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2011年5月のアーカイブ

Chikara “Aniversario & His Amazing Friends”


5月21日 Chikara “Aniversario & His Amazing Friends” @パルマーセンター ペンシルバニア州イーストン

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○ブロディ・リー vs. ヒーラコン×

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○アーチボルド・ペック vs. フライトメア×

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○オバリヨン&コダマ vs. ダッシャー・ハットフィールド&シュガー・ダンカートン×

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○ウルトラマンティス・ブラック vs. チャック・テイラー×

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○エディ・キングストン vs. シン・ボディ×

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○アレス&ピンキー・サンチェス&デイジー・ヘイズ&ジェイコブ vs. ファイアー・アント&ソルジャー・アント&グリーン・アント×

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○ハロウウキィッド vs. マイク・クワッケンブッシュ×

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○ジェイン・マシューズ&スコット・パーカー(3.0) vs. スティグマ&ヴィン・ジェラルド×(アンステイブル)


ヒーラコンのマスクがグッズとして売られているアマシスのレプリカマスク(もしやヒーラコンのマスク忘れた?)だったり、ブロディ・リーとエディ・キングストンとの因縁が深まったり、アーチボルド・ペックの怪しい鼓笛隊キャラが気になったり、ウルトラマンティス・ブラックとチャック・テイラーのプチ路上プロレス(会場近くの公園ですべり台バトル)で子供たちが大喜びだったりと、見どころ満載の大会だった。なかでも、ザ・コロニー対BDKの試合は、ピンキー・サンチェスのやられっぷりと、アリ軍団ザ・コロニーの息のあったハイフライング殺法が印象的で、内容的にも素晴らしかった。そして、負けたらタッグ解散マッチとなったメインの3.0とアンステイブルの試合は、なんとスティグマが相棒のヴィン・ジェラルドを見捨てるという意外な行動(ベビーターン?)に出て、まさかのアンステイブル解散となった。これからどうなるヴィン・ジェラルド。タッグの再編成がこれからも続くのだろうか。


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EVOLVE 8 Style Battle


5月20日 EVOLVE 8: Style Battle @エースアリーナ ニュージャージー州ユニオンシティ

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スタイルバトル・トーナメント 一回戦
○ARフォックス(ハイ・フライング) vs. リッチ・スワン(リッチ・スワン・スタイル)×

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スタイルバトル・トーナメント 一回戦
○ジョン・デイビス(パワー) vs. トニー・ニース(スタンディング・コンバット)×

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スタイルバトル・トーナメント 一回戦
○サミ・キャラハン(ハードヒッティング) vs. ブロディ・リー(スーパーヘビー)×

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スタイルバトル・トーナメント 一回戦
○ボビー・フィッシュ(プロレス・ジュニア・ウエイト) vs. オースティン・エリーズ(ハイブリッド)×

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スタイルバトル・トーナメント 準決勝
○ARフォックス vs. ジョン・デイビス×

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スタイルバトル・トーナメント 準決勝
○サミ・キャラハン vs. ボビー・フィッシュ×

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スタイルバトル・トーナメント 決勝戦
○ARフォックス vs. サミ・キャラハン×

優勝 ARフォックス(ハイ・フライング)


レスラー独自のファイトスタイルをカテゴライズしてトーナメント戦を行うという、EVOLVE:スタイルバトル・トーナメント。初代優勝者は、ハイ・フライングを代表する若手のホープとして今後が期待されている、ARフォックスだった。一回戦ではオースティン・エリーズが、ボビー・フィッシュを相手にマッチョマンばりのダイビング・エルボー・ドロップを披露。観客からは「マッチョマン!」チャントが発生した。そして、決勝まで駒を進めたサミ・キャラハンの勢いも、まだまだ止まらない。ともあれリッチ・スワンがリッチ・スワン・スタイルだったり、トニー・ニースがスタンディング・コンバット?だったりと、どのレスラーがどんなカテゴライズされるのかという面白さも加わって、なかなか興味深い試みだったと思う。次回は是非とも、裸足代表かビールっ腹代表でネクロさんのエントリーを希望したい。


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EVOLVE 8 Style Battle Brackets


YouTube Preview Image


EVOLVE 8: Style Battle
May 20th, 2011
Union City, NJ
Ace Arena
725 Sip Street, 07087
Belltime: 8pm

Tickets now on sale in the EVOLVEwrestling.com Shop or by calling 267-519-9744. There is a special of 2 Packs for GA for just $29 until this Thursday. This will not be available at the door.

