月: 2008年10月

  • チカラプロ(CHIKARA)という団体

     

    いまチカラプロレスがおもしろいことになっている。と書いたところで、どれほどのプロレスファンが興味を持ってくれるだろうか。むしろ「チカラプロてネーミングはどうなの?」とか「ROHよりも知名度低いしいまいち分からん」といった声の方が多いのかもしれない。ま、確かに日本では知る人ぞ知るといった存在ではある。しかし、独特のキャラクターを持つマスクマン集団が、アメリカでは珍しいルチャスタイルを基本とした試合を展開しているということや、ヨーロッパなどへの海外進出、それとインターネットを有効に使ったプロモーションセンスなどからも、洗練されたプロレス魂をびんびんと感じざるを得ないわけで、これから日本でもチカラプロの名前を聞く機会も増えていくような気がします。

    さて、ここで簡単にチカラプロの紹介をしてみたい思います。チカラプロはペンシルバニア州フィラデルフィアを拠点に活動しているプロレス団体で2002年に旗揚げ。トレードマークは漢字で『力』。創設者兼オーナーはみちのくプロレスにも参戦経験のあるマイク・クワッケンブッシュ。チャンピオンシップはトーナメント形式で優勝者を決めるチカラ・ヤングライオンズ・カップ(Chikara Young Lions Cup)と、タッグチームベルト(Chikara Campeonatos de Parejas)のふたつ。そしてチカラプロにはレスリングスクールもあり現在はマイク・クワッケンブッシュとクラウディオ・キャスタニョーリがコーチを務めている。

    さらに専用ポッドキャストでストーリーの解説や試合ダイジェスト、選手プロモなども観ることができる。これがなかなか内容的にも面白い。

    とまあこれからはチカラプロに注目ということで、キャラの立った選手達のインタビューや試合レビューなどの取材にもチカラを注いでいこうと考えています。どうぞお楽しみに。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ケニー・オメガ(海外の)情報

     

    毎年恒例のPWG主催”Battle of Los Angeles(BOLA)”がカリフォルニア州バーバンクで11月1日から2日間にわたって開催されます。既に今年の出場者がPWGの公式HPで1日に1人ずつ発表されていまして、本当にじれったいです。

    一気に発表しないところがなんともうまいわけですが、現時点で2006年のBOLA優勝者デイヴィー・リチャーズ、チャック・テイラー、ドラゴンゲートから吉野正人、ベストバウト製造機エル・ジェネリコ、ブランドン・ボーナム、羊さんことオースティン・エリーズ、そしてなんとカナダの路上王ケニー・オメガの名前も!

    ということで、さっそくケニー・オメガ本人に確認したところ、怪我の具合はなんとも言えないが「とにかく出る」とのこと。本当に膝の怪我は大丈夫なのか心配ですが、このPWG主催のBOLAに選出されるということは、それほど注目度の高い選手であると認められた、ということなので浅からぬ縁のあるマンハッタンドロップとしても注目しています。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ネクロ・ブッチャー(海外の)情報

     

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    10月25日、ROHエジソン大会においてFIP世界ヘビー級王座戦が行われます。現FIPチャンピオンの潮崎豪に対する挑戦者は、なんと!やさぐれプロゴルファー猿ことデスマッチジーザスの我らがネクロ・ブッチャー。プライベートでは潮崎豪Tシャツを好んで着ているネクロさんですが、試合となれば話しは別。グーパンチと足蹴りオンリーの狂乱ファイトでFIP王座奪取といきたいものです。出番です顧問!

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • 飯伏幸太(海外の)情報

     

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    11月8日と9日、ドイツのオーバーハウゼンで行われるチカラプロ主催の“Tag World Grand Prix 2008”に、DDTの飯伏幸太が出場する予定です。しかも注目すべきは、飯伏幸太のタッグパートナーにドラゴンゲートでも活躍したイギリス人レスラーのPACが決定しました。かつて飯伏はPWGでのエル・ジェネリコ対PACの試合をDVDで観て、かなり衝撃を受けたといいます。果たしてこの異次元ハイフライヤーの二人がどのようなパフォーマンスを披露するのか、要注目です。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • 月刊 ネクロ・ブッチャー


