チカラプロ所属のイカルス(F.I.S.T.)、オフィーディアン(The Osirian Portal)、トゥルサス(The BDK)の三名が、大阪プロレスに参戦することが発表された。日程は、5月15日~22日まで。
三名はルードスとテクニコスの混合編成で、背中のタトゥーが微妙で必見のイカルス(ルードス)、古代エジプトからやってきたオフィーディアン(テクニコス)、チカラプロ所属では一番の巨体のトゥルサス(ルードス)と、個性的なメンバーが揃った。
チカラプロ所属のイカルス(F.I.S.T.)、オフィーディアン(The Osirian Portal)、トゥルサス(The BDK)の三名が、大阪プロレスに参戦することが発表された。日程は、5月15日~22日まで。
三名はルードスとテクニコスの混合編成で、背中のタトゥーが微妙で必見のイカルス(ルードス)、古代エジプトからやってきたオフィーディアン(テクニコス)、チカラプロ所属では一番の巨体のトゥルサス(ルードス)と、個性的なメンバーが揃った。
4月17日 CHIKARA キング・オブ・トリオス 2011 (決勝戦)
@アサイラムアリーナ ペンシルバニア州フィラデルフィア
F.I.S.T. (イカルス&チャック・テイラー&ジョニー・ガルガーノ) vs. ザ・コロニー(ファイヤー・アント&グリーン・アント&ソルジャー・アント)
二回戦で宿敵BDKを破り、準決勝ではオシリアン・ポータルから勝ちをもぎ取ったザ・コロニー。一方、二回戦でチーム・大阪プロレス、準決勝ではあのチーム・みちのくプロレスをズルすぎる勝利で決勝まで進んだF.I.S.T.。遂にこの両チームが決勝で対決するときが来た。
立ち上がりからグリーン・アントが捕まってしまう。F.I.S.T.は、去年ヤングライオンズカップの矢野啓太戦で骨折したグリーン・アントの左腕を集中攻撃。ファイヤー・アントは場外のチャック・テイラーにトペ・コンヒーロ。そしてマスクの上に迷彩ペイントをするほど気合の入ったソルジャー・アントは、場外のイカルスにトペ・スイシーダ。ザ・コロニーが反撃の狼煙を上げる。
ソルジャー・アントはリング中央のジョニー・ガルガーノにコーナーからのダイビングヘッドバット。ザ・コロニーがガルガーノにトリプルのドロップキック。ファイヤー・アントとグリーン・アントが、ソルジャー・アントを担ぎ上げ、そのままガルガーノにボディプレスで落とす合体技。アリ軍団の息がピッタリと合ってきた。
するとF.I.S.T.も合体技をきめる。イカルスに「プリーズ!リタイヤー!(お願いだからプロレス辞めていくれ!)」という非情なチャント発生。ソルジャー・アントはイカルスをコーナーポスト上で担ぎ上げようとするが失敗。テイラーはコーナーのソルジャー・アントを持ち上げ、場外にセットされたテーブルに投げようとする。しかしソルジャー・アントがそれをカット。
ソルジャー・アントはテイラーにチカラスペシャルをきめる。タップしそうになるテイラー。そこにイカルスが入ってくるとソルジャー・アントを担ぎ上げそのままコーナーに叩きつける。イカルスはグリーン・アントにペディグリー。いやな角度から落ちるグリーン・アント。続けてF.I.S.T.の合体技が綺麗に決まる。
F.I.S.T.は、準決勝のみちのくプロレス戦のように、白い粉を投げてズルしていたたき攻撃を狙うが誤爆。同士討ちを誘ってしまう。グリーン・アントとソルジャー・アントがイカルスの腕と脚をおさえると、そこへファイヤー・アントがボディプレス。するとファイヤー・アントとソルジャー・アントがコーナのセカンドロープに立ち、両方の肩をおさえてヤグラを組みはじめる。場内がざわめく中、巨大な蟻の山のようなやぐらの上から、グリーン・アントがスーパーフライングボディプレス!そのままカウントスリーが入りザ・コロニーの勝ち!