This card will be broadcast at www.WWNLive.com on live iPPV.
EVOLVE will hold the first annual Style Battle tournament on May 20th. It will be a one night single elimination tournament with each wrestler representing a different style of pro wrestling. Each tournament match has no time limit and there must be a winner. The brackets are:

Bracket A:
1) Rich Swann (Rich Swann Style) vs. AR Fox (High-Flying)
2) Tony Nese (Standing Combat) vs. Jon Davis (Power)
Semifinal: Match #1 winner vs. match #2 winner

Bracket B:
3) Brodie Lee (Super Heavyweight) vs. Sami Callihan (Hard-Hitting)
4) Austin Aries (Hybrid) vs. Bobby Fish (Puroresu Jr. Heavyweight)
Semifinal: Match #3 winner vs. match #4 winner

Finals: Winners of each semifinal match

Non-Tournament Matches:
-Mystery Tag Team Match!!!
-FRAY! (2 start, another enters every 90 seconds, eliminations anytime by DQ, pinfall or submission until one man is left)
Already signed for FRAY!: Kory Chavis, Cheech, Scott Reed, Pinkie Sanchez, Derek Ryze, Larry Dallas’ new “discovery” plus more to be added on the night of the card!!!

Plus: Playboy model Reby Sky & others!!!

The ACE Arena is just a couple of minutes from the Lincoln Tunnel and accessible by public transportation from all over New Jersey and New York City. Click here for public trans info and directions: http://events.aceprowrestling.com/


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MASADA インタビュー


いまCZWで活躍中のMASADAは、今年6月25日に開催されるCZW主催のデスマッチトーナメント、『Tournament of Death 10』への出場が決定している。そんなMASADAにいろいろと話を聞いてみた。


――デビューはいつですか?2002年説と2004年説があるのですが…。

本当のデビューは1999年なんだ(笑)1999年の3月…20日だったかな?俺はネットもやらないし、自分で色々書いたりもしないから、まあ正しい情報が無いのも当然だけど。

――誰に師事しましたか?

スティーヴ・オーブリー。彼はかなり荒くれ者として有名なんだけど、その人の門下生だったんだ。スティーヴのところで2年間トレーニングしてから、テキサス・レスリング・アカデミーでルディー・ロイ・ゴンザレスの下でまたトレーニングを始めたんだ。まあそういう経緯もあって、デビュー時期も色々混同されてると思うんだけど。その後のROHに出たことも大きく取り上げられて、ROHでデビューとかも言われたしね。でも本当のデビューは1999年。俺が17歳の時のことだよ。

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――では、なぜプロレスを始めたのですか?きっかけは?

俺は5歳の頃から大のプロレスファンでね。AWAとかミッドサウスとか観てたんだ。でもそのうち、母親に観るなって言われてある時期は観てなかったんだけど、しばらくしてまた友達と一緒に観るようになったんだ。でもその時にはただ観てるだけじゃなくて、プロレスラーになりたいって思うようになったんだよ。その頃は今みたいにプロレスのスクールもそんなにないし、まずどうやったらプロレスラーになるかすら分からなかったんだよ。そんなに情報が溢れてるわけでもなかったし。で、たまたま17歳の時にテキサスでプロレスのスクールを見つけてさ、これはやるしかないだろう、って(笑)

――最初からデスマッチ志向だったのですか?

