念願だった両国国技館でカシンとRVDを相手にひどいやられようにもかかわらず、一部のファンを魅了しまくった我がマンハッタンドロップ顧問(本人承諾済み)のネクロさん。ひさしぶりにお会いしたら、また一段とだらしないカラダになっていたので一安心。ネクロさんウォッチャーの方ならご存じの通り、一時期の激痩せした頃が嘘のよう。だらしないカラダだからこそネクロさんなわけで、グッドシェイプしたネクロさんなんてストレートヘアーの天龍源一郎よりもありえません。ここはひとつ本来のやさぐれた姿へと更に戻って欲しいものです。そんなネクロさんに近況などを聞いてみました。

――いやーお久しぶりです。日本での活躍ぶりはネットや雑誌で逐一チェックしていますよ。
(ネクロ・ブッチャー 以下顧問) おおーひさしぶり。両国の試合は観てくれた?
――動画共有サイトで少しだけ観ました。また思いっきり流血していましたね。やはり、大相撲が好きなネクロさんにとって両国はいつも以上にエキサイトされたんじゃないですか?
(顧問) 大相撲の殿堂って言われている両国国技館で試合ができたなんてとても誇りに思うよ。
――ところで、例の奥さんのトラブルは解決されたって聞きましたけど?
(顧問) あーあれね。もうワイフとは一緒に住んでるし、ひとまずは解決したよ。
――それはよかった。これでまた思う存分イノキゲノムで暴れられますね。
(顧問) ああ。
――唐突ですけど、いままでで最も印象に残る試合とかってあります?
(顧問) んー。三年くらい前かなあ、ジプシー・ジョーとの試合。ジプシー・ジョーはオレにとってアイドルだから。
――ジ、ジプシー・ジョー!実は、はじめてネクロさんの試合を観たとき、真っ先にジプシー・ジョーを連想したんですよ。動きといい、なんとも味のある風貌といい、ジプシー・ジョー二世だなと。
(顧問) ワーオ。それは光栄だよ。
――あと、練習は一切しないって本当ですか?
(顧問) 一切しない(キッパリと即答で)。
――試合前のウォーミングアップとかも?
(顧問) 一切しない。強いて言えばビールを飲むことが練習だな。
――がははっ。ビールトレーニングですね。では、いまネクロさんが最も注目しているデスマッチファイターは誰ですか?
(顧問) んー。
――例えばいまだと、ブレイン・ダメージだとかドレイク・ヤンガー、それにダニー・ハボックとかいますよね。
(顧問) あっ、一人いる。男じゃないんだけどすごいのがいるぞ。その名前は女子レスラーのミッキー・ナックルズ(現在はムースというリングネームでTNAに出場していたが足の怪我で戦線離脱中)。彼女こそデスマッチファイターだ。オレが保証する。
――デスマッチ・ジーザスのネクロさんが認めるデスマッチファイターが女子レスラーだなんて、意外です。名前は聞いたことありますが、まだ実際には観たことないです。男顔負けの血みどろファイトをするっていう。
(顧問) そうそう。彼女はマジですごいよ。
――では最後に、いままで一番痛かった、もうやりたくないデスマッチアイテムは何ですか?
(顧問) あーそれはね、誰がなんと言おうとサボテンだね。あれは最悪。サボテンマッチの後は何週間も体中にトゲが刺さったまま抜けないんだ。もう体中がチクチクチクチクしてたまんないぞ。
――げげっ。サボテン恐るべしですね。ということは、もしミッキー・ナックルズとサボテンマッチをやることになったら?
(顧問) ノー! ものすごく最悪!でも、やれって言われれば、誰とどんなデスマッチスタイルでもやってやるけどな(拳を握りながら)。
――むかしからのネクロさんファンからしたら、いまの試合内容というのは本来のネクロさんではないと思うんです。あの頃の血みどろなデスマッチを見せてください。

(顧問) それはオレもわかってる。わかってるよ…。
お気に入りの潮崎豪Tシャツ姿がまた一段とかっこいい。そしてデスマッチファイターとしての誇りと輝きに満ちたネクロさんの後ろ姿にしびれました。また機会があれば月刊ネクロ・ブッチャーとして定期的にお話を聞くつもりです。需要がなくてもやります。
【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】