10月15日 Kaiju Big Battel @ワーソー ニューヨーク州ブルックリン
グッズコーナーでは、「Save The Kaiju!」Tシャツや、イブシ怪獣大戦闘Tシャツなども販売。
今までのDr.キューブの悪行によって怪獣ビッグバトルの経営状態は悲惨なことに…。資金を集めるために現れたヒーロー軍のサンバスター。それを阻止しようと海底怪獣サイクロプトパスと吸盤スチーム怪獣テンタクル・ボウルダーがリングイン。圧倒的なパワーでボウルダーが勝利。ひとまず資金集めを阻止することに成功!
司会者のラウデン・ノクシャスが、今夜のショーは「怪獣を救え!」をテーマにチャリティー仕様になります!と、絶叫しながら説明する。目がマジ。
フレンチトーストがいつものように手こずりながら入場。無事リングインしただけで観客から大きな拍手が。
続いてダストバニーが入場。フレンチトースト対ダストバニー!ヒーロー対ヒーローのクリーンな試合が実現か、と思いきや亡霊怪獣シーボーズにも似たヤースミンコが突如乱入。
巨大なビルを頭からすっぽり被せられるダストバニー。ヤースミンコのハチャメチャな攻撃にさすがのダストバニーも防戦一方。
そこにバナナ怪獣パコ・プランテインが助けに入る。ロードウォリアーズばりの連携でヤースミンコを撃破。
するとここでヒーロー軍の女戦士パワ・ランジュルを迎えてのオークションタイム開始。私物のキャンディをオークションにかけると、観客から「$50!」、「$60!」とドンドン値が上がっていく。
ここで巨大キノコ怪獣シャルーマ・タンゴがオーディションを妨害しようと乱入。邪魔をされたパワ・ランジュルは、失神から覚めたスタン・ハンセンのように怒り狂う。
さらに何故かダイノカングJr.が助けに入ってくる。図体がデカイうえに口を開けてピョンピョンと跳び回るだけで特に攻撃するわけでもない。そんなゆるキャラ具合がたまらない。
武藤敬司のスペースローリングエルボーを彷彿とさせるバク転からのボディアタックがシャルーマ・タンゴのキノコ部分にヒット!弱点だったのかピクリとも動かなくなるシャルーマ・タンゴ。パワ・ランジュルをキレさしたら大したもんですよ。
ここで本日のスペシャルゲスト、怪獣ヲタクコメンテーターとして数々の試合を実況解説してきたビーブが操り人形として現れる。ところがそこにDr.キューブの姿をした謎の怪獣が登場。誰かと思えば一つ目の悪魔猿ことヘルモンキー。
ヘルモンキーの好きなようにはさせまいと、ヒーロー軍のアメリカン・ビートルが登場。星条旗の短パンが今にもずり落ちそうになりながらも、がりがりのカラダからは想像もつかないパワフルな攻撃でヘルモンキーを撃破。
観客から寄付を募り、集まったお金を高性能マシーンに入れる。すると目標の半分まで達成!というシグナルが。お礼に怪獣ビッグバトルTシャツやポスターをプレゼント。
みんな大好きカンフー・チキンヌードルが登場。資金集めのためにいくらでも敵と戦ってやると息巻く。観客からは無謀だとの声も。続けてテュコールも登場。するとDr.キューブがゴリラとアンコウのDNAから造りだしたグルーディンまでもが姿をあらわす。
カンフー・チキンヌードルは一人で戦い抜く。
次々と謎の怪獣が現れる。
アイアン・ブラザーがチェーンを振り回しながら襲いかかる。得意のカンフーアクションでアイアン・ブラザーを攻めまくるカンフー・チキンヌードル。そこにヒーロー軍のサンバスターが現れる!
が、しかーし!コーナーに登ったサンバスターは、何をトチ狂ってしまったのかいきなりカンフー・チキンヌードルめがけてフライング・ボディプレス!会場からは悲鳴が…。何故にサンバスターが仲間のはずのカンフー・チキンヌードルを襲ったのか?
怪獣ビッグバトルで一番デカいセクメットが登場。息を吹き返したカンフー・チキンヌードルがドロップキックでセクメットをリング下に落とす。セクメットは文字通り出オチ。
最後はグルーディンを押さえ込んだカンフー・チキンヌードルが辛勝。ものすごい数の怪獣に勝利したことにより、観客から資金も集められ、今夜のテーマだった「怪獣を救え!」は見事に達成。カンフー・チキンヌードルの決めポーズがカッコ良すぎる。
「サンキュー!」と叫びながら四方にお辞儀をするラウデン・ノクシャス。この男なくして怪獣ビッグバトルは成り立たない。
正直こんなにお客さんが入って盛り上がるとは思っていなかった。オールスタンディングの会場がほぼ埋まっていた。定期的にショーが開催されることが難しくなり、公式ホームページの更新もままならない状態でこれだけの客入り。やはりマニアというか怪獣ビッグバトルが好きなファンは確実にいる。運営資金が足りないことをプロレス的に、そして怪獣テイストを上手く織りまぜ昇華させた今回のショー。文句なしに大成功だと言っていいと思う。
この先はあるのかと思わせぶりな部分は確かにあった。本当にDr.キューブは死んだのか?サンバスターの裏切りの意味は…。大きな流れを持たせることで今まで以上に話題性が生まれてくる。これはとても良い変化だと思った。新しい試みとしてリング上だけに留まらず、ミュージックビデオやライブ会場などでも怪獣の魅力を伝えていって欲しい。ただし、怪獣ビッグバトル独特のライブ感を味わうにはやはり生のショーに限るだろう。もしそれが日本で実現したらと想像しただけでニヤニヤしてしまう。
そんな色々な可能性が秘められた怪獣ビッグバトル。これだけのニーズがあるわけだからもっと続けるべきだし続けないと駄目だと思った。次回はいつになるか分からないが、とことん追っかけていこうと心に決めたのであった。



















































