投稿者: Yama

  • ケニー・オメガ(海外の)情報

     

    毎年恒例のPWG主催”Battle of Los Angeles(BOLA)”がカリフォルニア州バーバンクで11月1日から2日間にわたって開催されます。既に今年の出場者がPWGの公式HPで1日に1人ずつ発表されていまして、本当にじれったいです。

    一気に発表しないところがなんともうまいわけですが、現時点で2006年のBOLA優勝者デイヴィー・リチャーズ、チャック・テイラー、ドラゴンゲートから吉野正人、ベストバウト製造機エル・ジェネリコ、ブランドン・ボーナム、羊さんことオースティン・エリーズ、そしてなんとカナダの路上王ケニー・オメガの名前も!

    ということで、さっそくケニー・オメガ本人に確認したところ、怪我の具合はなんとも言えないが「とにかく出る」とのこと。本当に膝の怪我は大丈夫なのか心配ですが、このPWG主催のBOLAに選出されるということは、それほど注目度の高い選手であると認められた、ということなので浅からぬ縁のあるマンハッタンドロップとしても注目しています。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ネクロ・ブッチャー(海外の)情報

     

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    10月25日、ROHエジソン大会においてFIP世界ヘビー級王座戦が行われます。現FIPチャンピオンの潮崎豪に対する挑戦者は、なんと!やさぐれプロゴルファー猿ことデスマッチジーザスの我らがネクロ・ブッチャー。プライベートでは潮崎豪Tシャツを好んで着ているネクロさんですが、試合となれば話しは別。グーパンチと足蹴りオンリーの狂乱ファイトでFIP王座奪取といきたいものです。出番です顧問!

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • 飯伏幸太(海外の)情報

     

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    11月8日と9日、ドイツのオーバーハウゼンで行われるチカラプロ主催の“Tag World Grand Prix 2008”に、DDTの飯伏幸太が出場する予定です。しかも注目すべきは、飯伏幸太のタッグパートナーにドラゴンゲートでも活躍したイギリス人レスラーのPACが決定しました。かつて飯伏はPWGでのエル・ジェネリコ対PACの試合をDVDで観て、かなり衝撃を受けたといいます。果たしてこの異次元ハイフライヤーの二人がどのようなパフォーマンスを披露するのか、要注目です。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • 月刊 ネクロ・ブッチャー


    念願だった両国国技館でカシンとRVDを相手にひどいやられようにもかかわらず、一部のファンを魅了しまくった我がマンハッタンドロップ顧問(本人承諾済み)のネクロさん。ひさしぶりにお会いしたら、また一段とだらしないカラダになっていたので一安心。ネクロさんウォッチャーの方ならご存じの通り、一時期の激痩せした頃が嘘のよう。だらしないカラダだからこそネクロさんなわけで、グッドシェイプしたネクロさんなんてストレートヘアーの天龍源一郎よりもありえません。ここはひとつ本来のやさぐれた姿へと更に戻って欲しいものです。そんなネクロさんに近況などを聞いてみました。

    ――いやーお久しぶりです。日本での活躍ぶりはネットや雑誌で逐一チェックしていますよ。

    (ネクロ・ブッチャー 以下顧問) おおーひさしぶり。両国の試合は観てくれた?

    ――動画共有サイトで少しだけ観ました。また思いっきり流血していましたね。やはり、大相撲が好きなネクロさんにとって両国はいつも以上にエキサイトされたんじゃないですか?

    (顧問) 大相撲の殿堂って言われている両国国技館で試合ができたなんてとても誇りに思うよ。

    ――ところで、例の奥さんのトラブルは解決されたって聞きましたけど?

    (顧問) あーあれね。もうワイフとは一緒に住んでるし、ひとまずは解決したよ。

    ――それはよかった。これでまた思う存分イノキゲノムで暴れられますね。

    (顧問) ああ。

    ――唐突ですけど、いままでで最も印象に残る試合とかってあります?

    (顧問) んー。三年くらい前かなあ、ジプシー・ジョーとの試合。ジプシー・ジョーはオレにとってアイドルだから。

    ――ジ、ジプシー・ジョー!実は、はじめてネクロさんの試合を観たとき、真っ先にジプシー・ジョーを連想したんですよ。動きといい、なんとも味のある風貌といい、ジプシー・ジョー二世だなと。

    (顧問) ワーオ。それは光栄だよ。

    ――あと、練習は一切しないって本当ですか?