いや、最初はただ単にプロレスラーになりたかったんだよ。ハードコアとかルチャとか正統派とか関係なく。俺の初期の試合を観てもらえればわかるけど、最初はレスリング重視のプロレスをやってたんだよ。その後ROHでハードコアマッチをやるようになって、FMWやW★ING、IWA Japan、ECWやスモーキー・マウンテン・レスリングのファンだったこともあって大日本プロレスに行くことになったんだ。そういった自然な流れでデスマッチをやるようになったんだ。その頃のハードコアは、今とは違って基礎もしっかりした上でレスリングをやり、その中でハードコアな試合をするという感じだったんだ。今みたいに技術ができないからデスマッチ、というわけではなかったんだよ。金村、マンモス佐々木、ハヤブサ、大仁田、サブゥー、テリー・ファンクなんかが好きだったから、デスマッチをやるのも自然な流れだったよ。

――デスマッチをやることに対して恐怖はありましたか?

全然!(笑)まあ怪我をしたら怪我した時だって思ってたからね。やってやるぜ!って。ある意味開き直りというか(笑)それにROHに出てた時には、周りにいたのは運動神経の良い奴ばかりだったから、こういう人達が新日本とかノアとかに行けるんだって感じたんだ。俺はこんな格好でプロレスしてるし(と言いながら自分の着てるコスチュームを指差す)、正統派を目指すのは難しい。でも日本が大好きだからいつも日本に行きたいと思ってた。そうなるとあまり他の人が目指していない所を狙うのが良いかなと思ってデスマッチが自分の中で大きくなってきた。その頃はもうFMWもW★INGもなかったし、じゃあ大日本を目指そうかな、って。

――ノーマルの試合とデスマッチとでは、どちらが好きですか?

んー、どっちも好きかな。レスリングができるのであればどっちでも構わない。例えばバックヤードレスリングみたいな物でも、そこにストーリーがあって駆け引きがあるなら、それでも良いよ。

――では、デスマッチとそれ以外のノーマルな試合は、基本的に同じ物といった考えですか?

いや、そうじゃないな。試合の流れとかは全く違うから。通常の試合の場合は試合自体にもっと集中しなくちゃいけないし、もちろん技術的な部分もすごく重要になってくる。デスマッチの場合は自分の感情がもっと重要になってくるんだよ。でもどっちの試合形態も好きだよ。それと、あまり気づいてもらえないけど、俺はハイフライヤーでもあるんだよ(笑)プロレスのトレーニングを始めた時は、練習生の中で一番小柄だったっていうのもあって、跳んだりはねたりっていう技をたくさん練習したんだ。だからそういう技もかなり出せる。特に俺の初期の試合は飛びまくってるぜー!できたら確認して欲しいなー(笑)

――確かにあなたは長身なのに身軽だし、動きも速いですよね?今までのスポーツ歴は?

実は、9歳から14歳まではテコンドーをやってた。なんと黒帯の2段(笑)親が気に入っててね、そのまま指導員にでもなって道場を持って欲しかったみたいだけど、周りに変な奴が多いから嫌になって辞めた。周りが変な奴だらけっていうのはこの世界も同じだけど(笑)

――テコンドーとは意外ですね。プロレスラーの場合、アメフトかアマレスの経験者が多いですけど。

でも、実はテコンドーも役にたってるんだ。テコンドーってジャンプしながら蹴ったりするのが多いでしょ、さっきも言ったようなハイフライ系の技を出す基礎になってるんだよ。特にプロレスを始めた当初はすごく役立った。その他のスポーツは全くしてない。野球もアメフトもバスケも全く興味なし。

――では、音楽は好きだと聞きましたけど?バンドもやっていたとか?

ああ、日本にいた時にゲストボーカルで参加して、それはCDにもなったよ。以前はあるバンドでボーカルもしてたけど、大して成功もしなかったな。基本はメタルが好き。セパルトゥラの大ファンなんだ。あとはホワイトゾンビとかスレイヤーとか。オールドスクールというか、ハートのあるバンドが好きだな。

――音楽にしてもプロレスにしても、ハートが重要なんですね?

まさにそう!商業主義で金儲けばかり考えてるバンドにロクなのは無い。ロクでもない奴の作る音楽は、ロクなものじゃないだろう?

