ホーム > タグ > TNA

TNA

ケニー・オメガvsジェイ・リーサル/Kenny Omega vs Jay Lethal

 

2008年9月19日 JAPWニュージャージー大会

右膝の怪我が完治していないものの、現JAPWヘビー級王者としてタイトルマッチをおこなうケニー・オメガの表情からは、心なしか緊張がうかがえた。しかも、対戦相手はかつてROHでも活躍していたジェイ・リーサル。現在は”マッチョマン”ランディー・サヴェージのギミックで、ブラック・マチズモを名乗ってTNAでも人気者なのだ。さすがにこれはグレプロのJOM太郎戦のようにイージーにはいくわけがない。

と、ここで補足。現在JAPWでのケニー・オメガはヒールチャンピオンということになっている。いつも卑怯な手を使って王座を防衛してはファンからのブーイングを浴びているが、ゴリゴリのヒールというわけでもなくコミカルでヘタレなヒールといった路線。彼にとって純血なベビースタイルよりも、ずる賢くて王道ヒールには成りきれない小悪党キャラの方が、プロレススタイルや本人の性格的にも合ってると思う。また彼自身それを楽しんでいるようにも見える。

p1000976.jpgp1000980.jpg

リック・ルードばりの腰つきで自分がチャンピオンであることを誇示するケニー・オメガは、何を思ったのかリングサイドの子供が持っているオモチャのチャンピオンベルトと自分の本物チャンピオンベルトを交換してリングに上がろうとするが、慌ててまたその子とベルトを交換しなおすという軽いボケ小ネタムーブを展開。一部のファンからは失笑がおきる。ジャブか、軽いジャブなのか。つかみはOKのようだ。一方、ジェイ・リーサルはブラックマチズモ仕様ではなくROHの頃のコスチューム(青タイツにレガース着用)で入場。地元ファンからの大声援で迎えられる。

p1000988.jpg

試合のゴングと同時に二人はロックアップ。グラウンドの攻防がはじまる。腕の取り合いからケニーが相手の足を取って締め上げると、リーサルは堪らずロープエスケープ。再びロックアップから腕の取り合い。そしてヘッドロックからバックの取り合いへと展開していく。その間、何度か気にするように右膝を曲げるケニー。序盤のレスリングを見た限りでは、足の怪我はそれほど悪いようには見えない。

p1000989.jpg

ケニーがリーサルをコーナーへと押し込み殴ろうとするところでハルク・ホーガンのポージングのまま一回転。当然ながらファンからはブーイングの嵐。あまりにも無駄すぎて、逆に殴るよりも相手への(精神的な)ダメージがあるのではないかとさえ思う。アームホイップの応酬でケニーが場外へ落ちる。トップロープとセカンドロープの間からトペを放つリーサル。倒れるケニーの髪の毛をつかんで場外マットに叩きつけ、胸板に逆水平チョップの連打。ケニーもやり返すがリーサルの方がやや押し気味。

場外のコーナーポストへ背中から投げつけられるリーサル。そこへケニーが逆水平チョップを放つが寸でのところでかわされ、チョップがコーナーポストにヒット。ドリフばりに痛い痛いの格好をするケニー。「あいたたっ!」と日本語で言っているようにも聞こえる。誤爆した手を集中攻撃するリーサル。その手を抱え最前列のちびっ子ファン達に叩かせながらリングの周りを一周。こういうときに限って手加減をしないちびっ子達は一段とヒートアップしていく。こういった参加型のエンタメに対するノリの良さは流石アメリカだなと思う。にしてもノリ良すぎ。

p1000995.jpg

両者リング上へ戻り、トップロープからリーサルが飛び技をしかけようとすると、レフェリーを突き飛ばしリーサルに当ててそれを阻止するケニー。その後も足でリーサルの首をぐいぐいと押し込んだり手で首をチョーク気味に締め上げたりと反則行為を続ける。客からは大リーサルコールが起きる。リーサルを寝かせてその場ムーンサルトをするケニーだが、右足の踏ん張りがいまひとつなのか、かたち的にあまりキレイではない。怪我の影響が出はじめてきているのか。

場外からトップロープを使ってのドロップキックを放つリーサルだったがカウント2でケニーがキックアウト。逆にリーサルの背後から飛び越えてのフェイスクラッシャーでケニーがフォールするもカウント2でキックアウト。そして「フィニッシュ!」とアピールしたケニーが、エレクトリックジャーマンを狙おうとするが、それをリーサルがエスケープ。ストップ延髄斬りを狙うが、またしてもリーサルにかわされ丸め込まれるケニー。そのまま立ち上がりリーサルを突き飛ばすとレフェリーに誤爆してしまう。

p1010021.jpg

レフェリーが失神している隙に、ケニーが場外のイスをリングに持ち込んでリーサルを殴ろうとするが失敗。逆にリーサルへイスが渡りケニーを殴ろうとするが、息を吹き返したレフェリーが反則でイスを奪い取ろうとする。リーサルとレフェリーがもみ合になっているところで、ケニーがリーサルの股間へ見事なまでのローブロー。「チーン!」と音がするかのようだ。つまりエディ・ゲレロの『ズルしていただき』そのまんま。最後は必殺の波動拳でリーサルを吹き飛ばしスリーカウント。ケニー・オメガの王座防衛に終わった。

 