    (顧問) 一切しない(キッパリと即答で)。

    ――試合前のウォーミングアップとかも?

    (顧問) 一切しない。強いて言えばビールを飲むことが練習だな。

    ――がははっ。ビールトレーニングですね。では、いまネクロさんが最も注目しているデスマッチファイターは誰ですか?

    (顧問) んー。

    ――例えばいまだと、ブレイン・ダメージだとかドレイク・ヤンガー、それにダニー・ハボックとかいますよね。

    (顧問) あっ、一人いる。男じゃないんだけどすごいのがいるぞ。その名前は女子レスラーのミッキー・ナックルズ(現在はムースというリングネームでTNAに出場していたが足の怪我で戦線離脱中)。彼女こそデスマッチファイターだ。オレが保証する。

    ――デスマッチ・ジーザスのネクロさんが認めるデスマッチファイターが女子レスラーだなんて、意外です。名前は聞いたことありますが、まだ実際には観たことないです。男顔負けの血みどろファイトをするっていう。

    (顧問) そうそう。彼女はマジですごいよ。

    ――では最後に、いままで一番痛かった、もうやりたくないデスマッチアイテムは何ですか?

    (顧問) あーそれはね、誰がなんと言おうとサボテンだね。あれは最悪。サボテンマッチの後は何週間も体中にトゲが刺さったまま抜けないんだ。もう体中がチクチクチクチクしてたまんないぞ。

    ――げげっ。サボテン恐るべしですね。ということは、もしミッキー・ナックルズとサボテンマッチをやることになったら?

    (顧問) ノー! ものすごく最悪!でも、やれって言われれば、誰とどんなデスマッチスタイルでもやってやるけどな(拳を握りながら)。

    ――むかしからのネクロさんファンからしたら、いまの試合内容というのは本来のネクロさんではないと思うんです。あの頃の血みどろなデスマッチを見せてください。

    (顧問) それはオレもわかってる。わかってるよ…。


    お気に入りの潮崎豪Tシャツ姿がまた一段とかっこいい。そしてデスマッチファイターとしての誇りと輝きに満ちたネクロさんの後ろ姿にしびれました。また機会があれば月刊ネクロ・ブッチャーとして定期的にお話を聞くつもりです。需要がなくてもやります。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ケニー・オメガvsジェイ・リーサル/Kenny Omega vs Jay Lethal

     

    2008年9月19日 JAPWニュージャージー大会

    右膝の怪我が完治していないものの、現JAPWヘビー級王者としてタイトルマッチをおこなうケニー・オメガの表情からは、心なしか緊張がうかがえた。しかも、対戦相手はかつてROHでも活躍していたジェイ・リーサル。現在は”マッチョマン”ランディー・サヴェージのギミックで、ブラック・マチズモを名乗ってTNAでも人気者なのだ。さすがにこれはグレプロのJOM太郎戦のようにイージーにはいくわけがない。

    と、ここで補足。現在JAPWでのケニー・オメガはヒールチャンピオンということになっている。いつも卑怯な手を使って王座を防衛してはファンからのブーイングを浴びているが、ゴリゴリのヒールというわけでもなくコミカルでヘタレなヒールといった路線。彼にとって純血なベビースタイルよりも、ずる賢くて王道ヒールには成りきれない小悪党キャラの方が、プロレススタイルや本人の性格的にも合ってると思う。また彼自身それを楽しんでいるようにも見える。

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    リック・ルードばりの腰つきで自分がチャンピオンであることを誇示するケニー・オメガは、何を思ったのかリングサイドの子供が持っているオモチャのチャンピオンベルトと自分の本物チャンピオンベルトを交換してリングに上がろうとするが、慌ててまたその子とベルトを交換しなおすという軽いボケ小ネタムーブを展開。一部のファンからは失笑がおきる。ジャブか、軽いジャブなのか。つかみはOKのようだ。一方、ジェイ・リーサルはブラックマチズモ仕様ではなくROHの頃のコスチューム(青タイツにレガース着用)で入場。地元ファンからの大声援で迎えられる。

