タグ: ネクロ・ブッチャー

  • キング・オブ・トリオスに顧問が参戦

     

    チカラプロ主催によるキング・オブ・トリオス(6人タッグマッチトーナメント)に、我らがマンハッタンドロップ顧問ネクロ・ブッチャーの参戦が決定しました。

    しかも他のパートナーが凄い。ネクロ・ブッチャーとデスマッチ界最強のタッグチーム(タフ・クレイジー・バスターズ)を結成し、CZWタッグチャンピオンにも就いた“ミスター・インサニティ”ことトビー・クラインと、現CZWアイアンマンチャンピオンでウルトラバイオレンスでお馴染みCZWトーナメント・オブ・デスにも常連のブレイン・ダメージという最狂の人選。でまたトリオ名も“ザ・デスマッチ・キングス”とそのまんま。どう考えてもこの人選は狂ってる(もちろん良い意味で)。

    ということは、もしかしたらですよ、このやさぐれ3人組が、イギリスの魔術師ジョニー・セイントのトリオと対戦するかもしれない。ネクロが60歳をこえたジョニー・セイントに、グーパンチをお見舞いするというザッツ・プロレスな光景というのもありえる。というか、あってはいけないことなんだけれども、もう想像するだけでお腹いっぱい夢いっぱいの闘いのワンダーランド状態。

    ジョニー・セイント、スカイダ、ネクロ顧問、トビー・クラインにブレイン・ダメージて…。まだこれに日本勢も加わるとあってこのトーナメント、目が離せません。

     

    まだ抗争していた頃のネクロとクラインの試合(PCモニターをぶん投げるシーンが素晴らしい)
    [youtube:http://www.youtube.com/watch?v=UVcHW630Ae8]

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • レスラー子育て論

     

    12月27日 ROHニュ一ヨ一ク大会

    満員の観衆で埋まったハマースタイン・ボールルームにて開催されたROHの年内最終興行。ジュードーチョップ氏のレポを見て頂ければわかる様に、見所一杯のラインナップ!
    佐々木健介&中嶋勝彦 vs 極悪人相ブリスコ兄弟。
    ブライアン・ダニエルソン vs 森嶋猛。
    丸藤が挑む ROH ヘビー級選手権などなど。

    しかし我がマンハッタン・ドロップ的にはやはり、みんなのアイドルことネクロ・ブッチャーの動向が気になるトコロ。今日のネクロはこんな感じでした。

    真冬なのに半袖のアロハ一枚のネクロ。他の選手が試合前の入念なウォ一ムアップをする中、売店からガメて来たピザをかじりながら会場をウロウロするネクロ。大ネクロコ一ルの中、顔面をブルブルさせながら入場し、パイプイスを自分の脳天にガッツンガッツン打ち付けるネクロ。頭に巻いていたバンダナを客席に向かって投げ入れるも、誰も奪い合ってくれないネクロ。リング上で全くキレのない、ゆるいシャドウを披露してくれたネクロ。ジェリ一・リンとテクニックの応酬を披露し「ホーリーシット!」のチャントを巻き起こしたネクロ。

    「トレーニングなんか絶対にしない!」と豪語&断言と、まさに花山薫ばりのポリシーを持つ現代のはぐれ狼!かっこいい!

    さて、ネクロ話はこのくらいにして、本日の本題に。というか、極私的な事で大変申し訳ないんですが、来月パパになるんです、ボク。初めての子供という事でわからない事がいっぱいなんです。そこで、色んな人に出産と子育てについてアドバイスを頂こうじゃないかと。レスラー、元レスラー、レスラーの親父と、色んな人にアドバイスを頂こうじゃないかと。
    はい、頂いて参りました!

    まずは、健介オフィスの北斗晶代表取締役社長!「え?アドバイス?かわいがってあげてください。」と一言。ケンノスケ君はニンテンドーDS に夢中だ!

    次!

    2008_12280010.jpg

    マンハッタン・ドロップ総帥、ジュードーチョップ氏に「あの人こそプロレスラーそのものだ!」と言わしめる狂犬ブラザーズを育て上げた男ことブリスコブラザーズの親父、マイク!「エンジョーイ!子育てなんてモノはただエンジョイすれば良いんだよ。わははは!」もし子供がレスラーになりたいって言ったらどうすればいいでしょう?「やりたい様にやらせてあげれば良いんだよ。わははは!」、なるほど…やりたい様にやらせるとあんな兄弟になるんですね…。

    次!

    2歳になる娘さんを持つジェリー・リン。「とにかく最初の1ヶ月半は睡眠不足になるから覚悟しとけよ。2時間おきにミルクだから。とにかく寝れないぜ。」うむむ、、現実的な意見。

    次!

