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  • クリス・ヒーロー インタビュー / Chris Hero Interview

     

    2008年4月11日ROHボストン大会
    試合前のクリス・ヒーローをとっ捕まえミニインタビューを敢行しました。

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    ――好きな音楽は?

    (クリス)  「カニエ・ウエストやループ・フィアスコが好きだね。あとはArt Brute、Atreynなんか最近よく聞くよ。今日車の中で聞いてたアルバムは“When Punk Goes Crump”。」

    ――好きな食べ物は?

    (クリス)  「プロテインシェイク!ははは!あとはチキンが好きだな。チャイニーズレストランではいつもジェネラルツォズチキン(アメリカのテイクアウトチャイニーズレストランの定番メニュー。鶏のから揚げに甘辛いソースを絡めたモノ)を食べるよ。あとはメキシカンも好きだね。」

    ――子供の頃憧れたレスラーは?

    (クリス)  「アルティメット・ウォリアー!」
    うーん、、分かるような気がする、、。

    ――印象に残ってる試合は?

    (クリス)  「オハイオ州のデイトンで見たリック・フレアー対ハルク・ホーガンかな。初めてライブで見たプロレスなんだ。」

    ――対戦したいレスラーは?

    (クリス)  「川田利明とやりたいな。川田が一番好きな選手だよ。」

    ――対戦したくないレスラーは?

    (クリス)  「金だけの為にレッスルをする人達かな。レスリングは選手と選手で作るアートだと思う。」

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    ――ネクロ・ブッチャーについて一言。

    (クリス)  「ネクロとはもう15回くらい対戦してるんじゃないかな?ハードレスラーだよ彼は、、。いろんな人が彼をキ●ガイ(日本語で言ってました)って言うけど実はすごくインテリジェントなんだ。飛び級で15歳で高校を卒業したんだぜ、すごいだろ?」
    ネクロについての新事実発覚!15歳で高校卒業!まさに神童!

    ――じゃ最後の質問。人生最後の食事は何を食べたい?

    (クリス)  「うーん、、、バッフェ!そうバッフェが良いな、色んなものを沢山食べれるし。ラスベガスのフラミンゴってホテルのバッフェが最高だ!35ドルでちょっと高いけどね。」
    庶民的な答えありがとう!

    ――さっき持ってたノアのロゴ入りのバッグは?

    (クリス)  「(めっちゃ嬉しそうに)ノアのオフィスから貰ったんだ!」

    試合前にも拘らず快くインタビューに応じてくれたクリス・ヒーロー。どうもありがとう!「三沢のエルボーはキツイ!」と言ってました。   【文・カズキ】

  • ジョシュ・プロヒビション インタビュー(後編) / Josh Prohibition Interview

     

    ――対戦したい大物レスラーっている?

    (ジョシュ)  「アレックス・シェリーともう一度試合したいな。」

    ――奥さんのアマンダは元気?

    (ジョシュ)  「元気だよ!」奥さんのどこが好き?「彼女は本当にやさしい人なんだ。常に自分の事よりも他人の事を考えて行動するんだ。」それだけ?「あとは可愛いところかな。」はい、正解。

    ――奥さんはジョシュがレッスルする事をどう思ってる?

    (ジョシュ)  「俺が彼女と出会った時にはもうレッスルしてたから止めろとは言われないけど、、。」けど?「やっぱり心配みたいだよ。試合が終わって家に帰ると必ずTシャツをめくられて、胸がチョップの跡で赤くなってないかチェックされるんだ。怪我とかするのが嫌みたいだね。」まーそりゃ心配するよね。「まーね。」

    ――バックヤードレスリング(BYW)について教えてくれる?

    (ジョシュ)  「肩を壊して野球を止めてからは本当に抜け殻みたいになって落ち込んでいたんだ。野球はアノ頃の俺の全てだったからね、。でもエナジーっていうかパワーは体の中にあるんだよ。野球以外で発散できる何かは無いか?って自分達の裏庭でレスリングごっこを始めたのがBYW。ひまつぶしに始めたようなもんだよ、本当に。ハチャメチャな事やって、ソレをビデオで撮影してみんなで見て大笑いしたり、ウェブ上にアップしたりして遊んでたんだ。Just for Fun、それだけさ。そんな事をしてたらカルフォルニアのTVプロデューサーから「今すぐカルフォルニアに来てくれ!」って連絡があって、ソレからは全てがあっという間に進んで行ったよ。ローリングストーンやスピン(アメリカの超メジャー雑誌)にも載ったし、ビデオも300万本以上売れた。プレイステーション2のゲームにもなったしね。」本当にあのヒット振りはすごかったよね、、。僕もジョシュ達と知り合う前からBYWの事は知ってたしね。「でも俺達には一切お金が入ってこなかったんだ、、。」え?まじで?「いろんな細かい契約とかあって気付いた時にはもう遅かったよ。当時の俺達はただのカレッジステューデントだったからね。」もったいねー!「だろ?ま、しょうがないよ、ははは。」ははは、ってアンタ、、。「BYWはとにかくデンジャラスだったよ。いろいろ無茶な事もやった。でも真剣にレスリングを学び始めてからは一切やらなくなったんだ。本当のレスリングを知れば知るほど遊びでやるもんじゃないって分かってきたんだ。今思うとレスリングに対してディスリスペクトな行為だったかもしれないな、、。」でも楽しかったでしょ?「イエス!最高におもしろかったよ!」

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    ――現在地元のクリーブランドで「PWO」って団体を主宰してるって聞いたけど?

