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マット・クラシック

マット・クラシック インタビュー


――いきなりですがおいくつでしょうか?

知らん。とにかく長く生きてきて、長くプロレスをしている。あんたが生まれる前よりも、あんたの母さんが生まれる前よりも、たぶんあんたのお婆さんが生まれる前よりもまえからプロレスをしている。

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――なるほど。そんなに長いプロレス歴を誇るマット・クラシックさんですが、来日経験はあるんでしょうか?

もちろんだ!馬場に勝った。力道山にも勝った。おれの歴史はプロレスの歴史だ。猪木を片エビ固めでタップアウトさせたのさ。武道館でもやったし、同じ時に東京ドームでもやった。そんなことも知らないのは恥と思え!

――す、すみません…

ゲラーアウト!!謝ってすむもんじゃない!

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――いやいやそんな。もうちょっとお話を聞かせて下さい。お願いします。

少し言い過ぎたようだな。あんたはまだキッズだからしょうがない。

――では、いままで現役を続けていられるのはその素晴らしい体型があるからこそだと思うのですが、どうやって維持されているのですか?

毎朝3時に起きる。ヒンズースクワットを13.000回、70マイルジョギング、その後に17個の卵、パンケーキ、ワッフル、トースト、それを一気に大きなグラスに入ったビスクイック(ホットケーキミックス)で流し込む。液体のままだ。こうやって炭水化物やプロテインを摂るんだ。最近の若者はプロテインシェイクやサプリメントなんていうものをわざわざ食べたり飲んだりしてるが、そんなものは信用ならん!おれは昔ながらの方法でやる。朝起きたら、こういった物を食べて、それから熊と訓練だ。それが一番。

――え、いま熊って言いました?

ああ、熊だ。というかその話はもういい。次だ。

――ということは、あなたのトレーニングや食事は全てナチュラルということですね。

そんなもん当たり前だろー!おれは木の根っこも食べるぞ。

――日本でも根っこを食べるんですよ。ゴボウとか。

その通り!ジャパン!!(と突然叫び出す)。ミズーリ州ジャパン。そういう名前の小さな町があってな。昔、そこで試合をしたことがあって、その街の人も木の根っこを食べていたぞ。奴らは根っこだけじゃなくて、枝も食べてたな。栄養が詰まってるからな。

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――意味が全然わかりませんが、ところでヒンズースクワットは最高で何回くらいできますか?

あれは1963年のメモリアルデーの週末だったか…。3週間半連続でヒンズースクワットに挑戦したことがあった。その時は175万2000回やったかな。27時間ごとに休憩をとったけど、その休憩の時にアルカセルツァー(炭酸水)とクラッカーを摂っただけだ。とにかく記録を作るのに必死だった。

――ちなみにトイレはどうしてたんですか?まさかオムツ?

その通り。

――どうやって替えたんですか?

交換などせん!おれは男だ。記録を作るのが目的だったから、そんな小さなことは気にしてられん!記録を作るには肉体的よりも精神的に苦痛がある。肉体的な苦痛は自分の糞尿の臭いを嗅ぐだけだ。おれはこの3週間半の苦行を耐えるための準備をしっかりしてきたから、そんな臭いはなんとも思わん。

――あなたのマスクはマスク・ド・スーパースターのマスクにそっくりですが、それは…?

あーその件に関してはこうだ。あの小僧(マスク・ド・スーパースターの中の人)が、おれがアラバマの裏庭でトレーニングをしていた時にやってきて、「ミスター・クラシック。あなたのマスクデザインを使用したいのですが。」と言い出した。そこでおれは「そんな申し出は糞食らえだ!」と言ってやった。そうしたらあの小僧は勝手におれのデザインを真似しやがった。だから少額訴訟を起こしてやったんだ。あいつは$15か$17俺に使用料を払わないといけないのさ。

――え?たったそれだけですか?

本当におれに払ったかどうかわからん。奴に会ったら、おれに連絡するように言ってくれ。おれの電話番号は7389だ。いいか、必ず伝えるんだぞ!

――あなたはいつも若いレスラーに苦言を呈していますが、何か彼らにアドバイスはありますか?