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    試合のゴングと同時に二人はロックアップ。グラウンドの攻防がはじまる。腕の取り合いからケニーが相手の足を取って締め上げると、リーサルは堪らずロープエスケープ。再びロックアップから腕の取り合い。そしてヘッドロックからバックの取り合いへと展開していく。その間、何度か気にするように右膝を曲げるケニー。序盤のレスリングを見た限りでは、足の怪我はそれほど悪いようには見えない。

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    ケニーがリーサルをコーナーへと押し込み殴ろうとするところでハルク・ホーガンのポージングのまま一回転。当然ながらファンからはブーイングの嵐。あまりにも無駄すぎて、逆に殴るよりも相手への(精神的な)ダメージがあるのではないかとさえ思う。アームホイップの応酬でケニーが場外へ落ちる。トップロープとセカンドロープの間からトペを放つリーサル。倒れるケニーの髪の毛をつかんで場外マットに叩きつけ、胸板に逆水平チョップの連打。ケニーもやり返すがリーサルの方がやや押し気味。

    場外のコーナーポストへ背中から投げつけられるリーサル。そこへケニーが逆水平チョップを放つが寸でのところでかわされ、チョップがコーナーポストにヒット。ドリフばりに痛い痛いの格好をするケニー。「あいたたっ!」と日本語で言っているようにも聞こえる。誤爆した手を集中攻撃するリーサル。その手を抱え最前列のちびっ子ファン達に叩かせながらリングの周りを一周。こういうときに限って手加減をしないちびっ子達は一段とヒートアップしていく。こういった参加型のエンタメに対するノリの良さは流石アメリカだなと思う。にしてもノリ良すぎ。

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    両者リング上へ戻り、トップロープからリーサルが飛び技をしかけようとすると、レフェリーを突き飛ばしリーサルに当ててそれを阻止するケニー。その後も足でリーサルの首をぐいぐいと押し込んだり手で首をチョーク気味に締め上げたりと反則行為を続ける。客からは大リーサルコールが起きる。リーサルを寝かせてその場ムーンサルトをするケニーだが、右足の踏ん張りがいまひとつなのか、かたち的にあまりキレイではない。怪我の影響が出はじめてきているのか。

    場外からトップロープを使ってのドロップキックを放つリーサルだったがカウント2でケニーがキックアウト。逆にリーサルの背後から飛び越えてのフェイスクラッシャーでケニーがフォールするもカウント2でキックアウト。そして「フィニッシュ!」とアピールしたケニーが、エレクトリックジャーマンを狙おうとするが、それをリーサルがエスケープ。ストップ延髄斬りを狙うが、またしてもリーサルにかわされ丸め込まれるケニー。そのまま立ち上がりリーサルを突き飛ばすとレフェリーに誤爆してしまう。

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    レフェリーが失神している隙に、ケニーが場外のイスをリングに持ち込んでリーサルを殴ろうとするが失敗。逆にリーサルへイスが渡りケニーを殴ろうとするが、息を吹き返したレフェリーが反則でイスを奪い取ろうとする。リーサルとレフェリーがもみ合になっているところで、ケニーがリーサルの股間へ見事なまでのローブロー。「チーン!」と音がするかのようだ。つまりエディ・ゲレロの『ズルしていただき』そのまんま。最後は必殺の波動拳でリーサルを吹き飛ばしスリーカウント。ケニー・オメガの王座防衛に終わった。

     

    明らかに飛び技への躊躇が見られるのと、膝を気にする場面が少なからずあったが、想像していたよりも動きが良かったのには正直びっくりした。試合後ケニー本人に話しを聞いてみると、やはり怪我の回復具合を試しながら試合をしたという。この夏、念願だったDDT参戦を果たし、飯伏幸太や高木三四郎との死闘、それに田中安全プロレスとの初遭遇の衝撃がジワジワと蓄積してきているようだ。試合は成立させたものの、まだまだ本来の動きには程遠いように見えた。ここは踏ん張りどころ。じっくり怪我を治して欲しい。してまた日本で狂った試合を見せて欲しい。頑張れケニー・オメガ。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】