カテゴリー: Pro Wrestling

  • 月刊 ネクロ・ブッチャー vol.3

     

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    アカデミー賞授賞式にちらっと出演した(『ザ・レスラー』のワンシーンが流れた)マンハッタンドロップの顧問ネクロ・ブッチャー(何度も書きますが本人はボンヤリと顧問であることを容認)がまた一段とだらしないカラダになってまいりました。3月1日のROHフィラデルフィア大会では巨大ホッチキスを片手に裸足で大暴れ。ビール腹なのに大人気です。

    さてそのネクロさん、去年ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した『ザ・レスラー』を自分が出演しているにも関わらず、ほとんど内容を知らない(というか映画自体を観てない)ありさま。まさかまだ…とおもい尋ねてみると…。

    ――おひさしぶりです。
    ネクロ: (何故かピースサインで)ハーイ!

    ――なんかまた腹が出てきたような気がするんですが。
    ネクロ: (腹をさすりながら)ガハハッ。全部ビールだよ。

    ――さすがムービースターは違いますねえ。貫禄が出てきたっていうか…。
    ネクロ: やめてくれよムービースターだなんて。

    ――ところで、『ザ・レスラー』はまだ観てないんですか?
    ネクロ: あー観た観た。DVDで観たよ。

    ――はあ?映画館じゃなくて?
    ネクロ: ああ。友達がくれたDVDでね。映画だと金がかかるだろ。あとほらうちは田舎だからさ、映画館まで遠いんだ。

    ということで今ごろ観たそうですが惜しくも感想は聞けずじまい。試合後だったので早くビールが飲みたいらしく急いでいたのが原因という…。どんだけビールが好きなのかと。ちなみに『ザ・レスラー』のDVD発売は4月21日予定です。

     

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ケニー・オメガ vs オースティン・エリーズ

     

    3月1日 ROH@フィラデルフィア大会

    この試合の前日、ジェイ・リーサルに敗れたケニー・オメガはついにJAPWヘビー級タイトルを失ってしまった。明らかに試合前の表情には冴えがなかった。一方、今回の対戦相手は元ROHヘビー級チャンピオンのオースティン・エリーズ。「ゼア・ウィル・ビー・ブラット」のダニエル・デイ・ルイスみたいな鼻の下のヒゲがいやらしい。

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    いままでストーリーには絡んでこなかったケニーだったが、ここでトップどころのオースティンとシングルマッチというのは、ステップアップのための最終審査なのか。これは大抜擢といっていいだろう。オースティンはヒールターンして日が浅く、それほどキャラクターが固まっていないという状況で、どうやってこの試合をコントロールしていくかという迷いが見て取れた。のらりくらりとアメリカンなヒールに徹してブーイングも多くもらっていた。

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    序盤からハイペースで攻め込むケニー。打点の高いドロップキックを決める。コーナーを使った飛び技を見せるケニー。昨日の王者陥落というイメージを払拭したいのか、この日はいつも以上に勢いがあった。と同時に、いきなり大きな仕事を任されてしまった新入社員さんみたいな、どこかでやりづらそーな印象も受けた。

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    中盤から徐々にオースティンのペース。得意技パワー・ドライブ・エルボーが「バシン!」とドンピシャのタイミングで決まる。それをケニーがツーでキックアウト。危ないタイミングだった。技が決まるときの「バチン!」という音が大きければ大きいほど客は沸く。アメリカ人の沸くポイントは「音」ではないかと感じるときがある。なのでバチバチスタイルもアメリカ人には受けるかもしれない。

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    で、ケニーがソバットと延髄斬りのコンビネーションを見せ反撃。「ウガガー!」と雄叫びをあげてから跳び箱式のフェイスクラッシャー。ここで一気にラッシュをかける。

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    首を掴んで膝蹴り。怯んだところを肩車してクロイツ・ラスを仕掛けようとするが目つぶし攻撃を食らい失敗。オースティンが息を吹き返す。ケニーを鉄柱に突っ込ませてグロッキー状態にすると、そこから一気にオースティンのペースにはまってしまう。最後はオースティン必殺の垂直落下式ブレーンバスターが決まりケニーをピン。オースティン・エリーズの勝利。

     

