投稿者: Yama

  • ケニー・オメガとラーメン

     

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    ケニー・オメガとマンハッタンにあるラーメン屋へ。しょうゆラーメンをオーダー。レンゲに麺を乗せてから上品に食べるケニーは箸のつかい方も上手だった。豚骨スープは豚の骨からスープをとるんだと教えたあとに豚骨スープもトライさせるが、ほんの一口だけすすって終わり。日本食なら何でも食べられるって言うから連れてきたのに、豚の骨からとれるスープという言葉を聞いただけでビビるケニー。エニウェアフォールマッチを得意とするのなら、次はラーメン屋(できれば豚骨ラーメン屋)でラーメン屋プロレスに挑戦して欲しい。フォールされたらその場で豚骨スープを飲み干さないと負けとか、豚骨スープが入った大鍋めがけてエレクトリックチェアー式ジャーマンとか。ていう感じで提案すると本当にやってしまいそうな気がするからケニーは恐ろしい。

    尚、次回は先日JAPWでおこなわれたジェイ・リーサルとのタイトルマッチを観戦レビューする予定ですので、お楽しみに。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • ケニー・オメガとマリオカート

     

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    数日前、ケニー・オメガから一通のメールが届いた。近々JAPWの試合に出場するためアメリカへ行くから会おう、というものだった。我々マンハッタンドロップとしては、日本での飯伏幸太との路上マッチやJOM太郎との壮絶悶絶バトルのことも聞きたいし、ケニー・オメガとは浅からぬ縁を感じることもあり、半密着取材をすることにした。

    いま彼は、現役のヘビー級王者として定期的にJAPW(ニュージャージーを拠点に活動しているインディー団体)のリングに上がっている。後楽園ホールでのHARASHIMA戦で負った右膝の怪我をおしての出場ということで、すこしナーバスになっているかなと思いきや、子供が初めてプロレスを見た感想を必死になって親に説明するかのように、田中安全プロレスの良さを真剣に語っていたので、なんとなく一安心。怪我の調子を聞くと、「65%回復した」という返事。半端すぎてどれくらい治ったか想像しにくい。しかし、そこがまたケニー・オメガらしいなと思った。

    で、日本では飯伏幸太とゲーセンで遊びまくったという話しを耳にしていたので、ここはひとつゲーム対決を挑んでみようとケニー・オメガをうちへ招いた。マリオカートは得意かと聞くと、「マリオカートはスーファミでものすごくはまったから大丈夫」という。スーファミ時代かよ。自称ゲームオタクというだけはある。体育座りになってコントローラーを握った瞬間からスイッチが入ったみたいで、ケニーの顔つきが勝負師の顔に変わった。してまた迷わずルイージを選択するところがやりなれているようで不気味だった。

    実際に対戦してみてわかったのが、普通に上手い。たぶん本当にゲームが好きなんだなというゲームオタクなオーラをびんびん感じた。最後の最後でやっと勝つことができて、ガッツポーズをしながらケニーの顔を横目で見ると、リング上で見せる怒りの表情よりも更に怒り顔をしていたので大人げないカナダ人だな、と思った。このあと泣く泣くゲームを止めたケニーは、TNAでも活躍しているライノと対戦することになる。ゲームのように試合の方も上手くいくのだろうか。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • DDT Kourakuen Hall (Aug.31) – Kenny Omega match result & details

     

    DDT (Aug.31) – Kenny Omega match result & details

    Kenny Omega (O) vs HARASHIMA (X)
    (14:25 Hadoken)

    Starting with lockups. Harashima’s necklock, Kenny returned. Then Kenny took Harashima’s arm and twisted. Then Harashima’s hammerlock to Kenny but Kenny returned it to headscissors. After the break, started with lockups, then Kenny’s armwhip and ran to the ropes. Harashima’s leapfrog and then ran to the ropes. Kenny’s leapfrog to dropkick – count 2. Kenny’s hammer-punch for 2 times, backhand-chop at the corner. Then threw Harashima to the opposite corner and ran to hi. But Harashima returned to Kenny from the corner but Kenny backflipped and Harashima couldn’t catch him. Kenny climbed up the corner and twisted cross body to Harashima but kicked by his knee to Kenny. Harashima delivered 2 guillotine drops to Kenny and dropkick to Kenny – count 2. Harashima delivered hammer-punch to Kenny, then necklock with knee on the belly. Kenny escaped somehow. Both stood up and delivered elbows each other, Harashima’s fistpunch to Kenny and Kenny lay down, Harashima’s stomping to Kenny. Then lifted up Kenny to stomach-block and knee drop – count 2.

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    Harashima’s soccerball-kick, cobratwist. Then Kenny reversed with hiptoss. Kenny ran to the ropes but Harashima’s kitchen-sink to Kenny. Harashima lifted Kenny with brainbuster and threw him to the top rope. Kenny fell down to the ringside. Harashima gave swan-dive elbow to Kenny. Then came back to the ring again and elbow-smash each other. Kenny’s back-kick and Harashima’s back-kick. Harashima’s swan-dive press from the apron but Kenny blocked.