おれはあいつらが大嫌いだ。トサカにきてる。アドバイスだって?「ドント・ドゥー・イット!!(やめてしまえ!!)」 。おれのやってるスポーツを汚すな!おれがスチュ・ハートをトレーニングして、ハート・ダンジョンを作り上げたんだ。ファーマー・バーンズやルー・テーズもおれが育てた。おれが彼らを叩き上げて育てたんだ。彼らはプロレスをリスペクトしている。しかし!今の若い奴らはプロレスに何のリスペクトもない。ゼロだ。そんな奴ら一人一人に練習をつけてプロレスに対するリスペクトを植えつけるには、78年もかかるわ!でも必要とあればやってやる。

――かなり厳しいご意見ですが、若いレスラー達がこのインタビューをウェブサイト上で読んで何か感じ取ってくれるといいですね。

ウェブサイト?ウェブサイトって何だ?

――インターネット上の…

インター?インター何だ?

――はい、では次の質問です。あなたにとって理想のレスラーとは?

おれ自身だ。この大きな胸。この分厚い胸を見ろ。がっしりとしたこの肩。太い腕。今の若い奴らがつけてるようなニーパッドなんか必要ない。パッドなんか付ける意味がわからん。あーそれと最近の若い奴らはあんな小さなタイツなんて履きおって…。へそも隠さずに性的に見せつけることばかり考えてやがる。タイツというのはだな、へそを隠してなんぼのもんじゃ。「シェイム・オン・ユー!(恥を知れ!)」。

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――では最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

最近は日本に行ってないな…。以前は25年連続で行ってたもんだが。あの時はー、メガ・ジャパンプロレスに参戦していた。当時は最高の団体だったんだ。シュウシ・ハラシシが社長だった。まあ今の若い者は知らないとは思うがな。じゃあ、日本のファンにはこう言ってくれ。もし馬場が希望するならば、再戦してもいいぞ、と。もしくは猪木でもいい。タイガーマスクなら初代から7代まで対戦を受け付ける!

――でももう馬場さんは…

俺が馬場と言ったら馬場なんだ!いつでも挑戦は受けるぞ!

――はい(苦笑)ありがとうございました。


滅多に試合を目にすることが出来ない、いにしえの時代から現れた奇跡のレスラー、マット・クラシック。その揺るぎない自信と、プライドに充ち溢れた言葉の数々。これほどまでに素晴らしいレスラーが、あの『プロレススーパースター列伝』に取り上げられていないのが不思議でならない。みなさんも機会があったら是非とも生観戦してみて下さい。ファンならずとも一見の価値はあります。


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キング・オブ・トリオス2010に謎の覆面レスラーが参戦!


thethrowbacks

かねてからマンハッタンドロップでも注目していたあのマット・クラシックが、チカラプロ主催”キング・オブ・トリオス2010″への電撃参戦が決定した。ベースボール男爵ことダッシャー・ハットフィールドと、バスケアフロ野郎ことシュガー・ダンカートンからなる、”ザ・スローバックス(チーム先祖返り)”の一員としてエントリーするマット・クラシック。一時は消息不明だったがインディー団体(PWG)にもひっそりと出場していたという。

マット・クラシックのマイスペースによると、身長189㎝、体重109㎏、出身地は不明。1952年にヘビー級チャンピオンに就き、得意技はボディスラム、エアプレーンスピンそしてクロー攻撃とまさにクラシック。ちなみにプライベートでは年収が25万ドル以上(全くもって謎)で離婚歴アリという微妙にリアルな過去を持っている。

呆れるほどオールドスクールなマット・クラシックが加入したことで、”The Throwbacks”が今年のキング・オブ・トリオスの台風の目になること間違いない。いにしえのプロレスラーが現代に蘇る!気になる人だけ震えて待て!


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謎の覆面レスラー マット・クラシック

 

コルト・カバーナの凄いところはハードコアからコミックまで何でもこなせるにも関わらず、それを嫌みなくごく自然にやってのけるところだと思う。で、そのコルト・カバーナも大ファンの“マット・クラシック”という覆面レスラーが、そろそろ復活する、ような予感がする。かつてMTVで放送していたWSXという団体にあがり、ごく一部のプロレスファンから大絶賛された謎の覆面レスラー、マット・クラシック。

マスクド・スーパースターを思わせる(星の数が増えただけの)マスク。全日イズムを感じさせるヘソ上までのデカいタイツ。佇まいから使う技まで全てがクラシック。もちろんコルトには是非ともROHに帰ってきて欲しいのですが、このマット・クラシックとしてにもROHのリングに上がって欲しい。もし機会があれば、マット・クラシックに詳しいコルトに相談してみたいと思います。

やることなすこと文句の付けようがないマット・クラシック

【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

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