• ROH @Hammerstein Ballroom, NYの対戦カード発表

     

    今週末、マジソンスクエアガーデンの目と鼻の先にあるハマースタイン・ボールルームで、ROHが初めて興行をうつ。正直、思い切ったことをするなと思った。ちょっと会場としてはでかすぎじゃないのかなと。いままでマンハッタンの場合、ハマースタインの上階にあるグランド・ボールルームという会場を使っていた。かつては「マンデーナイト・ロウ」の収録にも使われていたところでキャパは1200程度。大きすぎず小さすぎずインディーっぽさが残るという意味で規模的にはギリのところ。

    で、今回のハマースタインは、WWEのPPV「ECWワンナイト・スタンド」や大物ミュージシャンのライブにも使われる会場でキャパは2500。単純に倍なわけで、遂にここまで来たかという気持ちと、おいおい大丈夫かという不安とで複雑なんだけれども、PPVは別にしてテレビ放映を持たないインディー団体としてはこれはかなりの賭け。きっといまが攻め時なのか。逆にこの場所で成功したらグンと弾みが付いて更に盛り上がっていくこと間違いなしなので、今週末のハマースタイン・ボールルームは見逃せない興行なのです。

     

    そこで、もう一週間を切ったハマースタイン興行の主要カードが発表になりましたので、簡単な予想コメントと一緒にお伝えしたいと思います。

    1) FIP World Heavyweight Title Match – One Fall – No Time Limit
    ロドリック・ストロング(王者)
    vs.
    エリック・スティーブンス
    vs.
    潮崎豪

    現在、王者ロドリックとエリック・スティーブンスはFIPベルトを巡って抗争中。そこへプロレスリング・ノアの潮崎豪がどう絡んでいくのか。潮崎とロドリックの強烈な逆水平チョップ合戦も注目の一つ。

    2) Special Tag Team Attraction – One Fall – 20 Minute Time Limit
    デイビー・リチャーズ & ロッキー・ロメロ
    vs.
    ケビン・スティーン & エル・ジェネリコ

    前ROHタッグ王者組のデイビー&ロメロが、いま上り調子のスティーン&ジェネリコを迎え撃つ。ここ大一番で繰り出すエル・ジェネリコの必殺技「Brainbustaaaaahhhhh!!!!!」が炸裂するのか。

    3) Tag Team Scramble – One Fall – 20 Minute Time Limit
    デリリアス & ペレ・プリモ
    vs.
    ブレント・オーブライト & クリス・ヒーロー with ラリー・スウィーニー & reality TV star ジョニー・フェアプレイ
    vs.
    ジャック・エバンス & ジグソー with ジュリアス・スモークス

    ラリー・スウィーニーとジュリアス・スモークスの個性派マネージャー対決に期待。

    4) Best In The World Collide – One Fall – 45 Minute Time Limit
    ブライアン・ダニエルソン
    vs.
    丸藤正道

    この一戦を観るために遠方からやってくるアメリカのプオタもいるはず。45分フルタイムもありえるか。

    5) Battle Of The Brawlers – One Fall – 30 Minute Time Limit – Non-Title
    森嶋猛(GHCヘビー級王者)
    vs.
    ネクロ・ブッチャー

    このサイトの顧問でもある我らがネクロさん。ネクロさんだからこそ成しえる超人的な技の受けを初見のノアファンにも堪能していただきたい一戦。ある意味これが裏メインとなること間違いなし。

    6) ROH World Tag Team Title Match – No Disqualification – One Fall – 45 Minute Time Limit
    ジェイ・ブリスコ & オースティン・エリーズ(ROHタッグ王者)
    vs.
    ジミー・ジェイコブス & タイラー・ブラック

    負傷のマークに代わってオースティン・エリーズが入ったことで因縁のジミー・ジェイコブス相手にかなりのラフファイトが予想される。急成長のタイラー・ブラックがどこまで王者タッグに食らいついていけるかも見どころ。

    7) ROH World Title Match – One Fall – 60 Minute Time Limit
    ナイジェル・マッギネス(王者)
    vs.
    クラウディオ・カスタニョーリ

    ヨーロピアンどうしの王座戦。クラウディオがヒールチャンピオンのナイジェルとの抗争に決着をつけることができるのか。時は来た!

