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Jimmy Rave

ROH ニューヨーク大会(09年3月21日)

 

3月21日 ROH@ニューヨーク 7周年記念大会

ロドリック・ストロング & エリック・スティーブンス VS レット・タイタス & ケニー・キング
ROHレスリングスクール卒業生の中で一番の出世頭と言っていいレット・タイタス。キャラも定着してきて安心して試合が観られる。モヒカンヘアーに戻したエリック・スティーブンスと減量をして更に逆水平チョップのスピードが速くなったロドリック・ストロングのタッグは技の一つ一つに破壊力があって見ているだけで痛さがこちらまで伝わってくる。最後はレット・タイタスにドクター・ボムを決めたスティーブンス組の勝利。オープニングマッチとしては最適の試合だった。

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ブレント・オーブライト VS クロウディオ・キャスタニョーリ
ここ最近何度目の対戦なのか。新鮮味に欠けるカード。お互いにパワー系の共通したスタイルということもあって何度対戦しても結局は同じような印象しか残らない。それはファンにも伝わっているはず。現に「Boring!」チャントも聞こえた。15分時間切れ引き分けから5分延長になったにもかかわらずクロウディオ・キャスタニョーリのローブロー反則負けという終わり方も解せない。一気にヒートダウンの試合。

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ボビー・デンプシー VS アダム・ピアース
大人気のボビー・デンプシーがアダム・ピアースをデスバレー・ドライバーで秒殺。正直レスラーとしての優れた資質を持ってるでもなくデブでいじめられキャラというだけでここまできたボビー・デンプシー。これからが本当の勝負どころ。

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ジェリー・リン VS マイク・クワッケンブッシュ
両者の無駄のない動きに見とれてしまう。取っては取り返し取られては取り返すという目まぐるしい展開。ジェリー・リンがジャイアントスイングでクワックを場外の鉄板ボードにぶん投げつけるという元ECWチャンプらしいラフファイトも披露。最後はリンがクレイドル・パイルドライバー(ゴッチ式パイルドライバー)でクワックを決めて勝利。

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ネクロ・ブッチャー & タイラー・ブラック & デリリアス VS ジミー・ジェイコブス & オースティン・エリーズ & ブロディ・リー
基本イリミネーションルールで退場者がでるたびにルールが変わっていくという題して「レボリューション・ルール」。案の定、ルールが複雑すぎてファンがついていけないといった置いてけぼり感たっぷりの試合だった。で、ネクロさんが青いバンダナで「ウガー!」と叫びながら入場。いきなりブロディ・リーとグーパンチ合戦がはじまる。かなりえぐい角度でネクロさんのグーパンチがブロディ・リーのアゴに炸裂。リーもやりかえすが一歩も引かないネクロさん。ことグーパンチに関してはネクロさんの方が一枚も二枚も上手だった。

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まずオースティン・エリーズがデリリアスに垂直落下式ブレーンバスターを決めてデリリアス退場。ネクロさんがコーナーポストから場外へトペアトミコ(というか単に下に落っこちた捨て身技)を決めるも左足のかかとをザックリと切ってしまう。かかとから皮膚みたいなものがぷらぷらと…。急遽テーピングで補強してブロディ・リーとネクロさんが場外乱闘になり何故かそのままバックステージへ消えてしまう。そこに「両者失格!」とアナウンスが入ってファンから大ブーイングが飛ぶ。

残ったジミー・ジェイコブスとオースティン・エリーズは1人になったタイラー・ブラックをタコ殴りにするがすぐに仲間割れ。オースティンのドロップキックがジェイコブスに誤爆。すかさずタイラーがエンド・タイムを決めてオースティン退場。タイラーとジェイコブスの一騎打ちに。最後はタイラーがジェイコブスにゴッズ・ラスト・ギフト(スモールパッケージ・ドライバー)を決めて勝利。ネクロさんの一人舞台といった印象。この大会で一番のがっかり試合。

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ブライアン・ダニエルソン & “X” VS バイソン・スミス & “X” (with プリンス・ナナ)
バイソン・スミスのマネージャーでガーナ王子のプリンス・ナナが「X」だった今夜のパートナーを呼び込む。その正体はジミー・レイヴ。ブーイングと歓声がごちゃ混ぜ状態。対するブライアン・ダニエルソンのパートナーとしてグリズリー・レッドウッドが入場してくるとファンは一斉にブーイング。すぐにバイソン・スミスに蹴散らされるレッドウッド。代わりに入場してきたのがコルト・カバーナ。会場が割れんばかりの大歓声。「Welcome Back !!」の大合唱。

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序盤はコルトとダニエルソンの小刻みなタッチワークでレイヴを孤立させていく。変形のボーアンドアローでタップ寸前のレイヴ。復帰戦でいきなり手厚い洗礼を受ける。やっと交代したバイソン・スミスはパワーレスリングで押しまくる。ダニエルソンがバイソンを客席へと投げ捨ててそのままニューヨーク恒例のトペ・スイシーダを決める。