    念願だった両国国技館でカシンとRVDを相手にひどいやられようにもかかわらず、一部のファンを魅了しまくった我がマンハッタンドロップ顧問(本人承諾済み)のネクロさん。ひさしぶりにお会いしたら、また一段とだらしないカラダになっていたので一安心。ネクロさんウォッチャーの方ならご存じの通り、一時期の激痩せした頃が嘘のよう。だらしないカラダだからこそネクロさんなわけで、グッドシェイプしたネクロさんなんてストレートヘアーの天龍源一郎よりもありえません。ここはひとつ本来のやさぐれた姿へと更に戻って欲しいものです。そんなネクロさんに近況などを聞いてみました。

    ――いやーお久しぶりです。日本での活躍ぶりはネットや雑誌で逐一チェックしていますよ。

    (ネクロ・ブッチャー 以下顧問) おおーひさしぶり。両国の試合は観てくれた?

    ――動画共有サイトで少しだけ観ました。また思いっきり流血していましたね。やはり、大相撲が好きなネクロさんにとって両国はいつも以上にエキサイトされたんじゃないですか?

    (顧問) 大相撲の殿堂って言われている両国国技館で試合ができたなんてとても誇りに思うよ。

    ――ところで、例の奥さんのトラブルは解決されたって聞きましたけど?

    (顧問) あーあれね。もうワイフとは一緒に住んでるし、ひとまずは解決したよ。

    ――それはよかった。これでまた思う存分イノキゲノムで暴れられますね。

    (顧問) ああ。

    ――唐突ですけど、いままでで最も印象に残る試合とかってあります?

    (顧問) んー。三年くらい前かなあ、ジプシー・ジョーとの試合。ジプシー・ジョーはオレにとってアイドルだから。

    ――ジ、ジプシー・ジョー!実は、はじめてネクロさんの試合を観たとき、真っ先にジプシー・ジョーを連想したんですよ。動きといい、なんとも味のある風貌といい、ジプシー・ジョー二世だなと。

    (顧問) ワーオ。それは光栄だよ。

    ――あと、練習は一切しないって本当ですか?

    (顧問) 一切しない(キッパリと即答で)。

    ――試合前のウォーミングアップとかも?

    (顧問) 一切しない。強いて言えばビールを飲むことが練習だな。

    ――がははっ。ビールトレーニングですね。では、いまネクロさんが最も注目しているデスマッチファイターは誰ですか?

    (顧問) んー。

    ――例えばいまだと、ブレイン・ダメージだとかドレイク・ヤンガー、それにダニー・ハボックとかいますよね。

    (顧問) あっ、一人いる。男じゃないんだけどすごいのがいるぞ。その名前は女子レスラーのミッキー・ナックルズ(現在はムースというリングネームでTNAに出場していたが足の怪我で戦線離脱中)。彼女こそデスマッチファイターだ。オレが保証する。

    ――デスマッチ・ジーザスのネクロさんが認めるデスマッチファイターが女子レスラーだなんて、意外です。名前は聞いたことありますが、まだ実際には観たことないです。男顔負けの血みどろファイトをするっていう。

    (顧問) そうそう。彼女はマジですごいよ。

    ――では最後に、いままで一番痛かった、もうやりたくないデスマッチアイテムは何ですか?

    (顧問) あーそれはね、誰がなんと言おうとサボテンだね。あれは最悪。サボテンマッチの後は何週間も体中にトゲが刺さったまま抜けないんだ。もう体中がチクチクチクチクしてたまんないぞ。

    ――げげっ。サボテン恐るべしですね。ということは、もしミッキー・ナックルズとサボテンマッチをやることになったら?

    (顧問) ノー! ものすごく最悪!でも、やれって言われれば、誰とどんなデスマッチスタイルでもやってやるけどな(拳を握りながら)。

    ――むかしからのネクロさんファンからしたら、いまの試合内容というのは本来のネクロさんではないと思うんです。あの頃の血みどろなデスマッチを見せてください。

    (顧問) それはオレもわかってる。わかってるよ…。


    お気に入りの潮崎豪Tシャツ姿がまた一段とかっこいい。そしてデスマッチファイターとしての誇りと輝きに満ちたネクロさんの後ろ姿にしびれました。また機会があれば月刊ネクロ・ブッチャーとして定期的にお話を聞くつもりです。需要がなくてもやります。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】