    【文・ジュードーチョップ】

  • ブリスコ兄弟のママ インタビュー

     

    見た目からヤバイ!ROHの極悪狂犬兄弟ことブリスコブラザーズ!「親の顔が見てみたい!」という訳で、かわいい息子たちに差し入れを持ってきたブリスコママことジェイナさんをとっ捕まえて、ミニミニインタビューを敢行しました。専門誌でもなかなか無い人選!おっかない息子達に「ウチのママに何してるんだ!」って見つかる前にさくっとやっちゃいましょう‥。

    ――始めましてジェイナさん。今日は突然のインタビューに快く応じてくださって感謝です!

    (ママ) 「いいのよー、何でも答えるわよ。」

    ――好きなレスラーっています?

    (ママ) 「アルティメット・ウォリアーね。彼は私のメンよ。」

    ――じゃ、プロレス好きなんですね?

    (ママ) 「全然見ないわ。でもアルティメット・ウォリアーはイイわね。」

    ――さっき息子さん達にサンドイッチの差し入れを持ってきてたけど二人の好きな食べ物は?

    (ママ) 「マークはとにかくステーキが好きね。ジェイはチキン、もちろん皮無しでね。」

    ――好きな音楽は?

    (ママ) 「カントリーが好きね。トビー・キースは私のメンよ。」

    ――息子さん達の試合で印象に残ってる試合は?

    (ママ) 「2002年にCZWで行われたBest of the Bestでのマークとジェイのシングルマッチね。2人が始めてリングで向かい合った試合なの。」

    ――息子がレッスルをする事についてどう思う?

    (ママ) 「もちろん心配事は多いわ。でも2人とも子供の頃から本当にレスリングが好きでレスラーになるのが夢だったの。だから今こうして子供たちが夢を実現している事は本当に嬉しいの。」

    ――世界最強の男は?

    (ママ) 「マイクね。私のダンナよ。」

    ――得意な料理は?

    (ママ) 「私に作るスパゲティミートソースは絶品よ。子供達も大好きなの。」

    ――じゃ最後の質問です。人生最後に食べたいモノを教えて下さい。

    (ママ) 「(急にテンションが上がり)エビに決まってるじゃないのアナタ!スティームしたエビよ!何皿でもいけるわ!絶対にエビね!」

    ――今日はどうもありがとうございましたー!

    (ママ) 「今夜、マークとジェイの応援たのむわよ!」

     

    ものすごく気さくな感じだったブリスコママ。ちなみにこの日のメインでは極悪兄弟がロッキー・ロメロ&デイビー・リチャーズ組からROHのタッグベルトを奪取。ママさんの差し入れのおかげに違いないでしょ。   【文・カズキ】

  • Briscoe Brothers

     

    roh-03.jpg

    【名前】ブリスコ兄弟 【生年月日】兄ジェイ:1984年1月25日、弟マーク:1985年1月18日 【出身地】デラウェア州ローレル 【身長】ジェイ:183㎝、マーク:183㎝ 【体重】ジェイ:93㎏、マーク:92㎏ 【得意技】ジェイ:ジェイ・ドリラー、マーク:カット・スロート・スープレックス(変形デスバレー) 【経歴、タイトル歴、エピソード等】 デビューは2000年5月。翌年の7月にはCZWタッグチャンピオンを奪取。JAPWや大日本プロレス、初期のROHにも戦いの場を広げ、2003年にROHタッグチャンピオンに輝く。その後、西海岸のPWGやフィラデルフィア地区のPWUなどにも参戦。2006年2月ROH4周年記念興行で再びROH戦線に復帰。タッグ屋としての実力が評価され、2007年1月にはGHCジュニアヘビー級チャンピオンになる。非常に似ているが二人は年子で双子ではない。兄のジェイは腹部に”strength”のタトゥーを入れており、シングルプレイヤーとしても評価が高い。弟のマークは時々「アチョー!」という奇声を発し、高いところからのダイブを得意とする。見分け方としては、兄の方がタトゥー多め、弟の方が前歯が抜けていていつも無茶をする。

