• キング・オブ・トリオス2010 参加選手(Part.3)


    4月23日、24日、25日の三日間で開催されるチカラプロ主催のキング・オブ・トリオス2010。Part.1Part.2、に引き続いき、選手紹介Part.3はこの4チーム。


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    “BRUDERSCHAFT DES KREUZES”からもう1チームがエントリー。リンス・ドラド、ティム・ドンスト、ピンキー・サンチェスの若手ルードストリオ。プエルトリコ出身のリンス・ドラド(黄金の山猫仮面)はメンバー唯一のKOT優勝経験者。ルードスに寝返ってしまったティム・ドンストは、若手の登竜門としても知られるチカラ・ヤングライオンズ・カップで優勝。ピンク・アントことピンキー・サンチェスは、去年10月のトルネオ・シベルネティコ(8人対8人のイリミネーションマッチ)にカーペンター・アントとして出場し、勝利をおさめている。この飛ぶ鳥を落とす勢いで今年のキング・オブ・トリオスも制してしまうのか。ピンキー・サンチェスの弾けっぷりに要注目。


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    本場メキシコのルチャドールがキング・オブ・トリオスにやってくる。その名も、“TEAM MEXICO”。そのまんま捻り無し。なんと言っても芸術的な飛び技の持ち主で、チカラプロ初見参のバリエンテ(CMLL)が、このチームのカギとなることは間違いない。そして現在チカラプロのトレーナーも努めるホルヘ・“スカイダ”・リベラ先生の、変幻自在なジャベ(メキシカンストレッチ)も見どころの一つ。それに飛び技ではチカラのレスラーにも負けないターボの存在も忘れてはならない。


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    “FIRST FAMILY”は、ライアン・クルスとダーリン・コービンのタッグチーム“ノース・スター・エクスプレス”に、IWA-MSやEVOLVEにも参戦しているアリック・キャノンが加わった常連トリオ。いずれもミネソタ州出身で今回が3度目のエントリーとなる。モヒカン頭がトレードマークのアリック・キャノンは、コミックな動きも難なくこなす隠れた実力派レスラー。ノース・スター・エクスプレスの二人は典型的なアメリカのバカ外人。しかしながら息のあった連携攻撃の破壊力は、参加トリオの中でトップクラス。ダーリン・コービンの愛すべきキャラクターはジワジワとくるものがある。バカ外人最高。


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    エル・アレブリヘ、クイヘ、エル・オリエンタルの“TEAM PERROS DEL MAL”。ド派手なコスチュームに小太りのエル・アレブリヘ。相棒のクイヘは身長約109㎝体重32㎏という驚愕のミニレスラー。それにAAAやプロレスリング・ノアにも参戦経験のあるエル・オリエンタルが加わって見事な凸凹マスクマントリオが誕生。体格的にはかなり分が悪いが、驚異的な逃げ足の速さを持つクイヘならなんとかなるはず。逃げて逃げて逃げまくれ!


  • キング・オブ・トリオス2010にカレーマン参戦


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    ツイッター(chikarapro)のつぶやき情報によると、TEAM DELICIOSOで参戦予定だったカサンドロ姐さんが足の怪我により欠場、その代わりとしてカレーマンの出場が決定した模様。パッタリと消息を絶っていたホットでスパイシーなカレーマンが、アイスクリームコンビと電撃合体してしまうというアメージングな展開に。しかもオリエンタル、クイヘ&アリブリヘの、TEAM PERROS DEL MALとの対戦が決定済み。クイヘとカレーマンとの異色過ぎる絡みが楽しみなところ。ま、たしかにカレーライスの後にはアイスクリーム食べたくなるけれどもカレーマンの加入にはしてやられた。カレーセットか。


  • アメージング・レッド インタビュー


    現在はTNAに籍を置くアメージング・レッド。但し昔からのアメリカインディーファンにとっては、初期TNA・XディビジョンやROHで超人的な技を繰り出していたレスラーというイメージが強いはず。ハイフライヤーの先駆けとして一躍アメリカインディー界で注目を浴びたのも束の間、2003年に全日本プロレスにスプリガンとして参戦した際に、右足前十字靭帯に大怪我を負ってしまう。その後復帰をしたものの、再び同じ箇所に怪我を負ってしまい長期欠場を余儀なくされた。その後2年以上のブランクを経て復帰してからは、TNAを中心に活躍。時々東部インディーにも参戦。そんなレッドにICWでの試合後に話を聞きました。

    ――2000年代前半のアメリカインディーというと、日本ではアメージング・レッドのプロレススタイルを思い浮かべる人が多いと思いますが。

    本当?僕のスタイルが?“ショッパイ”レスラーの見本ってことじゃなくて?(笑)

    ――02年~03年あたりだと、450°や540°という技はごく限られた人しか使えず、特別な技でした。こういった技を初めて見た時には、凄い!と衝撃を受けたものですが、最近は誰でも使えると言っても過言ではありません。あなたはハイフライヤーのパイオニアですが、最近のこのような風潮についてはどう思いますか?