明らかに飛び技への躊躇が見られるのと、膝を気にする場面が少なからずあったが、想像していたよりも動きが良かったのには正直びっくりした。試合後ケニー本人に話しを聞いてみると、やはり怪我の回復具合を試しながら試合をしたという。この夏、念願だったDDT参戦を果たし、飯伏幸太や高木三四郎との死闘、それに田中安全プロレスとの初遭遇の衝撃がジワジワと蓄積してきているようだ。試合は成立させたものの、まだまだ本来の動きには程遠いように見えた。ここは踏ん張りどころ。じっくり怪我を治して欲しい。してまた日本で狂った試合を見せて欲しい。頑張れケニー・オメガ。

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • RSS
  • Twitter
  • Facebook
  • Add to favorites
  • Google Bookmarks
  • del.icio.us
  • Tumblr

ワイルド・キャット インタビュー

 

サウスフロリダのCCW(Coast Championship Wrestling)という団体を主戦場とするワイルド・キャットなる女子レスラーに出会いました。友達の友達つながり。

wild-cat-001.jpg

(キャット) 「私はハードコアなの。女となんかレッスルなんかしてられないわ。なんせハードコアなんだから。男よ、男と戦ってばっかりよ。とにかく殴りあいたいの。イスでもカウベルでも何でも使うわよ。」

――その名が示す通り、かーなーりワイルドですね、、。

(キャット) 「オリジナルホールドはダブルスタナー。この私の胸の谷間に相手の顔をうずめて、その上からエルボーを振り落とすの、思いっきりね。天国から地獄へ一直線よ。」

――胸もかーなーりワイルドです、、。

(キャット) 「デビュー戦の相手はフロリダでナンバーワンのレスリングトレーナー、アレックス・Gよ。タイトル歴はFSCW(4Star Championship Wrestling)の女子チャンピオンと、CCWのチャンピオンね。」

――アレックス・G、、、FSCW、、、。まだまだ知らない事がたくさんある、、。

(キャット) 「プロレスのきっかけ?そうねー、、。初めてパイルドライバーを喰らったのは5才の時。近所の20才の男にいきなりやられたの。」

――「やられたの」って、、。5才でしょ?何、その男ってのはレスラーか何か?

(キャット) 「ただの近所の男よ。本気パイルだったわ。まあ、それがきっかけといえばきっかけかしら。」

――、、、5才で本気パイルの洗礼、、、。

(キャット) 「ストリートでのデビュー戦は13才の時。それ以来ガチでは一度も負けた事がないわよ。そうそう、そういえば私ダッドリー・ボーイズ(チーム3D)のババ・レイにも本気で喰らわした事あるのよ。アイツらとは仲が悪いのよ、私。去年の話なんだけど、当時TNA関係者のクリスってのと付き合ってたんだけど、、。」

――えーと、、クリスって名前出しちゃってOKなのかな、、?

(キャット) 「そうねー、、いいんじゃない?クリスって名前の男、TNAにいっぱいいるし、わかんないわよ。そうそう、それでねTNAの会場に出入りしてた頃の話なんだけど、ダッドリーの奴ら、特にババ・レイが何か知らないけど私の事嫌ってるみたいなのよ。ある時突然頭を両手で左右から押さえられて“何!?キスされるの?それともヘッドバットされるの?”ってビックリしたんだけど、そんなのどっちも嫌だから喰らわしてやったわ。額に思いっきり爪の痕残してやったわよ。あははは。あと、クリスもそうよ。あいつったら実はXXXXでXXXXだったのよ!思い出すだけでムカつくわ!だからねアイツの腕をXXXXってもうボッコボコにして別れてやったわ。もうホントにボッコボコ!あっはははは!」

――「あははは!」って、、、。それもう刑事事件レベルっていうか、、捕まりますよソコまでやったら、、。

(キャット) 「自業自得ね。あとね、TNAにアビスっているでしょ?」

――はいはい。怪奇派アビス!

(キャット) 「そうそう、そのアビスなんだけど、あのキャラクターって全部私のアイデアなのよ。私がクリスに“こんなのどうかしら?”って話したのがそのまま出て来たからビックリしたわ。」

――なるほど、、。いやーなかなか面白い!それではあといくつかの質問も。好きな言葉は?

(キャット) 「Have fun as much you can. And don’t hurt anybody.」

――「思いっきり楽しもう。そして人の事は傷つけない」って感じでしょうか?でも「人を傷つけない」って言ってるのにクリスはボッコボコ、、、。

(キャット) 「自業自得って言ってるでしょ!文句あんの!?」

――、、、イエス!イエス!その通りです!では最強と思う男は?

(キャット) 「UFCのチャック・リデルね。あの人は強いわよ。」

――最強の動物は?

(キャット) 「ライオンね。」

――うーん、そういえばあなたも動物に例えるとライオンっぽい印象です。

(キャット) 「でしょ?私はワイルド・キャット。ライオンもネコ科でしょ?」

――今日は突然のインタビューを快く受けてくれてありがとう!

(キャット) 「いーえ、こちらこそ。最後に私のダブルスタナー試してみる?」

――ノーサンキューです!

(キャット) 「あははは!冗談よ!」

とても気さくな声の大きい女性でした。TNAのクリスって誰だろ、、?

【文・カズキ】

  • RSS
  • Twitter
  • Facebook
  • Add to favorites
  • Google Bookmarks
  • del.icio.us
  • Tumblr
Page 1 of 11

ホーム > タグ > TNA

検索
Calendar
« 2017 年 5月 »
M T W T F S S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
Video
Recent Entries
Categories
Archives
Tag cloud
Pro Wrestling
Proresu
Wrestling Fan Sites
Blogs
Music
Meta

ページの上部に戻る