     

    NOAH: The Briscoe Brothers Vs. Marufuji & Ibushi – Part 1

    [youtube:http://jp.youtube.com/watch?v=e2CW7eOWVWI]

    NOAH: The Briscoe Brothers Vs. Marufuji & Ibushi – Part 2

    [youtube:http://jp.youtube.com/watch?v=ncVvs5obZoY]

  • ネクロ・ブッチャー ミニインタビュー / Necro Butcher Interview


    2008年4月11日ROHボストン大会

    会場オープン15分前。今夜の試合で使うのでしょうか、ハサミを片手でクルクル回しながら会場内を歩いているネクロを捕まえてミニインタビューを敢行しました。

    ――好きな食べ物は?

    (ネクロ) 「ヌードルだな。日本のコンビニで売ってる、あー、なんて言うんだアレ、あの冷たい。」

    ――そば?

    (ネクロ) 「あーそうそう、そばだそば。コールドソバ、冷たいそばが好きだ。あと豆腐も好きだぞ。」

    ――なるほどね。ベジタリアンって聞いてたんだけど本当なんだ。

    (ネクロ) 「あーでも人がご馳走してくれる時とか作ってくれた物に肉が入ってたら食べるけど。」

    ――うう…じゃあベジタリアンじゃないじゃん…。

    (ネクロ) 「だって悪いだろ、せっかくご馳走してくれるのに。オレもベジタリアンになってから2年ぐらいだしな。」

    ――いや、期間とか別に関係ないと思うんだけど…。まあいいや、じゃあ好きな音楽は?

    (ネクロ) 「オールドカントリーやオールドロック、70年代の音楽が好きだ。」

    ――子供の頃好きだったレスラーは?

    (ネクロ) 「ハルク・ホーガンがヒーローだったよ。」

    ――意外にベタな答え!子供時代のネクロってどんなんだ?じゃ、次。対戦してみたいレスラーっている?

    (ネクロ) 「松永!松永とやってみたいなー。」

    ――おお!さすがデスマッチキング!じゃあコイツとだけは試合したくないって人はいる?

    (ネクロ) 「んー…そうだなー…。あ、ディーノ(DDTの男色ディーノ選手)!ディーノとはやりたくないなー、ハハハッ。」

    ――最強の男は誰だと思う?

    (ネクロ) 「朝青龍!」

    ――わはは!そりゃ強い!じゃあ動物界で最強だと思うのは?

    (ネクロ) 「カバだな。あいつらは意地悪だからな。(意味不明)」

    ――…。

    (ネクロ) 「カバはディックヘッドだ!ガハハハッ!(意味不明)」

    ――…はい、次行きます。毎年ジャマイカへ旅行する為にファイトマネーを稼いでるって聞いた事があるんだけど本当?

    (ネクロ) 「ジャマイカには行った事ねーよ。」

    ――えっ?ないの?

    (ネクロ) 「ない!でもすごく行きたい。ビーチが好きなんだよ。海が青くてキレイだろ。でも水には入りたくないんだよなー。」

    ――ビーチでビール飲みながらのんびりしたいんだ。

    (ネクロ) 「そうそう、最高だな。」

    ――人生最後の食事は何を食べたい?

    (ネクロ) 「ワイフが作るマッシュルームパスタだな。」

    ――ただのマッシュルームパスタじゃなくて奥さんが作ったマッシュルームパスタね?

    (ネクロ) 「そうだ。美味いんだよすごく。」

    ――奥さんが話に出て来たからちょっと奥さんの事聞いても良い?

    (ネクロ) 「いいぞ。」

    ――どうやって知り合ったの?