スミスとダニエルソンが場外でやりあっているすきにレイヴがヒール・フックを狙いにいくがコルトがそれをかわしてレイヴを丸め込んでピン。コルト&ダニエルソン組の勝利。試合後マイクを取ったコルトは「もう俺の入場曲はかかったから残ってるのはー」とダニエルソンを指さす。すると場内にヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」がかかりファンが大合唱。この日一番の盛り上がり。

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ジェイ・ブリスコ VS ディーロ・ブラウン
小さな子供が「Let’s Go D-Lo !!」と声援している。彼はそうとうマニアックなファンだ。ちらほらと「Boring!」チャントがあるなかジェイがコーナーポストからギロチンを狙うもディーロにかわされ自爆。それをすかさず丸め込んでディーロの勝利。一瞬なにが起きたのか狐に摘まれたようなフィニッシュだった。

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(C)ケヴィン・スティーン & エル・ジェネリコ VS デイヴィー・リチャーズ & エディ・エドワーズ(with サラ・デル・レイ & シェイン・ハガドーン)
セミファイナルはROH世界タッグ王座戦。椅子をリングに投げ込んだエル・ジェネリコがいつも以上にヒートアップしている。No DQだけに椅子を使ってかなりのラフファイト。アメリカン・ウルヴスは痛めていたスティーンの膝に集中攻撃をはじめる。

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スティーンがラダーを持ち込んで反撃にでる。アメリカン・ウルヴスをコーナーに座らせスティーンの飛び込み式セントーン。ノックアウトしているウルヴスにラダーを持たせエル・ジェネリコがコーナーポストからサマーソルト・ドロップを決めるがカウントツーでキックアウト。スティーンがエドワーズを椅子めがけてフィッシャーマンス・バスターで投げつけるもまたカウントツーでキックアウト。椅子がぐんにゃり。

最後はスティーンがシャープシューターを決めてリチャーズがタップアウト。スティーン&ジェネリコ組が王座防衛。しかし試合後も気が収まらないアメリカン・ウルヴスはスティーンをロープに貼り付けにして椅子で膝を殴り続ける。負けたはずのアメリカン・ウルヴスが王座ベルトを持ってバックステージへと帰っていく。技を受けるだけ受けつつも気迫のこもった攻撃を見せたエディ・エドワーズが一番輝いていた試合だった。

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(C)ナイジェル・マッギネス VS KENTA
ナイジェルは左肩と腕にがっちりとテーピングをしている。KENTAはそこを容赦なく攻撃。キック主体のKENTAに対してナイジェルはロープに逃げて防戦一方。序盤は膠着した場面もみられたせいか会場からは「Boring!」チャントもちらほら。

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ナイジェルがタワー・オブ・ロンドンでKENTAをノックダウンさせると反撃開始。しかしまた腕責めを食らってしまいKENTAペースに。ナイジェルが場外の鉄板ボードにKENTAを投げようとするとKENTAが切り返して逆に叩きつけられてしまう。すかさずKENTAがコーナーから場外へニードロップ。カウント19で両者同時にリングイン。またも腕へ容赦ないキックを浴びせるKENTA。フィッシャーマンズ・バスターを決めるがナイジェルがカウントツーでキックアウト。

KENTAがフライング・ラリアットを決めるがまたしてもナイジェルがカウントツーでキックアウト。フォールの取り合いからナイジェルの固め技ロンドン・ダンジョン。ロープに逃げるKENTA。更にトップロープにKENTAを担ぎ上げタワー・オブ・ロンドンを決めるがこれもカウントツーでキックアウト。場内プチカオス状態に。

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もう一度タワー・オブ・ロンドンを狙いにいくがKENTAがかわして雪崩式ファルコンアローを決める。またもカウントツー。更にKENTAがジャーマンスープレックス・ホールドを決めるがこれも駄目。決めにかかるKENTAはGo 2 sleepをぶち込むもナイジェルがロープブレイク。息を吹き返したマッギネスは場外へタワー・オブ・ロンドンを決める。

リングに戻ってジョーブレイカー・ラリアットを狙うがKENTAにかわされる。またまたGo 2 sleepを狙うKENTAだったがうまくかわしたナイジェルが逆にGo 2 sleepを決める。KENTAがツーでキックアウト。たため込むようにナイジェルがロンドン・ダンジョンを決めると堪らずKENTAがタップアウト。ナイジェル・マッギネスが王座防衛。

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いままで観てきたニューヨークのショーの中では一番盛り上がりに欠ける大会となった。新体制になってテレビ放送などで新しいファンを開拓しているように見えるがニューヨークという比較的ヒートアップしやすい場所でこのような内容ではすこし不安が残るといった印象。もしジミー・レイヴとコルト・カバーナの復帰がなければどうなっていたか…。ディーロ・ブラウンやバイソン・スミスのようなレスリングスタイルというのは今までのROHには無かったものでこれをどうやってストーリーラインに乗せていくのかブッカーであるアダム・ピアースの腕の見せどころだろう。8年目を迎えたROHにとっていまが一番の転換期。いま言えることはファンのニーズにもっと耳を傾けて欲しい、それだけだ。

 

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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