    (ジョシュ)  「そう、俺の師匠、CAPWのJ.T.ライトニングが引退したからPWO(プロレスリングオハイオ)を立ち上げたんだ。J.T.ライトニングが一線を退くっていうから新しく始めたのに、PWOを立ち上げた途端にカムバックして来たんだ。それでいろいろ文句つけて来るんだよ「裏切った!」とかさー、、ぶつぶつ、、。」まーまー、、。PWOの説明を続けて、、。「そうだったな。ビッグネームはまだいないけどオハイオのローカルレスラーを集めてがんばりながらやってるよ。もちろんマットも参加してくれてる。ケーブルテレビ局のDirect TV と契約してるから毎週全米に放送もされてるよ。ファンも確実に増えてきてるし、小さいけど会場も毎回満員さ。今はスターを育ててる最中ってトコかな。今年の4月からチャンピオンシップを決めるトーナメントを行う予定。」

    ――ジョシュは出るの?

    (ジョシュ)  「モチロン俺も参加するよ。」

    ――PWOのレスラーを教えて。

    (ジョシュ)  「OK!まずは俺の一押し、Johny Gargano(ジョニー・ガルガノ)コイツはまだ20歳で若いんだけどスターになる素質を持ってる。あとはBaine (ベイン)とCronus (クローナス)。ベインはでかいぜー!クローナスもまだ21歳と若いけどコイツの筋肉はすごいよ!」みんな地元のレスラー?「イエス!全員クリーブランド出身だよ。応援してやってくれよ。」

    ――さて、みんなのアイドルことネクロ・ブッチャーについて聞きたいんだけど、、。

    (ジョシュ)  「(突然吹きだす)ネクロ?、、いいよ、、くっくっくっ、、。(でもすぐに真顔になって)ネクロについてだな?ネクロはそーだなー、、たまにレスリングの事をフェイクだっていう人達がいるけどネクロはマジだ。あの人は常にマジだ。殴れば殴り返してくるし、蹴れば本気で蹴り返してくる。他の人はわかんないけど、俺にはブルーザー・ブロディを彷彿させるよ。怖いな、あぁ本当に怖い。Just a Wildman、奴は本当のワイルドマンだよ。」

    ――他のレスラーはネクロの事をどう言ってる?

    (ジョシュ)  「試合をしたくないって言ってるよ。」わはは、やっぱり。「みんな怖がってる。でもソコにはちゃんとリスペクトもあるんだ。怖さとリスペクト、もしネクロとレッスルしなきゃならなくなったら、その日は本当にタフな夜になるよ。」

    ――カナダでウルティモ・ドラゴン選手や獣神サンダーライガー選手といっしょのイベントに参加した事があるよね?誰と対戦したの?

    (ジョシュ)  「ウルティモのところの若手選手、オカダと試合をしたよ。いい選手だったな。試合後にウルティモとライガー、それにプロモーターとマットと俺で中華料理を食べに行ったんだけど、ウルティモがサメのヒレのスープを頼んで俺達にも勧めてくれたんだけど、、」あーフカヒレのスープね。さすが高いモン注文するなー。「そうそう、すごい高いスープだったよ。でもサメなんか食べた事なかったし、しかもサメのヒレだろ?すごく食べたくなかったんだけど断ったら失礼だと思ってがんばって食べたよ。」おいしかったでしょ?日本や中国じゃ超高級食材だよ。「うん、うまかった。」彼らの素顔見た?「見たよ。」どうだった?「ノーコメント!ははは。」正解。

    ――じゃ最後の質問。人生最後の食事には何を食べたい?

    (ジョシュ)  「寿司!ビッグビッグプレートの寿司とサッポロだね!」わはは、本当に好きなんだね。

    ――今日はありがとう。楽しい話がたくさん聞けたよ。

    (ジョシュ)  「こちらこそありがとう。ライブ楽しみにしてるよ!」

    普段はどちらかというと物静かなタイプのジョシュなんだけど、やっぱりレスリングの事になるとかなり饒舌に。BYWを始めてから10年が経ち、今では自分で団体を立ち上げ後進の指導もするジョシュ。がんばって欲しいなー。日本にも来て欲しいし。関係者の皆さん、クリーブランドに一押しのレスラーがいますよ!   【文・カズキ】

  • 飯伏ROHツアー (グッズ売り場編)/ Ibushi ROH tour – merch table

     

