――対戦したい大物レスラーっている?
(ジョシュ) 「アレックス・シェリーともう一度試合したいな。」
――奥さんのアマンダは元気?
(ジョシュ) 「元気だよ!」奥さんのどこが好き?「彼女は本当にやさしい人なんだ。常に自分の事よりも他人の事を考えて行動するんだ。」それだけ?「あとは可愛いところかな。」はい、正解。
――奥さんはジョシュがレッスルする事をどう思ってる?
(ジョシュ) 「俺が彼女と出会った時にはもうレッスルしてたから止めろとは言われないけど、、。」けど?「やっぱり心配みたいだよ。試合が終わって家に帰ると必ずTシャツをめくられて、胸がチョップの跡で赤くなってないかチェックされるんだ。怪我とかするのが嫌みたいだね。」まーそりゃ心配するよね。「まーね。」
――バックヤードレスリング(BYW)について教えてくれる?
(ジョシュ) 「肩を壊して野球を止めてからは本当に抜け殻みたいになって落ち込んでいたんだ。野球はアノ頃の俺の全てだったからね、。でもエナジーっていうかパワーは体の中にあるんだよ。野球以外で発散できる何かは無いか?って自分達の裏庭でレスリングごっこを始めたのがBYW。ひまつぶしに始めたようなもんだよ、本当に。ハチャメチャな事やって、ソレをビデオで撮影してみんなで見て大笑いしたり、ウェブ上にアップしたりして遊んでたんだ。Just for Fun、それだけさ。そんな事をしてたらカルフォルニアのTVプロデューサーから「今すぐカルフォルニアに来てくれ!」って連絡があって、ソレからは全てがあっという間に進んで行ったよ。ローリングストーンやスピン(アメリカの超メジャー雑誌)にも載ったし、ビデオも300万本以上売れた。プレイステーション2のゲームにもなったしね。」本当にあのヒット振りはすごかったよね、、。僕もジョシュ達と知り合う前からBYWの事は知ってたしね。「でも俺達には一切お金が入ってこなかったんだ、、。」え?まじで?「いろんな細かい契約とかあって気付いた時にはもう遅かったよ。当時の俺達はただのカレッジステューデントだったからね。」もったいねー!「だろ?ま、しょうがないよ、ははは。」ははは、ってアンタ、、。「BYWはとにかくデンジャラスだったよ。いろいろ無茶な事もやった。でも真剣にレスリングを学び始めてからは一切やらなくなったんだ。本当のレスリングを知れば知るほど遊びでやるもんじゃないって分かってきたんだ。今思うとレスリングに対してディスリスペクトな行為だったかもしれないな、、。」でも楽しかったでしょ?「イエス!最高におもしろかったよ!」
――現在地元のクリーブランドで「PWO」って団体を主宰してるって聞いたけど?
(ジョシュ) 「そう、俺の師匠、CAPWのJ.T.ライトニングが引退したからPWO(プロレスリングオハイオ)を立ち上げたんだ。J.T.ライトニングが一線を退くっていうから新しく始めたのに、PWOを立ち上げた途端にカムバックして来たんだ。それでいろいろ文句つけて来るんだよ「裏切った!」とかさー、、ぶつぶつ、、。」まーまー、、。PWOの説明を続けて、、。「そうだったな。ビッグネームはまだいないけどオハイオのローカルレスラーを集めてがんばりながらやってるよ。もちろんマットも参加してくれてる。ケーブルテレビ局のDirect TV と契約してるから毎週全米に放送もされてるよ。ファンも確実に増えてきてるし、小さいけど会場も毎回満員さ。今はスターを育ててる最中ってトコかな。今年の4月からチャンピオンシップを決めるトーナメントを行う予定。」
――ジョシュは出るの?
(ジョシュ) 「モチロン俺も参加するよ。」
――PWOのレスラーを教えて。
(ジョシュ) 「OK!まずは俺の一押し、Johny Gargano(ジョニー・ガルガノ)コイツはまだ20歳で若いんだけどスターになる素質を持ってる。あとはBaine (ベイン)とCronus (クローナス)。ベインはでかいぜー!クローナスもまだ21歳と若いけどコイツの筋肉はすごいよ!」みんな地元のレスラー?「イエス!全員クリーブランド出身だよ。応援してやってくれよ。」
――さて、みんなのアイドルことネクロ・ブッチャーについて聞きたいんだけど、、。
(ジョシュ) 「(突然吹きだす)ネクロ?、、いいよ、、くっくっくっ、、。(でもすぐに真顔になって)ネクロについてだな?ネクロはそーだなー、、たまにレスリングの事をフェイクだっていう人達がいるけどネクロはマジだ。あの人は常にマジだ。殴れば殴り返してくるし、蹴れば本気で蹴り返してくる。他の人はわかんないけど、俺にはブルーザー・ブロディを彷彿させるよ。怖いな、あぁ本当に怖い。Just a Wildman、奴は本当のワイルドマンだよ。」
――他のレスラーはネクロの事をどう言ってる?
(ジョシュ) 「試合をしたくないって言ってるよ。」わはは、やっぱり。「みんな怖がってる。でもソコにはちゃんとリスペクトもあるんだ。怖さとリスペクト、もしネクロとレッスルしなきゃならなくなったら、その日は本当にタフな夜になるよ。」
――カナダでウルティモ・ドラゴン選手や獣神サンダーライガー選手といっしょのイベントに参加した事があるよね?誰と対戦したの?
(ジョシュ) 「ウルティモのところの若手選手、オカダと試合をしたよ。いい選手だったな。試合後にウルティモとライガー、それにプロモーターとマットと俺で中華料理を食べに行ったんだけど、ウルティモがサメのヒレのスープを頼んで俺達にも勧めてくれたんだけど、、」あーフカヒレのスープね。さすが高いモン注文するなー。「そうそう、すごい高いスープだったよ。でもサメなんか食べた事なかったし、しかもサメのヒレだろ?すごく食べたくなかったんだけど断ったら失礼だと思ってがんばって食べたよ。」おいしかったでしょ?日本や中国じゃ超高級食材だよ。「うん、うまかった。」彼らの素顔見た?「見たよ。」どうだった?「ノーコメント!ははは。」正解。
――じゃ最後の質問。人生最後の食事には何を食べたい?
(ジョシュ) 「寿司!ビッグビッグプレートの寿司とサッポロだね!」わはは、本当に好きなんだね。
――今日はありがとう。楽しい話がたくさん聞けたよ。
(ジョシュ) 「こちらこそありがとう。ライブ楽しみにしてるよ!」
普段はどちらかというと物静かなタイプのジョシュなんだけど、やっぱりレスリングの事になるとかなり饒舌に。BYWを始めてから10年が経ち、今では自分で団体を立ち上げ後進の指導もするジョシュ。がんばって欲しいなー。日本にも来て欲しいし。関係者の皆さん、クリーブランドに一押しのレスラーがいますよ! 【文・カズキ】