9月19日 CHIKARA “Through Savage Progress Cuts the Jungle Line ” @ザ・ワーソー ニューヨーク州ブルックリン
場内にメインイベントのアナウンスが流れると、観客から一斉に「トヨタ!トヨタ!トヨタ!」の大チャントが発生。先ずクロウディオ・キャスタニョーリとサラ・デル・レイが入場。次にマイク・クワッケンブッシュ。そして最後に豊田真奈美が全女時代の曲『Mystic Eyes』で入場。観客は総立ち。
異常な雰囲気のなかゴングが鳴らされる。先発はマイクとクロウディオ。マイクから豊田へタッチするとまた「トヨタ!トヨタ!」チャント。日本で一度だけ対戦経験があるというサラ・デル・レイ。体格的には五分と五分。
顔面への鋭い蹴りが豊田にヒット。今度は豊田がインディアンデスロックからの鎌固めがガッチリときまる。
豊田がサラをキャメルクラッチで動けなくすると、鼻の穴に指を突っ込んで羞恥プレイ。クロウディオが堪らずカットに入る。
場外のクロウディオ&サラへ豊田がフライングボディプレス。
コーナーから豊田のミサイルキック。サラの喉元にヒット。
ヒール軍団BDKの2人は息のあったチームプレーが目立つ。技のキレと重さでは豊田に引けを取らないサラ。いつも以上に気迫がこもっている。
サラのパワーボムを食らった豊田はノックダウン状態。するとクロウディオが十八番のジャイアントスイング。回すたびに観客が「1! 2! 3! 4! ……」と数えはじめる。
ツーで返した豊田はお返しに十八番のローリングクレイドル!クロウディオの大きなカラダがぐるぐると回転する。カウントツーでサラがカットに入る。観客から「マナミ!マナミ!」チャント。
サラが急角度のパイルドライバーをきめる。クロウディオが再度ジャイアントスイング。回される豊田へサラのミサイルキック。
マイクがクロウディオにチカラスペシャルをきめる。
グロッキー状態のサラにムーンサルトプレス。
豊田がサラを担ぎ上げると、コーナーからマイクが掌底をヒットさせ、その勢いのままジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス。続けざまにジャパニーズ・オーシャン・クインビー・ボム。
そのままフォールにはいかず、チカラプロの象徴とも言える必殺技チカラスペシャルをきめる豊田。サラが堪らずタップ。
o 豊田真奈美 & マイク・クワッケンブッシュ (23:02 ~ チカラスペシャル) クロウディオ・キャスタニョーリ & サラ・デル・レイ x
試合終了後、「トヨタ!トヨタ!」そして「チカラ!チカラ!」の大チャントが発生。場内は歓声で地響きがするほどの盛り上がり。会場のキャパオーバーで入場規制がかかるほどの盛況ぶりだったチカラプロのニューヨーク初進出は、大成功に終わった。
今年のベストバウトに選出されてもおかしくないほどの素晴らしい試合だった。ニューヨーカーのクレイジーな声援とリアクション。そして23分があっという間に感じられたマッチオブジイヤー級の試合内容。こんなにパッピーエンドな大会は久しぶりだったように思う。ミックスドマッチにありがちなお笑い要素が殆ど無く、むしろほとんどの技がブルータルで男子顔負けの内容だったのが印象的だった。それとマイク・クワッケンブッシュの上手さが光っていた。そしてやはり今回は豊田真奈美に対するファンのリスペクトっぷりが想像を遥かに超えていた。まさにリビングレジェンドである。試合後のコメントで「試合がすごく楽しかった」と語っているように、豊田にとって今回のアメリカマット初進出ツアーは満足のいく内容だったに違いない。なにより豊田に対する会場全体を包みこむようなあの大声援が全てだったと思う。ともあれこのニューヨーク大会でチカラプロは新たなステップを踏み出した。次はどんな面白いことをやってくれるのか、いまから楽しみである。




















