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    Kenny shouldered Harashima to Death by Roderick and running hammer-punch for 2 times. Then tracekick to Kotaro-Face crusher to Harashima. Kenny’s middle kicks or 3 times and then Stop! Enzuigiri to Harashima and Harashima fell down from the ring. Then Kenny’s No touch Tope Con Hilo to Harashima ans came back to the ring. Kenny’s Aoi Shoudou (cross-armed fisherman’s buster) to count 2.

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    Then after several back-and-forth, Kenny tried to delivered Hadoken but Harashima blocked it and gave reverse Frankensteiner. Harashima delivered Soumatou, and Kenny delivered Hadoken – both were knocked out. After stood up, both slapped each other, then clothline at the same time. Harashima’s firebird splash – count 2. Harashima tried to deliver reverse Frankensteiner from the corner but Kenny hold off and changed it to his electric chair German suplex (from the corner post). Then delivered Hadoken but it was count 1. Then Kenny’s dragon suplex to Harashima but count 2. Kenny delivered several knee kick to Harashima and delivered Hadoken again – this time count 3 to win.

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    After the match, Kenny was on mic and promised DDT fans that he would come back to DDT again soon.

    *This review is based on Extreme Party. Please visit this page to see more pictures.

    Since this is his last match in Japan and he’ll be back to North America pretty soon, this is our final updates on his Japan tour. Thank you very much for checking us on Kenny’s updates in Japan. We also would like to thank Extreme Party for his detailed reports on every match. Without his support, we could not deliver such detailed report to you guys.

    【writer: Shiori】

  • Great Puroresu (Aug.27) – Kenny Omega match result & details

    Great Puroresu (Aug.27) – Kenny Omega match result & details

    Kenny Omega (O) VS JomTaro (X)
    (11:47 Dragon Revolution)

     

    Let me explain about Great Puroresu – its’ really a minor indie promotion.

    Kenny controlled whole match from the beginning to the end, and only “pro-wrestling moves” he made was Tony Jaa (Running Double Knee strike with opponent on chair) on the ramp and Dragon Revolution (pump-handle suplex) as finisher. According to Great Puroresu fan, it’s miracle that JomTaro “wrestled”  in a “single match”.  I guess this word tells you all.

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    【writer: Shiori】

  • タイラー・ブラック インタビュー/Tyler Black Interview

     

    『ハヤブサかな。17歳のときに彼を見てものすごく好きになったんだ。』

    飯伏幸太がゴールデンスターなら、タイラー・ブラックは不気味に黒光りするブラックスターといったところか。いまやROHに欠かせない存在となったアメリカインディー界の超新星タイラー・ブラックが、9月のROH日本公演で遂に初来日を果たす。いままでインターネットなどの動画サイトでしか見ることのできなかったタイラー・ブラックの超絶技を目の当たりにできるとあって、一部のアメリカインディープロレスファンにとっては絶対に見逃せない機会となりそうだ。冒頭にもあるように、彼の口からハヤブサの名前がでてくるあたり、彼のプロレスルーツもまた日本にあるといえる。

     

    ――まずはプロレスのキャリアは何年になりますか?

    (タイラー・ブラック 以下タイラー) プロレスを始めて3年半になるんだ。もうすぐ4年だね。

    ――誰に師事していましたか?

    (タイラー) トレーナーはダニー・ダニエルス。シカゴのトレーナーさ。

    ――プロレスを始めるきっかけは何ですか?

    (タイラー) 実はROHレスリングアカデミーの第2期生としてトレーニングしたのが始まりなんだ。

    ――えー、それは知りませんでした。

    (タイラー) で、まあ、お金も続かなくなって、とりあえず実家に戻ったんだ。僕は中西部出身なんだけど、シカゴでダニー・ダニエルスの道場があるってわかって、トレーニングを受けるために車で三時間かけてシカゴまで通ったんだ。週に何度もね。とにかく一心不乱にトレーニングを続けてさ、今の僕があるってわけ。

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    ――あなたの趣味(好きな本、好きなアーティスト、好きなバンド)を教えてください。

    (タイラー) 本だと『ファイトクラブ』のチャック・パラニュークが好きだね。あと、音楽は…あー(たまたま私が着ていたディリンジャー・エスケイプ・プランのTシャツを指さしながら)ディリンジャー・エスケイプ・プランのようなハードコアなものを聴いたり、ゲームの「ギターヒーロー」が好きでよく遊ぶよ。あとはー、ゴルフとかチェスなんかも好きだね。おかしいでしょ?(笑)

    ――「タイラー・ブラック」というリングネームの由来を教えてください。

    (タイラー) あはは、そうねー、まずはタイラーなんだけど、これは『ファイトクラブ』のタイラー(映画ではブラット・ピットが演じた)からで、ブラックは『ハリー・ポッター』に出てくるブラックという登場人物から。僕はシリアスなキャラクターが好きだから二つをくっつけちゃえってことで出来た名前なんだ。

    ――日本へ行くのは初めてですか?

