ROH ニューヨーク大会(09年6月13日)

 

6月13日 ROH@ニューヨーク州マンハッタン

ザ・ヤングバックス VS ケニー・キング & レット・タイタス
現PWG世界タッグ王者組のヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン兄弟)が、息のあった連携技でケニー・キング&レット・タイタス組に勝利。

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ネクロ・ブッチャー VS ジミー・レイヴ
ジミー・レイヴがリングインすると同時に、観客からトイレットペーパーが投げ入れられる。「だから投げんじゃねーよ!」と叫ぶマネージャーのプリンス・ナナにも、ブーイングと大量のトイレットペーパーが投げつけられる。現在、ジミー・レイヴと抗争中のネクロさんは、いつものように腕をぐるぐる回して「ウガー!」と叫びながらドシドシと走って入場。観客からは割れんばかりの「ネクロ!ネクロ!」コールで迎えられる。

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いきなり場外乱闘が始まり、強引に引っこ抜いた客の椅子でジミー・レイヴを襲おうとするネクロさん。しかし、レイヴにその椅子を取られてしまい、ネクロさんの右膝にクリーンヒット。執拗に右膝を攻めまくるレイヴだったが、一瞬のすきにスモールパッケージホールドで丸め込み、ネクロさんの逆転勝ち。試合終了後、身動きが取れなくなったネクロさんにジ・エンバシーがストンピングの雨あられ。そこへコルト・カバーナが助けに入ってくる。足を引きずりながらバックステージへと帰って行くネクロさん。観客からは大拍手。

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ここでリック・フレアーが登場。リングサイドでメインのタイトル戦に立ち会う予定だったが、このスピーチを最後に会場を後にした。ちなみに試合開始前には同会場の地下でサイン会が開かれていた。

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ロドリック・ストロング VS サンジェイ・ダット
ロドリック・ストロングがギブソン・ドライバーでサンジェイ・ダットに勝利。ネクロさんとは違い、両者共にグッドシェイプされたカラダで、終始スピーディーな好試合。

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タイラー・ブラック VS ジミー・ジェイコブス
最初に流血した方が負けのファーストブラッドマッチ。ジミー・ジェイコブスがありえないほど長いドライバーでタイラー・ブラックの額に凶器攻撃。これであっさりとタイラー・ブラックは流血してしまい、ジミー・ジェイコブスの勝利。試合後、タイラー・ブラックは王者挑戦権を行使するとマイクで宣言。これでメインのROHタイトルマッチはタイラー・ブラック、ジェリー・リン、オースティン・エリーズのスリーウェイで行われることが決定した。

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ディーロ・ブラウン VS ブライアン・ダニエルソン VS クラウディオ・キャスタニョーリ VS コルト・カバーナ
コルト・カバーナがシカゴクラブ(ビリー・ゴーツ・カース)を決めてディーロ・ブラウンから勝利。

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(C)ジ・アメリカン・ウルブス VS ケビン・スティーン & エル・ジェネリコ
因縁深い両タッグチームがROHタッグベルトをかけてサブミッションルール(最後はサブミッションで極めなければ勝てないルール)で激突。膝の怪我から復帰したばかりでいつもの動きに精彩を欠くエル・ジェネリコ。膝にはスティーブ・オースティンのようなプロテクターを装着している。その痛めている方の膝へ、リチャーズがチャンピオンベルトで容赦ない反則攻撃。最後はエドワーズがハーフ・ボストンクラブをジェネリコに決めタップアウト勝ち。スティーン&ジェネリコ組はあともう少しのところで惜しくもベルトを逃した。

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ジェイ・ブリスコ VS リトル・グイドー・マリタート
かつてUWFインターナショナルにも所属していたヌンジオことリトル・グイドー・マリタートにジェイ・ブリスコが必殺のジェイ・ドリラーを決め勝利。

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(C)ジェリー・リン VS オースティン・エリーズ VS タイラー・ブラック
オースティン・エリーズはリック・フレアーの入場曲でゆっくりと入場。立会人のリック・フレアーはリングサイドに来ることが出来なくなったとマイクで説明するオースティン。すると片手にレフェリーシャツを握ったままのナイジェル・マッギネスが登場。オレが立会人になってやると言ってレフェリーシャツに着替えリングサイドに陣取るマッギネス。試合は序盤、タイラー・ブラックへの脚攻めでオースティン有利の展開。

オースティンが鉄柱を使った変形足四の字固めをタイラーに決めるが、立会人の権限でナイジェルがカットに入る。と、ここでタイラーがリンをスモールパッケージに丸め込んでスリーカウント。チャンピオンだったリンがここで退場。突然の出来事に場内がざわめく中、ここからタイラーとオースティンの一騎打ちとなる。

この日、すでに一試合を消化しているタイラーは徐々に疲れが見えはじめ、オースティンのねちっこい攻撃に足が止まる場面も。最後は顔面への蹴りから垂直落下式ブレーンバスターをタイラーに決めて、オースティン・エリーズが史上初の二度目のROH世界ヘビー級王座を奪取。観客からは歓声と落胆の声とが入り乱れての大盛り上がり。

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正直びっくりした。かつて(2005年~06年あたり)の盛り上がりが蘇ったかのような素晴らしい内容だった。どの試合もテンポが良く、興行全体をコンパクトに集中して見ることができた。定期的に開催されているTVテーピング(HDNet)でも、これくらいの盛り上がりを期待したいところだが、オースティン・エリーズの王者交代によって今後どういう展開を見せていくのか期待していきたい。

 

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】