タグ: クラウディオ・キャスタニョーリ

  • Chikarasaurus Rex Photos


    7月25日 チカラプロ ”Chikarasaurus Rex: King of Show” @フィラデルフィア The (ECW) Arena

    ニンジャ・タートルがお出迎え(左) Tシャツ各種そろってます(右)

    第一試合 ファイヤーアント(×)&ソルジャーアント&グリーンアント&フライトメア <14分31秒 バーニング・スニックルフリッツ> トゥルサス&ティム・ドンスト&リンス・ドラド&ピンクアント(

    リングアナウンサーのギャヴィン・ラウドスピーカー

    第二試合 SHINGO() <10分02秒 ラリアット> イクイノックス(×)

    第三試合 アメージング・コング(×)&ライーシャ・サイード <11分31秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド> サラ・デル・レイ&デイジー・ヘイズ(


    第四試合 CIMA()&望月成晃&スーパーシェンロン <15分17秒 メテオラ> イカルス&グラン・アクマ&チャック・テイラー(×)

    第五試合 オフィーディアン()&アマシス&ドレイク・ヤンガー <13分57秒 オシリアン・サクラメント> ヴィン・ジェラルド&スティグマ&コリン・デラニー(×)

    第六試合 トミー・ドリーマー&エディ・キングストン(×) <15分24秒 リコラ・ボム→体固め> クロウディオ・キャスタニョーリ&アレス(

    メインイベント マイク・クワッケンブッシュ()&ジグソー&ハロウウィキッド <16分53秒 クワッケンドライバー2> 吉野正人&土井成樹&B×Bハルク(×)



  • ケニー・オメガ vs クラウディオ・キャスタニョーリ


    9月26日 ROH@グラウンドボールルーム ニューヨーク州マンハッタン

    クラウディオの入場と同時に会場のファンから大ブーイング。いつものロックマン2ミックスではない曲がかかるとエントランスにケニーが現れる。とそこでいきなり波動拳ポーズ。クラウディオが脱いだ手袋でケニーの頬を叩くと、こんどはケニーがショートタイツのちょうど股間の辺りをまさぐり始める。手品師のように取り出したのは同じく手袋。それでクラウディオの頬をペシッと叩きかえすケニー。

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    そんな拍子抜けな流れで試合がスタート。ストップ延髄斬り、ダイビングボディーアタック、跳び箱式フェイスクラッシャー、とストリートファイターのハメ技のように次々と技が決まる。クラウディオが攻めるとブーイング、ケニーが反撃すると大歓声、といったわかりやすい客の反応がつづく。

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    フランケンシュタイナーも決めて更に勢いづくケニー。ガッツポーズを披露する。クルクル具合(髪の毛)と調子の良さは比例するのかこの日のクルクル度はかなりのもの。

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    しかし勢いづいたのも束の間、すきを突かれて軽々と担ぎ上げられてしまうケニー。そのまま豪快なエアプレーンスピンを仕掛けるクラウディオ。しかも最後はホールドしていた手をはなし、ケニーを肩だけで支えたままクルクルクルーと回すという怪力っぷりを披露する。平衡感覚を狂わされマットに叩きつけられるケニー。クラウディオがカバーに入るがカウント2.89でキックアウト。

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    フラフラになりながらも必殺の波動拳を発射するケニーは、すかさずクラウディオを肩に担ぎ上げてクロイツ・ラスを狙いにいく。がしかし、肩車させられた状態のクラウディオは、投げられまいとレフェリーの胸ぐらを掴んで必死に抵抗する。体勢が崩れクロイツ・ラス失敗。レフェリーが倒れているすきに、ケニーの股間へローブローをぶち込むクラウディオ。悶絶するケニーを押さえ込んでそのままスリーカウント。クラウディオ・キャスタニョーリの勝利。

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    いつでもどこでも全力で戦うのがプロレスに対するポリシーだというケニー・オメガは、この日もトリッキーかつ機敏な動きでニューヨークのファンから大声援を浴びていた。この日のケニーは、ジャンプ力の高さ、技のキレ、波動拳の時のアー顔、どれを取っても素晴らしかった。そして改めて感じたのは、アスリート揃いのROHの中でもケニーの身体能力はずば抜けているということ。日本で見せているいつものファイトスタイルと全く変わらないのもケニーらしいと思った。ヒールスタイルのクラウディオは、試合内容にむらがあるものの、この日はオーソドックスなヒールらしさが光っていた。あともう一歩のところで負けてしまったが、ケニーにはメイン級のレスラーに食ってかかるような貪欲なところをもっとアピールして欲しい。いつの日かROHのメインでケニーのアー顔が見てみたいなと。


    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ジェリー・リンvsクラウディオ・キャスタニョーリ/Jerry Lynn vs Claudio Castagnoli

     

    2008年10月24日 ROHコネチカット大会

    来月、ベロシティ・プロレスリングでジェリー・リンとケニー・オメガという楽しみなカードが組まれたということで、今回はジェリー・リン絡みの試合をレビューしてみたいと思います。とその前に、ジェリー・リンといえばアメプロファンには馴染み深いレスラーですけれどもここで簡単に経歴を紹介します。