――私も音楽好きなんで、よーくわかります。ではプロレスの話に戻って、日本とアメリカとではデスマッチの違いみたいなものは感じますか?

時期によっても違うけど、初期ECWやスモーキー・マウンテン時代は特になかったと思う。ECWの人気が出てバックヤードレスリングが出て、基礎もないのにデスマッチをやるようになってからは、差というのが大きくなってきたと思う。例えば、普通にレスリングのできるレスラーがデスマッチをするのと、レスリングができない奴らがデスマッチをするのとでは、差は愕然でしょ?もっとわかりやすく言うと、最近ジョン・モクスリーがWWEと契約したけど、デスマッチファイターと言われる人がWWEと契約するなんてサブゥー以来だよ。日本のデスマッチファイターは、基礎がしっかりできてる人も多いけど、アメリカでは2~3ヶ月プロレススクールに通ってデビューしただけの奴がデスマッチをやったりしてるから、この部分は大きな違いだよね。あとストーリーや感情といった部分が日本のデスマッチにはある。FMWでは大仁田がよく泣いてたし、工藤めぐみのデスマッチとか、あれなんて感情そのものでしょ?そこも大きな違いかな。

――確かに日本のデスマッチにはドラマ性がありますね。ではデスマッチアイテムはどうですか?好きなアイテムとか嫌いなアイテムは?

うーん、嫌いというわけでもないけど、蛍光灯は難しいよね。運が悪いと大怪我するし。でも嫌いってほどでもない。好きなのは有刺鉄線。あと焼き鳥スティック(竹串)!

――日本の竹串はアメリカのに比べると短くて細いですが、どちらが好きですか?

日本の!アメリカのだと長くて刺さっても垂れてきちゃうんだよね。ダラーンと。それと日本の方が刺しやすい。

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――では、リングネームのMASADAを選んだ理由は?

よく日本の名前だって言われるけど、そうじゃないんだよね。これはヘブライ語でイスラエルにある要塞の名前なんだ。ユダヤ人がこの要塞に立てこもっていたところをローマ人が包囲して、最終的にはそのユダヤ人が自決したという歴史的背景のある場所なんだ。両親からこの話を聞いたんだけど、すごくカッコいいと思って、その時にバンドを組んでいたからまずはバンド名にして、それからプロレスを始めてからもこの名前を使うことにしたんだ。

――ということはあなたはユダヤ人?

いや、全然違う(笑)俺のルーツはスコティッシュ、アイリッシュ、そしてチェロキー族。

――チェ、チェロキー?!

そう。鼻の横に筋があるでしょ?これはチェロキー(ネイティブアメリカンの部族)の特徴だよ。この名前を使って面白いことは、まず日本人には「マサダ?日本の名前?」って聞かれて、ヘブライ語だって答えると「じゃあユダヤ人?」って聞かれること。どっちの血も全く入ってないんだけどねー(笑)

――日本で記憶に残るエピソードはありますか?

うーん、大日本のレスラーは皆面白いから、笑える話はたくさんあるけど。札幌に行った時に、宮本、佐々木、ネクロ・ブッチャー、クレイグ・クラシックと一緒にバーに行ったんだけど、店にあったビールとアルコールを全部飲んじゃったことがあってね。あれは凄かったなー(笑)

――日本のここが嫌いっていうのは?

うーん、特にないけど、経済が悪くなったせいで俺がもう日本に住めなくなったってことは、それに当てはまるかな。日本は生活するのにお金がかかる国だよね。

――日本食も好きですか?

もちろん!何でも食べるよ!

――納豆も?

