管理人の私が言うのも何だが、気がつけばこのブログ内容がネクロ・ブッチャーと飯伏という外見的には似ても似つかない二人だけの特集ブログみたいになっている。外見こそ対照的だが、レスラーの魅力としては共通するものがある、と思う。それは、「ネクロなら、または飯伏なら、これから何か凄いことをしてくれるんじゃないのか」という期待度の高さに他ならない。もっと言うと、プロレス以外でもワクワクさせてくれる何かを持っているという点において、いまのところこの二人はズバ抜けている。ワックワクなのである。
とくに飯伏幸太というレスラーの魅力にやられっぱなしで、小学生のころジャッキー・チェンに狂っていた勢いに近いものがある。ジャッキーがやることは全て肯定みたいなやられっぷり。ぶっちゃけ自分でもどうかしていると思う。週プロのコラムを読んでも分かるように、飯伏独特のホンワカとした何とも言えない脱力な魅力というのも、実際に会って話してみると破壊力が倍増する。もうワックワクのフッニャフニャ。本当にプロレスが好きで好きでしょうがなくて、小学生時代に朝礼台からフェニックススプラッシュをやって肋を折ったり(しかも二回)、高校時代にラグビーをしていたのもプロレスラーになるため、新空手やキックをやっていたのもプロレスラーになるため、というその全てにおいてブレがない。キャッチフレーズ的な意味でではなくて、本当にプロレスをするために生まれてきたんだなあと。
で、高木三四郎大社長の『俺たち文化系プロレス DDT』にも書かれているように、新人の試合ではタブーとされている飛び技を連発する試合を、その技をしっかりとした形でできるのであれば隠す必要なんてないと容認してしまう高木三四郎の懐の深さが半端ないと思った。いまの飯伏はDDT所属だからこそ在るというか、究極の放任主義というか、とにかく高木三四郎がいなければ飯伏幸太はプロレスのゴールデンスターという星のしたに生まれてきたのにもかかわらず、プロレスラーになっていなかったかもしれない。
今回、飯伏のROH参戦に帯同させてもらって感じたことは、飯伏のすごさ以上に高木三四郎のすごさだった。いや、言い過ぎじゃなく本当に。 【文・ジュードーチョップ】
[amazon]4778310950[/amazon]