    88年、地元インディー団体でプロデビューしたジェリー・リンは、95年にWCW(World Championship Wrestling)と契約。ディーン・マレンコや故クリス・ベノワと共にクルーザー級戦線で活躍。同年7月、みちのくプロレスの第1回ふく面ワールドリーグ戦にゴルゴダ・クロスとして参戦。愚乱・浪花に敗れて素顔をさらす。97年からECW(Extreme Championship Wrestling)に参戦。ロブ・ヴァン・ダムを相手に名勝負を量産。2000年にはジャスティン・クレディブルを破り、第30代のECW世界ヘビー級王者に就く。2001年にはWWF(現WWE)へ移籍。同年、クラッシュ・ホーリーを破り、WWFライトヘビー級王者に就く。2002年からTNA(Total Nonstop Action Wrestling)と契約。同年にはAJスタイルズを破りXディヴィジョン王者に就く。TNAのロードマエージェントを兼任。2007年からはフリーとして各インディー団体へ参戦。現在はROHにレギュラー参戦中。45歳現役。

    で、ここからレビューです。
    長身のクラウディオと並ぶと一段と小さく見えてしまうジェリー・リン。しかし、グッドシェイプされた肉体は全く歳を感じさせない。両者ロックアップから静かに試合が始まる。会場からは「ジェリー!ジェリー!」の大コール。クラウディオがヘッドロックから寝技に持ち込みねちっこい攻めを見せる。両者立ち上がりジェリー・リンがロープに振られると、フライング・ヘッドシザースからウラカンラナと繋げクロウディオを場外へと投げ飛ばす。技の一つ一つが確実でキレイ。客からはヒールのクラウディオに対してものすごい罵声が浴びせられる。

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    リングへと戻ったクラウディオはロックアップしようとするが、すんなりジェリーにかわせれる。エルボーで反撃するも、客からは以前としてブーイングの嵐。コーナーに叩きつけられたジェリー・リンはエプロンにエスケープ。立ち上がりざまにクラウディオがヘッドバットを出す。それをまたすんなりかわしたジェリーは、その場ジャンプで足をクラウディオの頭に絡ませ、そのまま場外へと雪崩式に投げ捨てる。

    エプロンから助走をつけながら場外のクラウディオめがけて飛びつきウラカンラナ。捨て身の技でも一切躊躇ない動きを見せるジェリー。完璧に試合をコントロールしている。両者リングに戻り、ヨーロピアンエルボーとストンピングで反撃するクラウディオだったが客からまた大ブーイング。明らかにやりにくそう。めげずにヨーロピアンエルボーを連発する。客からのブーイングで攻撃のリズムが取れないのか、技が単調になるクラウディオ。

    場外へ降りたクラウディオは、コーナーの鉄柱めがけてジェリーの足を何度も叩きつける。痛めつけたジェリーの左足にストンピングの嵐。続けざまにスピニングトーホールドから足四の字固めへと移行。ファンを煽るようにマットを叩きながら足四の字固めを裏返すジェリー。たまらずクラウディオがロープエスケープ。立ち上がってからクラウディオの得意技ジャイアントスイングでもツーでキックアウト。

    コーナーに上ったジェリーめがけてクラウディオが突進していくも寸前でかわされる。最後は一瞬の隙をついてジェリーがスモールパッケージホールドでまるめこんでピン。ぎんぎらぎんにいぶし銀な終わり方だった。ここしかないというタイミングでのスモールパッケージ。一瞬の逆転劇だった。

     

    まず、どう見たって45歳の動きではないです。いつも何を食べているのか、グッドシェイプの秘訣、どんな練習をしているのかと、改めて興味がわいてきました。そして、この圧倒的なファンからの人気もうなずける説得力ある技の数々。これからもずーっとROHでレギュラー参戦して欲しいなと心から思った次第。ということで後日、ジェリー・リンのインタビューを掲載する予定です。お楽しみに。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • チカラプロ(CHIKARA)という団体

     

    いまチカラプロレスがおもしろいことになっている。と書いたところで、どれほどのプロレスファンが興味を持ってくれるだろうか。むしろ「チカラプロてネーミングはどうなの?」とか「ROHよりも知名度低いしいまいち分からん」といった声の方が多いのかもしれない。ま、確かに日本では知る人ぞ知るといった存在ではある。しかし、独特のキャラクターを持つマスクマン集団が、アメリカでは珍しいルチャスタイルを基本とした試合を展開しているということや、ヨーロッパなどへの海外進出、それとインターネットを有効に使ったプロモーションセンスなどからも、洗練されたプロレス魂をびんびんと感じざるを得ないわけで、これから日本でもチカラプロの名前を聞く機会も増えていくような気がします。

    さて、ここで簡単にチカラプロの紹介をしてみたい思います。チカラプロはペンシルバニア州フィラデルフィアを拠点に活動しているプロレス団体で2002年に旗揚げ。トレードマークは漢字で『力』。創設者兼オーナーはみちのくプロレスにも参戦経験のあるマイク・クワッケンブッシュ。チャンピオンシップはトーナメント形式で優勝者を決めるチカラ・ヤングライオンズ・カップ(Chikara Young Lions Cup)と、タッグチームベルト(Chikara Campeonatos de Parejas)のふたつ。そしてチカラプロにはレスリングスクールもあり現在はマイク・クワッケンブッシュとクラウディオ・キャスタニョーリがコーチを務めている。

    さらに専用ポッドキャストでストーリーの解説や試合ダイジェスト、選手プロモなども観ることができる。これがなかなか内容的にも面白い。

    とまあこれからはチカラプロに注目ということで、キャラの立った選手達のインタビューや試合レビューなどの取材にもチカラを注いでいこうと考えています。どうぞお楽しみに。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】