    (ネクロ) 「それは秘密だ!ちょっと言えないなコレだけは…いや…別に言っても良いか…ああ、まあ別にいいや。」

    ――このインタビューは完全に日本語でしか掲載されないけど。

    (ネクロ) 「あーもう日本語でも英語でも別に何でもいいよ。実は初めて会った時って言うのが、彼女はxxxxでオレがxxxxをxxxx…。」

    ――ちょ、ちょっとちょっと!書けないってば!

    (ネクロ) 「あー?別に書いてもいいぞ。」

    ――書けない!

    (ネクロ) 「ハハハッ。まあそういう事だ。」

    ――ネクロと結婚した彼女が本当のハードコアって言われてるの知ってる?

    (ネクロ) 「ハハハッ、そうなのか?」

    ――そう思う?

    (ネクロ) 「思う思う。彼女は背中に刺さったガラスの破片や足の裏の画鋲とかピンセットで取ってくれるんだ。自分じゃ見えないからな。」

    ――じゃ、最後の質問。ネクロにとってレスリングって何?

    (ネクロ) 「シアターだな。レスリングはシアターなんだよ。スタントも無し、SFXも無し、目の前で起こる一瞬一瞬がすべて本物のライブシアターだ。」

    ――おおー!それっぽい答え!今日は時間を割いてくれてありがとう。試合楽しみにしてるよ!

    (ネクロ) 「あーこちらこそありがとう。」

    またハサミをクルクル回しながらバックステージに消えて行ったネクロ。リングチェック、ウォームアップ一切無し!ネクロ最高。   【文・カズキ】

  • 飯伏ROHツアー編集後記 / Our thoughts on Ibushi ROH tour

     

    管理人の私が言うのも何だが、気がつけばこのブログ内容がネクロ・ブッチャーと飯伏という外見的には似ても似つかない二人だけの特集ブログみたいになっている。外見こそ対照的だが、レスラーの魅力としては共通するものがある、と思う。それは、「ネクロなら、または飯伏なら、これから何か凄いことをしてくれるんじゃないのか」という期待度の高さに他ならない。もっと言うと、プロレス以外でもワクワクさせてくれる何かを持っているという点において、いまのところこの二人はズバ抜けている。ワックワクなのである。

    とくに飯伏幸太というレスラーの魅力にやられっぱなしで、小学生のころジャッキー・チェンに狂っていた勢いに近いものがある。ジャッキーがやることは全て肯定みたいなやられっぷり。ぶっちゃけ自分でもどうかしていると思う。週プロのコラムを読んでも分かるように、飯伏独特のホンワカとした何とも言えない脱力な魅力というのも、実際に会って話してみると破壊力が倍増する。もうワックワクのフッニャフニャ。本当にプロレスが好きで好きでしょうがなくて、小学生時代に朝礼台からフェニックススプラッシュをやって肋を折ったり(しかも二回)、高校時代にラグビーをしていたのもプロレスラーになるため、新空手やキックをやっていたのもプロレスラーになるため、というその全てにおいてブレがない。キャッチフレーズ的な意味でではなくて、本当にプロレスをするために生まれてきたんだなあと。

    で、高木三四郎大社長の『俺たち文化系プロレス DDT』にも書かれているように、新人の試合ではタブーとされている飛び技を連発する試合を、その技をしっかりとした形でできるのであれば隠す必要なんてないと容認してしまう高木三四郎の懐の深さが半端ないと思った。いまの飯伏はDDT所属だからこそ在るというか、究極の放任主義というか、とにかく高木三四郎がいなければ飯伏幸太はプロレスのゴールデンスターという星のしたに生まれてきたのにもかかわらず、プロレスラーになっていなかったかもしれない。

    今回、飯伏のROH参戦に帯同させてもらって感じたことは、飯伏のすごさ以上に高木三四郎のすごさだった。いや、言い過ぎじゃなく本当に。   【文・ジュードーチョップ】

     

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