CHOOSE DEATH! みんなに愛され続けるMr.はちゃめちゃハードコアと言えばもちろんこの人!そう、愛の幸せ配達人ことみんなのアイドル、ネクロ・ブッチャー!わーわーわー!見る人全てを和ませる、正に癒し系レスラーの代表格。みんなネクロが大好きだ!大好きに決まってる!大好きと言え!言ってくれ!頼む!
そんなネクロのおっさんとボクのバンド、ピーランダーZが初めて出会った時のお話をヒトツ。
テキサス州のデントンっていうなーんにも無い小さな街。その小さな街の更に寂れた一角、線路脇にライブハウスがぽつんと一軒。その名をRubber Gloves。小さな街の寂れた場所にも拘らず毎回満員のお客さんが集まりかなりの盛り上がりを見せるお馴染み&お気に入りのハコです。
さてさてそんなRubber Glovesで働いているスタッフにクリスなる人物が。仮面ライダーV3のTシャツがお気に入りで、何かとボクらの面倒を見てくれるモジャモジャ頭のナイスガイ。その日も無事にライブが終了、汗だくになってぜーゼー言っているとクリスがやって来て「お前らプロレス好きなんだよな?ネクロ・ブッチャーって知ってるか?」「おっ!お前もプロレス好きなのかよクリス!いやー今回のツアー中もオハイオ州のインディー団体があーだこーだ、どーのこーの、、、。」「だーっ!んな事どうでもいいんだよ!ネクロ・ブッチャー知ってるのか知らねーのかどっちなんだよっ!?」「うーん、、あー、、知ってるけど、、、何なんだよ、、?」「来てるんだよ!ココに来てるんだよ!!お前らのショウ見てたんだよ!」「わーっ!」絶叫です。
クリスに紹介してもらったネクロはすでにベロベロ。第一印象は「、、、何だこの酔っ払いのヒッピーは、、。」お馴染みのバンダナにアロハ、眼鏡姿でした。ちなみにその時にネクロからもらったヨレヨレの文字で書かれたEメールのアドレスは間違っていました。
で、また次のツアー。クリスと再会。「ネクロは元気?最近もこのハコに遊びに来てんの?」と聞くと「オレ今ネクロと一緒に住んでんだ。」「わーっ!」マジで!?「、、、アイツはただの酔っ払いのヒッピーだよ、、。」との事でした。
で、またまた次のツアー。クリスと再会。「ネクロは元気か?」いつもの質問。「おう!今日のお前らのライブ見に来るぞ!」「わーっ!」ライブ前にクリスを交え作戦会議。「ライブ中にネクロをステージに引っ張り上げようぜ!」ライブも終盤に差し掛かり会場もモリモリに盛り上がる中、ステージ下のネクロはすでにベロベロ。「そろそろでしょう。」とクリスへのアイコンタクトが作戦開始の合図。嫌がるネクロを無理矢理ステージに押し上げ、ピーランダーレッドの赤いカツラをまず被せ、更にはベースギターまで抱えさせ演奏までさせちゃいました!最初は「やめろ!やめてくれ!」とちょっとシャイなところを見せていたネクロのおっさんも、いつの間にかノリノリのベロベロでベースをかきむしっています。赤いカツラ被ったままで。お客さんも「わははー!ネクロがベース弾いてるぜー!」ってゲッラゲラ笑っていました。いやーでもネクロが楽しんでくれて本当に良かったなー。とは言っても一番楽しかったのはボクらなんですけどね。
またライブ見に来てくれよ、ネクロ!
【文・カズキ】