    正直、ケニーの詰めが甘かった。あそこまで責めておいて勿体ない。跳び箱式フェイスクラッシャーまでは完璧にケニーペースだったのに。そしてケニー独特のコミカルなレスリングは意識的に使わないようにしていたのだろうか。今まで観たこと無いようなシリアスな試合内容だった。思えば波動拳も使わずじまい。表情には出さないものの、どこか迷いが見えた。これからもっと上のレスラーとあたる機会も増えるだろう。そしてストーリーにも絡んできたときに、自分の持ち味であるコミカルな部分をどう活かせるかが、今後の課題になりそうだ。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • Xはアメリカンドラゴン

     

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    チカラプロ主催のキング・オブ・トリオスにアメリカンドラゴンことブライアン・ダニエルソンの出場が決定しました。クラウディオ・キャスタニョーリとデイブ・テイラーのチーム『TEAM UPPERCUT』のXがブライアン・ダニエルソンであると判明。これでヨーロピアンすぎる強力なトリオが誕生しました。一体このチームが誰と対戦するのか。妄想は尽きません。

     

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ケニーのフィギュア

     

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    ファンが作ってくれたというケニーのフィギュアを見せてくれた。目が点だし首の接合部分がすこし不気味。ショートタイツも本物そっくりにペイントされているらしく、心のこもったプレゼントを大事にスーツケースへしまう後ろ姿が、また子供っぽくてグッときた。

     

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • キング・オブ・トリオスにDDT勢が参戦

     

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    先日もお伝えしました、チカラプロ主催によるキング・オブ・トリオス(6人タッグマッチトーナメント)に、飯伏幸太・KUDO・中澤マイケルからなる『TEAM DDT』の参戦が決定した模様です。開催日は3月27~29日の3日間。場所はいずれもフィラデルフィア(旧ECWアリーナ)。

    ということで全ての出場トリオが決定しました。統一感のない人選がかえって妄想の入った想像力をかき立てられてしまいまう。もしかしたら、今年の日本人枠として選ばれた『TEAM DDT』が、デスマッチやさぐれ三人組ことネクロ・ブッチャー、トビー・クライン、ブレイン・ダメージの『THE DEATH MATCH KINGS』と対戦してしまうかもしれない。飯伏とネクロが同じリングに立ってしまうというこの不条理な空間。 時空が歪んでしまう可能性大です。

    他にもジョニー・セイント、アル・スノー、デリリアス、オシリアン・ポータルズ、エル・ジェネリコ、オースティン・エリーズ、ブロディ・リー、といったキーとなるレスラーが数多く出場するこのトーナメント、目が離せません。マンハッタン・ドロップではこのキング・オブ・トリオスの模様を、現地からリポートする予定です。どうかお楽しみに。

     

    – CHIKARA “King of Trios 2009″
    March 27, 28 & 29, 2009 ~ The Arena, Philadelphia, PA

    FEATURING:
    1. The Masters of a Thousand Holds (Mike Quackenbush, Jorge “Skayde” Rivera & Johnny Saint)
    2. The Osirian Portal (Ophidian, Amasis & Escorpion Egipcio)
    3. Incoherence (Hallowicked, Delirious & Frightmare)
    4. Team PWG (El Generico, Matt Jackson & Nick Jackson)
    5. The Future Is Now (Lince Dorado, Helios & Jimmy “Equinox” Olsen)
    6. The Death Match Kings (Necro Butcher, Toby Klein & Brain Damage)
    7. The F1RST Family (Arik Cannon, Darin Corbin & Ryan Cruz)
    8. Da Soul Touchaz (Willie Richardson, Trauma & Marshe Rockett)
    9. Team CZW (Beef Wellington, Pinkie Sanchez & Greg Excellent)
    10. The Cold Front (Al Snow, Iceberg & Glacier)
    11. F.I.S.T. (Gran Akuma, Chuck Taylor & Icarus)
    12. The Roughnecks (Brodie Lee, Eddie Kingston & Grizzly Redwood)
    13. Team Uppercut (Claudio Castagnoli, Dave Taylor & X)
    14. Team EPIC WAR (Austin Aries, Tony Kozina & Ryan Drago)
    15. The UnStable (Vin Gerard, STIGMA & Colin Delaney)
    16. Team DDT (Kota Ibushi, KUDO & Michael Nakazawa)

     

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】