    「ユニオン」と書かれたTシャツも勇ましいケニー・オメガ。さすがに独身のケニー君に子育てについて聞いてもしょうがありません。なのでゲームおたくのケニー君にはこんな質問。「子供に与える一番最初のゲームは何が良いか?」さんざん熟考して「Wii ミュージック!」と答えてくれました。

    そして最後はもちろんこの人!ROHの打ち上げでタダ酒が飲めるとあって上機嫌なネクロ・ブッチャー氏の登場です。「来月子供が産まれる」と伝えると「グッドジョブ!」と一言。アドバイスを求めると「ミュージック!良い音楽を聴かせてやるんだ。モーツァルトとかだな。あとは本を読んであげるんだ。理解出来なくても良いんだ。声を出して聞かせてやる事が重要なんだ。」と、なんとまあ、マトモすぎる程マトモな答え!顧問、マジ回答ごっちゃんです!

    質問に快く答えて頂いたみなさん、本当にありがとうございました!


    【文・
    カズキ

  • 月刊 ネクロ・ブッチャー vol.2

     

    2008_12280013.jpg2008_12280014.jpg2008_12280015.jpg

    ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞した映画” The Wrestler “で、あのミッキー・ロークとも共演している国際的ムービースターこと我がマンハッタンドロップ顧問(本人ぼんやりと承認済み)のネクロさん。ROHニューヨーク大会終了後、会場前でファンからのサイン攻めに会い、プロレス会場へ行くときはしっかりとした服装を着るのがオレのポリシーという言葉通り、全体に鳥居のデザインをあしらったへんてこな和風柄のアロハに赤いバンダナという出で立ちで快くサインに応じる姿は、ムービースターそのもの。泣けてくる。いろんな意味で。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】

  • 『The Wrestler』

     

    200px-the_wrestler_poster.jpg

    今日は趣向を変えて映画の話。とは言っても、ずばり”The Wrestler”というタイトルのプロレスラーを題材にした映画。監督はダレン・アノロフスキー(代表作・π)。出演はミッキー・ローク、マリサ・トメイ、イヴァン・レイチェル・ウッド。そして多くのインディレスラーの方々。どのレスラーが出ているかは映画を観てのお楽しみだけど、マンハッタン・ドロップの顧問、ネクロ・ブッチャーもそれなりに重要な役柄で出演しているので、この映画を取り上げないわけにはいかないでしょう!実はネクロは映画の予告にも登場しているので、隠す必要はないのです。

    この映画は、今年の初めにニュージャージー州近辺のプロレス会場で頻繁に撮影が行われていました。協力団体はJAPW、CZW、WXW(ワイルドサモアンズのアファが主催する団体)そしてROH。これらの団体のレスラーが映画に結構出ているし、実際の会場で収録されているだけあって観客の中にも知った顔をチラホラ映っていたりして、私にとっては通常の映画とは違った楽しみ方ができました。

    さて映画の内容はと言うと、ミッキー・ローク扮するかつては大人気のレスラー、ランディの20年後の話。当時はあんなに華々しかったのに、今ではローカルインディ団体で…という設定で話が進められるのですが、ドキュメンタリーっぽく作られています。プロレス映画なだけに、裏事情の部分も少々取り上げられてはいるのですが、おかしく感じた部分は特になく、大げさな脚色もなかったのでちょっと一安心。逆にちょっとリアル過ぎる部分もあったりして、よくそこまで調べたなと感心する箇所もチラホラ。というかね、配役が素晴らしいのですよ。当初、主役はニコラス・ケイジで進められていたらしいのですが、監督がどうしてもミッキー・ロークで撮りたかったらしく、ミッキー・ロークに決定。ミッキー・ロークと言えば、80年代はナイン・ハーフやイヤー・オブ・ザ・ドラゴンといった映画で大人気の、セクシー俳優の名を欲しいがままにしていた超人気俳優ですよ。それが今では見る影もない姿に変身していまい、かつてのファンを失望させているわけなのですが、ミッキー・ロークの実生活の落ちぶれ具合と映画の役柄が見事にシンクロしていて、もう泣ける…。かつてはミッキー・ロークの大ファンだった私だけなのかもしれないけれども、非常に泣ける。マット・デイモンがミッキー・ロークの大ファンで、俳優になって初めてロークに会った時に「俺のようにはなるな」と言われたという話を聞いた時にも泣けたけど、それ以上にこの映画のロークは役にハマりまくっていて、こう胸にガツン!と来るわけです。このランディのモデルはもしかしてジェイク・ロバーツ?と思わせる内容なだけに、泣けるのも理解できるでしょ?