    (タイラー) そう。9月のROH日本公演で初めて日本へ行くよ。かなり興奮してるよ。だってさ、この業界にいる人なら誰でも日本に憧れるじゃない?少なからず誰でも日本のプロレスの影響は受けてるし、それに日本ではプロレスは人気でしょ?

    --では子供の頃から日本のプロレスを観ていたのですか?

    (タイラー) いや、子供の頃は観てないよ。当時はやっぱりWWFとかメジャーなものを観てたんだけど、自分の意志でプロレスを観るようになってからは日本のプロレスも観るようになったんだ。あと、ROHでレスリングをするようになって、日本のプロレスを意識するようになったね。

    ――日本へ行ったら何をしたいですか?

    (タイラー) あー。日本食を沢山食べたいなー。寿司とかも好きだしね。何でも怖がらずに挑戦して食べるつもりだよ。

    ――日本のラーメンはお勧めですよ。ジャパニーズヌードルです。

    (タイラー) おお。それは是非チャレンジしてみるよ。

    ――あなたの一番好きなレスラーは誰ですか?

    (タイラー) 小さい頃はハルク・ホーガン。

    ――だいたいみんなそう言いますよね。

    (タイラー) そうそう。そうなんだよね。みんな小さい頃のヒーローはハルク・ホーガンだよ。あとショーン・マイケルズも好きだった。

    ――あなたのレスリングスタイルは誰の影響が一番強いと思いますか?

    (タイラー) AJスタイルズかな。彼は飛べるし、ハードヒッターでもあるし、結構オールラウンダーだよね。

    --あなたもどちらかというとオールラウンダーではないですか?飛ぶし、ハードヒッターだし、グラウンドでの攻防も対応できるし。

    (タイラー) そうであるように努力はしてるんだ。

    ――いままでの試合の中で一番危なかった経験、もしくは失敗談を教えてください。

    (タイラー) 肩が外れたり、鼻を骨折したり、いろいろとあるけどアゴを骨折したのが一番最悪だった。治るまでに何ヶ月もかかるし。あれは痛いよー、マジで。まあそんなとこかな。でも鼻の骨折なんてこの仕事すれば誰でもやることだし。いまはもう治ってるから何ともないけどね。

    ――対戦してみたい日本人レスラーはいますか?そしてそれは誰ですか?

    (タイラー) んー困ったなあ。どの時代から選んでも良いというなら、ハヤブサかな。17歳のときに彼を見てものすごく好きになったんだ。そう、だから彼の得意だったフェニックススプラッシュをいま僕が試合で使ってるのも、彼の影響なんだ。

    ――エイジ・オブ・ザ・フォール(AOTF)というチームの説明をしてください。またはどんなチームなのですか?

    (タイラー) AOTFというのは、自分の意志の通りに人生を生きろというモットーを掲げているんだ。言われたからしなきゃいけない、規則だからやらなくてはいけない、ではなくて、自分の気持ちに素直に従うことを目標としている。みんながやっているからという理由ではなくて、自分がやりたいからこそやることが大切なんだ。AOTFはそういうモットーを皆に伝えるために活動している。自分で人生を切り開いていくんだ、ってね。

    --私生活のあなた自身もこういった考えに賛同しているのですか?

    (タイラー) ああ、基本的にはそのように生きてるつもりだよ。だってさ、僕のやりたいことはプロレスなんだ。学校では成績も良くなかったし、大学へ行って卒業して会社勤めするなんてまっぴらだって思ってる。もしそんな道に進んでたら、絶対に後悔するに決まってるさ。僕はアイオワのすごく小さな町の出身なんだ。道路には街灯は一個もないし、コンビニは町に一軒あるだけ。そんな田舎出身だけど、目標を持ってやればできるっていうことも証明したかったんだ。

    ――ところで、背中にあるタトゥーは何て書いてあるんですか?

    (タイラー) あー。これは武士道のことが書いてあるんだ。日本人にとっては支離滅裂なことが書いてあると思うから先に謝っておくよ。本当にごめん!で、これは映画の『ラストサムライ』から取ったんだ。映画の中の台詞がとっても気に入ってね。すごく良いことを言ってると思ったんだ。あの映画を観たとき僕は18歳で、ものすごく拗ねていた時期だったんけど、「自分の意志をしっかりと持ち、その目標に向かっていけば、必ずその目標に到達できる」というようなことを言ってたんだ。で、それを背中に入れてみたってわけ。

    ――日本のファンへメッセージをお願いします。

    (タイラー) 日本の皆さん、はじめましてタイラー・ブラックです。今回初めて日本へ行きます。是非、会場へお越し下さい。僕たちが革命を起こします。

    ――そして最後に、あなたにとってプロレスとはなんですか?

    (タイラー) うーん、いま現在で言えば、僕のライフスタイル。プロレスラーになるということは、生活の全てがプロレスに関連するってこと。辛い時もあるし、逆に楽しいこともある。だから一言で言うのは難しいね。だってたくさんの要素が含まれているからね。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】