その瞬間、観客は総立ちになり大きな声でスリーカウントを叫んでいた。そして「CHIKARA! CHIKARA!」の大チャント。2011年のキング・オブ・トリオスは、ザ・コロニーの優勝で幕を閉じた。
4月17日 CHIKARA キング・オブ・トリオス 2011 (準決勝)
@アサイラムアリーナ ペンシルバニア州フィラデルフィア
チーム・みちのくプロレス(ザ・グレート・サスケ&ディック東郷&新崎人生) vs. F.I.S.T. (イカルス&チャック・テイラー&ジョニー・ガルガーノ)
準決勝に進出したチーム・みちのくプロレスは、一昨年の覇者F.I.S.T.と対戦。チーム・みちのくプロレスはディック東郷の入場曲、サイプレス・ヒルの「Insane in the Membrane」で入場。いきなり「ミ!チ!ノ!ク!」チャントが鳴り止まない。F.I.S.T.が入場すると観客は親指を下に向けながら大ブーイング。イカルスがジャージを脱ごうとすると「ノー!止めろー!」という怒号。イカルスの背中に入っているタトゥーがダサすぎて見たくないらしい。
チャック・テイラーとディック東郷で試合がスタート。観客からは「レッツゴー!トーゴー!」チャント。試合を裁くのは悪徳レフェリーのデレク・サバト。テイラーは不敵な笑み。東郷は脚をテイラーの首に挟んでヘッドシザーズ・ホイップ。場外にエスケープしたテイラーにトペをすると見せかけて、ロープの反動でクルッとリングに戻る。
ジョニー・ガルガーノと新崎人生がリングに入る。新崎はガルガーノの肩口にトラースキック。ガルガーノの腕を固めたまま拝み渡り。ロープの反動を使ってガルガーノの脳天に手刀を振りおろす。サスケとイカルスが入ると「サ!ス!ケ! サ!ス!ケ!」の大チャント。ロックアップからサスケのヘッドロック。イカルスがサスケをコーナーに追い込んでトーキック連発。しかしサスケがイカルスの蹴りをキャッチしてサソリ固めを狙いに行くが止める。
東郷にタッチするとイカルスにシルバー・ブレット。イカルスが捕まってしまう。新崎にタッチ。新崎はイカルスにコーナーからのボディプレス。観客の「ワンモアタイム!」の声に再びボディプレスと思いきやフットスタンプ。サスケにタッチ。シビレを切らしたテイラーがカットに入ると、ガルガーノと一緒にサスケを踏みつける。イカルスのサブミッション。サスケのカラダが変な方向へと曲る。
しかしサスケはF.I.S.T.のツープラトン攻撃をかわして、ラムジャムばりのダブルエルボー。新崎にタッチすると、コーナートップからガルガーノに手刀をおとす。ガルガーノが新崎にスピアー。コーナーからダイヴを狙ったガルガーノに新崎が地獄突き。続けて新崎はコーナーから念仏ショルダータックル。観客から「レッツゴー!ジンセー!」チャント。
両チーム全員がリングに上がる。F.I.S.T.がみちのくを三人同時にロープに振る。みちのくは三人同時にショルダースルーをかわすと、回転しながら丸め込む。しかしF.I.S.T.がカウントツーでキックアウト。サスケ以外は場外へ。するとサスケは鉄柱越えのトペコン・ヒーロ!
東郷はイカルスにペディグリーそしてセントーン。場外にエスケープしたイカルスは椅子を持ってリングに戻る。イカルスが東郷へ椅子攻撃をしようと振りかぶると、後ろから新崎がダイビングカット。椅子を奪い取った新崎は、リング中央でイカルスを座らせ、サスケに「飛べ!」と合図。するとサスケは決死のトペコン・ヒーロ!な、な、な、なんと今度は見事にヒット!ノー自爆!飛び跳ねながら喜ぶサスケ。「It’s My Life !!」と叫んでいるようにも見えた。
しかし喜ぶのもつかの間、テイラーがサスケの顔面に白い粉を投げつけ目潰し攻撃。イカルスは待ってましたとばかりにサスケの背後にまわりスモールパッケージホールドでスリーカウント・・・。悪徳レフェリーのサバトは白い粉のことには一切触れず、F.I.S.T.に勝ち名乗りをあげる。ズルしていただきというF.I.S.T.らしい決まり手だった。
東北の英雄ザ・グレート・サスケ、WWF時代にはHAKUSHIとして活躍した新崎人生、そして今年引退を発表したプロレスマスターディック東郷。奇跡ともいえるリヴィングレジェンド・トリオがリングを降りると、「ミ!チ!ノ!ク! ミ!チ!ノ!ク!」の大チャントが鳴り止まなかった。そして観客から大きな拍手が送られた。それは同時に、東北地方太平洋沖地震で被災された方達へのエールであったように思う。
4月16日 CHIKARA キング・オブ・トリオス 2011 (二回戦)
@アサイラムアリーナ ペンシルバニア州フィラデルフィア
F.I.S.T. (イカルス&チャック・テイラー&ジョニー・ガルガーノ) vs. チーム・大阪プロレス(小峠篤司&原田大輔&アルティメット・スパイダーJr.)
キング・オブ・トリオス2011の二日目。二回戦に進出したチーム・大阪プロレスは、すっかり観客からの支持を得ていた。入場時から大きな拍手が送られた。対するF.I.S.T.には大ブーイング。一回戦でザ・スローバックスとコミカルな試合で観客を魅了したチーム・大阪プロレスだが、この二回戦はややシリアス。スピードを活かした小峠と、確実でパワーのある原田の合体技が冴えていた。そして何と言ってもアルティメット・スパイダーJr.(USJ)の動きが素晴らしかった。USJはかなりアメリカ向きの選手だと思う。
最近ではBDKの勢いに押されがちのF.I.S.T.だが、このキング・オブ・トリオスでは三人の個性がうまく表現され機能していた。小憎らしいジョニー・ガルガーノ、ヒールが板についてきたチャック・テイラー。そして最近じわじわと駄目駄目な(良い意味での)味が出てきているイカルス。彼のノラリクラリしたヒールキャラクターは、チカラプロのファンからリアルに嫌われている節がある。
そんな両チームの試合は熱戦となった。小峠と原田のダブル延髄斬りや、USJのスワントーンボムで一気に攻めこむ場面もあったが、F.I.S.T.の連携技はその勢いを上回るものがあった。最後はテイラーがUSJをスクールボーイで丸め込んでスリーカウント。F.I.S.T.の勝利となった。フォールの時にタイツを引っ張ったと反則を主張するチーム・大阪プロレスだったが、レフェリーは認めず。最後の最後でヒールチームの本領が発揮された試合だった。
チーム・大阪プロレスは二回戦敗退。