    今年のベネツィア映画祭ではグランプリに当たる金獅子賞を受賞し、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、至る所で高評価の”The Wrestler”、日本では2009年夏に公開予定のようなので、公開されたらぜひ観て下さい。プロレス好きなら観て損はないはず。逆にプロレスに興味がなくても、真面目にプロレスを取り上げている作品になっているので、観てもらいたいとも思います。そしてかつてのミッキー・ロークファンの皆様。観てくださいね。なんだかんだ言っても、やっぱりミッキー・ロークが好きだと実感するハズなので。


    [youtube:http://jp.youtube.com/watch?v=61-GFxjTyV0]

    【文・Shiori

  • ネクロ・ブッチャーvs潮崎豪

     

    2008年10月25日 ROHエジソン大会

    エイジ・オブ・ザ・フォールから離脱して一匹狼となったネクロ・ブッチャー。今回の対戦相手は、ラリー・スウィーニー率いるスウィートン・サワーズ・インクに加入したFIP世界ヘビー級王者の潮崎豪。ベルトをかけたタイトルマッチだ。ある意味これは、猪木ゲノムとプロレスリングノアとの代理戦争だといっても過言ではない(完全なる妄想)。トレーニングはおろかウォーミングアップすらもしないナチュラルボーンレスラーのネクロに、鍛え上げられた豪腕を武器にアメリカマット武者修行中の潮崎が迎え撃つ。

    手をグルグルまわしながら入場してきたネクロは鼻息あらく早くも戦闘態勢。いつもどおりペース配分など頭にない。ゴングが鳴るまえに、いきなりネクロが潮崎の持っていたFIPベルトを奪い取り、寄り目になりながら殴りかかる。慌ただしくゴングが鳴らされる。なにを思ったか突然Tシャツを脱ぎ出すネクロ。「ウガーッ!」とか言いながら逆水平チョップ合戦を挑もうとする。いい度胸だとばかりに強烈な逆水平を放つ潮崎。やりかえすネクロ。会場からは大ネクロコール。

    基本的に技は全て受けきるネクロ。潮崎の強烈な逆水平チョップを受けに受けまくってノックダウン。 潮崎のフットスタンプが寝ているネクロの顔面を強打。起こされたネクロはコーナーに振られるが、走ってきた潮崎にビッグブーツで切り返す。続けざまに潮崎の顔面へグーパンチ。そしてボディースラムのあとエルボーを落とす。技らしい技がやっと出た。

    勢いにのるネクロは一気に場外戦へともちこむ。場外マットをはがして「ウガーッ!」と叫ぶと、パイプ椅子を潮崎の背中にあてがい、そのまま地面へ思いっきりボディースラム。グシャッという嫌な音が会場にひびく。しかしサラサラヘアーの潮崎はパイプ椅子でネクロの頭をガンガン殴り返す。もんどりうって倒れるネクロ。場外カウント14でリングに帰る。カウントツーでキックアウト。

    一気に劣勢になったネクロは潮崎のフェイスロックで手をバタバタさせる。その手にチカラがなくなっていくがカウントツーで復活。そのまま潮崎をバックドロップで投げ捨てる。しばらく両者ノックダウン。鍛え上げられた潮崎のカラダと好対照にネクロは見事に腹が出ている。しかも白い。肌が白くて髭面で頭頂部が寂しくて腹が出ている身体的なハンデを感じさせない戦いっぷりがまた泣ける。

    p1010259.jpg

    そしてまた場外戦になり場内は大ネクロコール。二人とも客席へと雪崩れ込む。 ネクロがパイプ椅子で潮崎の頭をぶん殴る。グーパンチで応戦する潮崎は、しっかりとラフファイトにも対応できている。客からパイプ椅子を渡されるネクロ。それを潮崎めがけ思いっきり投げつける。バケツリレーのようにガンガン投げつける。客とネクロの連係プレーが炸裂。潮崎がパイプ椅子に埋もれる。会場からは「レッツゴー・ゴー(豪)!」コール。

    潮崎を立たせて顔面めがけてグーパンチの連打。すると潮崎のトラースキックがネクロの顔面をとらえる。ネクロふーらふら状態。するとジミー・ジェイコブス、デリリアス、ブロディ・リー(先日チカラプロで関本大介と対戦した亜仁丸レスリー似の長身レスラー)の3人が突如乱入。リング上でデリリアスにグーパンチを食らわすが、ブロディ・リーのビックフットがネクロの顔面にヒットしてノックダウン。そして収拾が付かないまま両者リングアウトで試合終了。

     

    試合の結果としてはアレでしたけれども試合内容は素晴らしく ファンの盛り上がりも半端なかった。ネクロとの場外乱闘にも対応できる潮崎のパワーと気迫とそれに度胸がなければ成立していなかった試合だったかもしれない。ただ一つ言えることは、ネクロの技の受けは世界一。技を受ければ受けるほど光るネクロのスタイルに、潮崎の強烈な攻めがカチッとうまくかみ合っていた。この二人の決着はノアのリングで、というのは無理だろうか。無理だろうな…。

    【文・ジュードーチョップ aka Yama-chan】