインドブレーカーを着たスティーヴ・コリノをセコンドとして引き連れていた。この日は前座試合にアズリエルと対戦して勝っているコリノ。しれっと現役復帰していた。

    で試合はというと、ゴングと同時にラフファイトで押しまくるホミサイドだったが、田中がホミサイドの顔面へ唾を吐きかけ反撃開始。ホミサイドの足をコーナーにかけて客席から取り出した椅子で殴打。続けざまに「Hoooo!」と叫んで四の字固め。そのまま張り手合戦になりホミサイドがロープエスケープ。そしてリング下にいた田中めがけてトペ・コン・ヒーロがいいタイミングでヒット。

    それにしてもホミサイドの思いっきりの良さは圧巻だ。体格が恵まれていないぶんスピードと勢いでそれをカバーしている。しかしコンディションでいえば田中の方が明らかに上回っていた。見た目はヘビーではないが一発の重さという意味では技の一つ一つに説得力があるように見えた。

    リングに戻り田中のブレーンバスター二連発とスーパーフライが炸裂するもツーで返される。すると田中のラリアットがレフェリーに誤爆。その隙にホミサイドがコップキラを決める。代わりのレフェリーが入ってくるも田中がツーで返す。そして今度はセコンドのスティーヴ・コリノが椅子を持ってリングイン。ホイサイドにチェアーショット。怒ったホミサイドはコリノにラリアットを狙うが代わりのレフェリーにこれまた誤爆。

    で、こんどは何故かTNAのマディソン・レインが乱入。田中に襲いかかるがブレーンバスターで返り討ち。そして最後は二度目のコップキラを決めたホミサイドが田中からスリーカウント奪取。かなりキツイ角度から落とされた田中は試合後も肩を気にしてしばらく立ち上がれない。観客からは大きな拍手が送られるがなんとも微妙な終わり方だった。

    意外だったのが田中の負けだった。ぶっちゃけ見た目は確実に田中の勝ちだろと思っていたがまんまと裏をかかれた感じ。そしてJAPWの試合全般に言えることだが無駄な乱入が多すぎ。全てにおいて何をしたいのか分からないのがJAPWのイメージだ。この日のベストマッチと言える内容だったが、田中とホミサイドならセコンドの介入などせず、シンプルにぶつかり合う試合の方が内容的に良かったのではないか。そう思うと残念でならない。


    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】