オー!納豆はダメ。臭いも味も受け付けない。キライ!!初めて日本に行った時は食べ物が心配で、知らない物は食べないようにしてたらすごく痩せちゃったんだ。だから次に行った時には何でも挑戦するようにした。そうしたら刺身も焼肉も牛丼も何でも好きになったよ。

――では最後に日本のファンにメッセージを

いつもサポートしてくれてありがとう。なかなか戻ることができなくて、残念だ。皆の事は忘れてないし、早く日本に戻ろうと思ってるよ。日本のことは大好きだし、いつも想ってる。俺のことも忘れずにいてくれよ。


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葛西純 vs. ネクロ・ブッチャー


4月10日 CZW @エースアリーナ ニュージャージー州ユニオンシティ

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ネクロ・ブッチャーが「ウガー!」と叫びながら裸足で入場。客席からパイプ椅子を奪ってリングへ投げ入れる。葛西が入場するとコーナーに登って中指を立てる。前日のダニー・ハボックとの試合(有刺鉄線ガラスボードデスマッチ)で、背中の傷からいまにも血がにじみ出そう。

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ネクロはパイプ椅子を手にすると、いきなり自分の額に打ちつける。「バコーン!バコーン!」という音が会場内に響くと、頑丈なパイプ椅子がぐにゃりと曲がる。ゴングが鳴る前からネクロの額から流血。気合を入れているようだが意味が分からない。そして、ボロボロのズボンに忍ばせておいたバナナを取り出し葛西に投げつける。すると葛西はニンマリ顔でそのバナナを完食。観客からは「カサイ!カサイ!」チャント。更に何を思ったのか、葛西はぐちゃりと曲がったパイプ椅子を拾い上げ、同じように自分の額になんども叩きつけはじめる。日米キチ●イレスラー同士のコールアンドレスポンス。

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いきなり場外戦に突入。ネクロは葛西にパンチとチョップの雨あられ。葛西は口の中の(食べ残し)バナナを観客へ吹き出してバナナシャワー。二人は殴りあいながら観客席をねり歩く。すると葛西がグレート・アントニオ似のおじさんに椅子を持たせると、そこへネクロを頭から投げつける。「パッコーン!」と漫画の吹き出しみたいな音がして、ネクロは観客席に大の字。

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ネクロは葛西を観客席に座らせて張り手。そしていまどき珍しい目潰し攻撃。完璧にネクロの指が葛西の両目にインしている。ネクロは葛西を担いでエアプレーンスピン。ぐるぐる回って客席をなぎ倒しながら場内を移動する。ただ担いで移動すればいいものをエアプレーンスピンで移動は新しい。

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客席を半周したところで葛西を下ろすと、目が回ったネクロはその場ですっころぶ。観客は失笑。案の定である。そしてスモールパッケージホールドに丸め込むが葛西がツーでキックアウト。

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ネクロは回転エビ固めをしようとするが失敗。見事に頭からコンクリートの地面に落ちて自爆。「ゴンッ!」というもの凄い音がして辺りは騒然となるが、ネクロはむくりと起き上がる。ネクロ巨神兵。額からは大量の出血。

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リングに戻る二人。ネクロが椅子を向かい合わせに立ててセットすると、葛西も握りこぶしを作ってアピール。グーパンチ合戦(タイペイ)の始まりである。

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「ゴツッ!」、「ベシッ!」と、両者一発ずつグーパンチで殴り合う。ネクロは葛西の顔面をなぐると、葛西はネクロの鼻をかじる。

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葛西はコーナーポストからリング中央椅子へネクロを投げ落とす。

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ネクロはコーナーポストに上る葛西に椅子を投げつけ阻止。コーナーに上ったネクロは、葛西を椅子の上へ雪崩式ブレーンバスター。葛西のラリアットを両手でブロックすると、ネクロの十八番タイガードライバーを椅子の上に決めるが、それを葛西がツーでキックアウト。

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再び椅子をセットするネクロ。葛西を椅子の鋭角部分にバックブリーカー。ネクロがフォールにいくが葛西がツーで脚をロープにかける。葛西はネクロを椅子の上にボディースラム。動けなくしたところに葛西が「シュワッチ!」とパールハーバースプラッシュをきめてスリーカウント。葛西純の勝利。

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葛西の気の触れたような表情と、ネクロのだぼついたビールっ腹が印象的で、両者の魅力が消えることなく、痛みの伝わる素晴らしいハードコアマッチだった。この両者ならどんな試合形式であれ、自分のスタイルを貫き通すはず。何度でも観てみたいカードである。


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