    確かに最近は誰でもやるよね。理由は簡単で、やりたいからなんだ。一度始めると、どんどん飛び技を使い続けて、技自体もどんどん高度になっていく。そして他の人がさらに高度な技を出すのを見たら、自分も、と思ってしまう。今はダブルコークスクリューをやる人もいるでしょ?そういうのを見たら、「ワーすげえ!俺もやろう」って思っちゃうんだよね。でも僕の技やスタイルに影響を受けてそういう技を出してくれているのであれば、とても有り難いことだよ。

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    ――でもかつては、自分の専売特許だったスタイルを皆が始めたことで、焦りやジレンマはありませんでしたか?

    正直言って、最初はかなりあった。でも次第に、これは僕のスタイルを認めてくれたからこそ、皆が真似をし始めたんだと思うようになって、光栄な事だと思えるようになったんだ。真似するべき技だと思うから、皆やってくれてるわけでしょ?それに、僕の技を真似したって、全く同じようには出来ないわけだし。だから、僕の技は僕だけの技であって、他の人の技は僕のとは違うその人の技なんだ。例えば誰かがブレインバスターを使ったとしても、橋本と同じようなブレインバスターではないよね?それと同じことだよ。

    ――なるほど。では、引退の危機に瀕するほどの大怪我をしましたが、その怪我はアメージング・レッドのプロレススタイルに影響を与えたでしょうか?

    そうだね。僕は怪我をするまでは、何でもできた。どんな動きも問題なかったんだ。でも最初に怪我をして復帰をしてからは、膝をかばってヘビー級のレスラーみたいな技をよく出すようになった。でもその後にまた怪我をして、2年以上休んで復帰した後は、以前とほとんど同じ技が出せるようになった。まあ怪我をしてからは体重も増えてしまったから、とにかく減量に努めたおかげで、どんな技でも出せるようになったんだけどね。技に限ったことじゃないけど、今はもっと頭も使うようになったから、飛んだり跳ねたりする技ばかり出せば良いってわけじゃないこともわかったんだ。

    ――手術は全部で何回受けたのですか?

    2003年の全日本プロレスに参戦した時に、3週間のツアーの初日に怪我をしてしまったんだ。でもそのままツアーは最終日までこなして、アメリカに帰ってきてから手術をした。半年位リハビリをしてから復帰をして、その後にTNAに行ったんだけど、また怪我をして手術をした。最初の怪我がきっかけで同じ箇所を何度も怪我をしてしまい、その結果何度も手術をすることになってしまった。この時は結局2年近くも休業することになったんだ。

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    ――2年近くものブランクを経て復帰することは簡単ではないと思いますが。

    2回目の復帰は本当にきつかったよ。さっきも言ったけど体重も増えてしまって、190ポンド(86㎏)になってしまったんだ。当時、僕の奥さんが妊娠をしていて、つわりで食べられないことも多かったから、食べる機会も多くてさ…。それから今の140ポンド(63㎏)まで必死で落としたよ。

    ――それは大変でしたね…。ところであなたのプロレススタイルは、どうやって築き上げられていったのですか?影響を受けたレスラーは?

    僕がプロレスを始めた時は、ハルク・ホーガンと123キッドが大好きだったんだ。その後日本のプロレスを見るようになって、まずは獣神サンダーライガーにハマった。それから三沢と小橋だね。彼らの試合はとにかく録画して、テープが擦り切れるまで見たよ。「これがプロレスなんだ!」とか友達に説明しながらね(笑)その後レスラーになって日本へ行く機会に恵まれた時に、とにかく全日本プロレスに行きたいって言ったんだ。当時の全日本と違うことはわかっていたけど、全日本プロレスというのが僕の憧れだったんだ。

    ――なんだか意外な答えですね。では最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

    最後に後楽園ホールで試合をした時には、膝の具合が悪くて全然良い試合ができなかった。本当にショッパイ試合で、ごめんさない!!今は膝の具合も良くなって、皆の前で自信を持って試合をすることができるから、ぜひ日本へ行ってもう一度試合がしたい。場所も団体もどこでもいい。日本のファンに、がっかりさせたままでいたくないんだ。だからすぐにでも日本へ行って、本当のアメージング・レッドを見てもらいたい。その日が来るまで、ぜひ期待して待っていてね!