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    試合終了後のグッズ売り場では飯伏のサイン入りポートレートを求めて長蛇の列が。試合内容が良ければグッズもよく売れるらしく、Tシャツはほぼ完売という盛況ぶり。ファンの中には「あの時のあの試合をインターネットで見て度肝抜かれたっす」と事細かく自分の飯伏幸太大好き度をアピールしようとする人も。ファン一人ずつに「サンキュー」と声をかけ、丁寧に握手をかわすゴールデンスターは、アメリカでもやっぱりゴールデンスターだった。   【文・ジュードーチョップ】

  • 飯伏幸太ROH3戦目速報/ Ibushi ROH tour – Detroit result

     

    たった今、現地デトロイトの中澤マイケルから試合速報が入りましたのでお伝えします。セミファイナルで行われた飯伏幸太&オースティン・エリーズ対ブリスコ兄弟の試合は、飯伏のムーンサルトムーンサルトでデトロイトのファンを沸かせものの、最後は兄ジェイ・ブリスコの必殺ジェイドリラーで飯伏を仕留め、ブリスコ兄弟の勝利に終わった。明日は最終日のシカゴでエル・ジェネリコとのシングルマッチが待っている。   【文・ジュードーチョップ】

  • 飯伏幸太vsクラウディオ・カスタニョーリ / Kota Ibushi vs Claudio Castagnoli

     

    2008年4月12日ROHエジソン大会

    飯伏ROH第二戦目の相手はクラウディオ・カスタニョーリ。舌がもつれそうな名前だ。彼はプロレス界ではめずらしいスイス人レスラーで、プロレスの師匠はクリス・ヒーロー。なのでしっかりとしたテクニック、それと強烈なヨーロピアンアッパーカット(エルボー)を得意とするタフなレスラーでもある。と、ここまで書いて思い出したのだが、試合前に対戦相手クラウディオに対する印象を飯伏本人に聞いてみたところ、「でかいですよね、かなり」と一言ポツリ。たしかにクラウディオはでかい。これだけの長身選手との対戦は初めてらしく緊張気味の飯伏。オースティン・エリーズの頭部負傷により急遽決定したこのカード。プロレススタイルが違うし一体全体どういう戦いになるのか、試合前は正直ジャッキー・チェンとジェット・リーが映画で共演するくらい想像つかなかった。

    試合はインターミッション後すぐにはじまった。まずはロックアップから腕の取りあい。静かなスタート。観客もチャントするのも忘れて試合の流れを追っている。するとクラウディオのヨーロピアンエルボーが飯伏の胸板にハードヒット。ものすごい音が場内に響く。負けじと飯伏もキックで応戦。エルボー、キック、エルボー、キックの攻め合い。徐々に観客もヒートアップしていく。

    前半から中盤にかけては試合巧者のクラウディオがほぼ一方的に攻め込んでいった。しかも一発一発が的確で強烈。飯伏のスタミナが徐々に奪われていくのが見て取れる。苦しみながらもその場ムーンサルトで反撃する飯伏だったが、またもやクラウディオのヨーロピアンエルボーでリング中央からコーナーポストまで「少林サッカー」みたくありえない体勢で吹っ飛ばされる。

    しかし、一瞬のすきをついてクラウディオを場外へと追い込み、飯伏得意の三角跳びケブラータを決める。会場がどよめく。さらに場外乱闘はつづき、クラウディオを鉄柵(ROHの鉄看板)に叩きつけ地面にダウンさせたところへ、何を思ったのか鉄柵に飛び乗り、そこからフェニックススプラッシュを決める飯伏。え、あの、予測不能すぎるよねえ。もう凄すぎてこれには言葉を失った。あそこでフェニックススプラッシュを試みようとする発想がすごい。で、しかも完璧に決めてしまうという勝負強さ。ROHの掲示板では「Insane Phoenix Splash」という表現がされていて、まったくもって同感。実にクレイジー(もちろんいい意味で)だと思った。

    両者リングに戻ると、すかさず飯伏の足をとってクラウディオの得意技ジャイアントスイングをしかける。10回以上ぐーるぐるぐーるぐる回される飯伏。試合後あの場面を振り返ってどうだったのか聞いてみると「回されている途中で腹筋がつりました」と、かなりのダメージだったことを証言。さらにフラフラの飯伏をコーナーポストに乗せようとするクラウディオ。しかしここからゴールデンスターの反撃開始。フラフラになりながらもムーンサルトムーンサルトをばっちりのタイミングで決める飯伏。ぴんと伸びた足、空中での姿勢、無駄のない動き、正確な着地、すべてが絵になる。

    終盤に入って怒濤の反撃ラッシュをかけるクラウディオ。まだまだクラウディオのスタミナは切れない。最後はクラウディオのリコラ・ボムでピン。惜しくも飯伏は二連敗。しかしここで、ボストン大会の再現とばかりに観客からは「ROH!ROH!ROH!」、「プリーズカムバック!プリーズカムバック!」、「コータ!コータ!」チャントの嵐。声援に応えるようにリングの周りを一周しながら客とハイタッチをする飯伏。その背中がまた一段と大きく見えた。   【文・ジュードーチョップ】

     

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    (写真撮影:中澤原マイケル)