    【文:Shiori】


  • キング・オブ・トリオス2010 参加選手(Part.2)


    4月23日、24日、25日の三日間で開催されるチカラプロ主催のキング・オブ・トリオス2010。Part.1に引き続いき、選手紹介Part.2はこの4チーム。


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    ジグソー、イクイノックス、ヘリオスの“THE FUTURE IS NOW”は、いまチカラプロの中でも一番脂の乗りきったテクニコストリオ。ここぞというときの爆発力は抜群のジグソー、理詰めで試合を作っていくテクニシャンのイクイノックス、狂った空中殺法が武器のヘリオス、この三人は素顔でもリングに上がっている。本来のチカラを発揮できれば決勝へとコマを進める可能性は十分にある。今大会のダークホース。


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    アレス、トゥルサス、クロウディオ・キャスタニョーリからなる“BRUDERSCHAFT DES KREUZES”は、謎の新興ルードス軍団(BDK)のトップスリーにして今大会優勝候補の筆頭でもある。フィンランドに伝わる水の巨人がモチーフと思われるトゥルサスはチカラプロ一番の巨体。チカラプロの現タッグチャンピオンでもあるアレスとクロウディオの連携プレーで相手を痛めつけておいて、最後にトゥルサスが巨体をいかした圧殺攻撃でトドメを刺すというのが必殺パターン。この勢いを止められるのは一体誰なのか。


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    “THE JACKSON 3”は、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンのヤングバックスに、一番下の弟のマラカイ・ジャクソンが加わったジャクソン3兄弟トリオ。ヤング・バックスの二人は、PWG、チカラプロ、ROH、ドラゴンゲートUSAなどで活躍(現PWGタッグチャンピオン)。現在はジェネレーション・ミーとしてTNAに在籍している。マラカイ・ジャクソンの実力派未知数だが、息のあった三兄弟の連携技が期待できる。


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    “THE THROWBACKS”としてタッグを組んでいたダッシャー・ハットフィールド、シュガー・ダンカートンに加え、あのマット・クラシックが電撃加入してできたスーパー先祖返りトリオ。揃いも揃って卑怯なほど見た目が怪しすぎる。やはりなんといってもマット・クラシックがいにしえのレスリングテクニックで対戦相手をどのように料理するのかが見もの。胡散臭さに加えて実力も兼ね備えるトリオだけに、もしかしたらもしかする可能性も…。


  • キング・オブ・トリオス2010 参加選手(Part.1)


    毎年恒例となったチカラプロ主催のキング・オブ・トリオス(King of Trios)。今年は4月23日、24日、25日の三日間で開催される。キング・オブ・トリオスはトーナメント形式で行われ、6人タッグマッチの頂点を決めるチカラプロの一大イベント。そうきたか!と思わせる多彩で奇抜な参加選手のチョイスでも知られる。そこで、今回は参加トリオの簡単なプロフィールを紹介してみようと思います。先ずはこの4チームから。


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    グラン・アクマ、チャック・テイラー、イカルス、からなるルードス(ヒール)トリオ“F.I.A.T.”は、去年のキング・オブ・トリオス2009決勝で、クロウディオ・キャス タニョーリ、デイヴ・テイラー、ブライアン・ダニエルソンという最強チームを破り初優勝を果たしている。このチームの要であるチャック・テイラーは、PWGやEVOLVEでもじわじわと評価を高めているいま注目のレスラー。調子に乗らせると怖いトリオ。


    team2

    ファイヤー・アント、ソルジャー・アント、グリーン・アントからなるテクニコス(ベビー)のTHE COLONY”。見ての通りアリ三人組。テクニコスの中では絶大な人気を誇る。ヤラれてもヤラれても這い上がるアリ魂には心打たれるものがある。謎の軍団BDK(Bruderschaft des Kreuzes)の勢いを、どこまで食い止めることが出来るのか。ずばり今年のキング・オブ・トリオスはアリ軍団の奮起がカギとなる。


    team3

    ハロウウィキッド、マイク・クワッケンブッシュ、フライトメアのテクニコストリオ “TEAM FRIGHTING”。大柄でいて器用なハロウウィキッドと、チカラプロの創設者であり愚乱・浪花 の大ファンでもあるマイク・クワッケンブッシュの安定感に加え、Wrestling Observer 2009 AwardsRookie of the Yearを 受賞した期待の新人フライトメアが入ることで、今大会屈指のチームバランスとなった。小柄ですばしっこく何が飛び出すか予想不可能なフライトメアの動きに注目。


    team4

    ヴィン・ジェラルド、スティグマ、コリン・デラニーからなる“THE UNSTABLE”は、掴みどころの無いダラダラファイトが特徴のルードス。こんな無気力なルードスがいてもいいじゃん的な振る舞いがファンのヒートを買っている。うだつの上がらない三人組にアントンなら「お前はそれでいいや」と言うはず。いや言わない。